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「食べる」を「楽しく」。学生に教わった大切な言葉

こんにちは。アスリートフードマイスターのながたえりです。

昨年に引き続き、鳥取県立鳥取商業高校さんにお招きいただき、健康教育講演会の講師として登壇させていただきました。

全校生徒460名に向けて、基本的生活習慣を整えるために大切な「食」についてのお話をしてきました。


講演前に廊下で会った生徒に

「ねぇねぇ去年話したこと、覚えてるー?」

と聞いてみると、首を傾げる子もいましたが、

「朝タンですよね??」

と返してくれる子もいて、覚えてくれてる子がいた!と嬉しくなりました。

【朝タン】とは、「朝食にタンパク質を摂ろう!」を略したスローガンみたいなものです。

今年の2年生と3年生には去年お伝えした事を振り返ってもらいながら、また新入生は初めての内容になるので、みんなにとって有意義な時間になるよう、この日に向けて準備をしてきました。

普段、アスリート向けに講演することが多い私ですが、食習慣の大切さは誰にとっても同じこと。
短い時間の中ではありましたが、特に"朝ごはんの大切さ"を中心にお話ししました。 


今までもたくさんの講演をしてきましたし、慣れてはいるはずなのですが、やはりこれだけの人たちの前でお話しするのは緊張するものですね、、。コロナの影響で直接お話をする機会が減っていたこともあってか、なんとなくぎこちない感じもあったりして、上手にお伝えできたかどうか、帰り道ではちょっと不安にもなりました。

しかしその数日後、校長先生からご丁寧なお礼のお手紙と共に、生徒さんたちの感想文が同封された郵便が届きました。

その中には「とても良い勉強になった」「教わったことをこれから実践したい」「来てくださってありがとうございました」と、たくさんの嬉しい言葉が書かれていて、生徒さんたちがしっかりと私の伝えたかったことを理解してくれていたことを知ることができ、本当に嬉しかったです。

今日はいただいた感想文の中から、いくつかご紹介させてもらいますね。


こんなにたくさんの感想をいただいて感動しました。。

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--すべて勉強になりました。「あなたはあなたの食べたものでできている」という言葉がとても心に残りました。朝ごはんは毎日食べているけど、タンパク質を摂れていないと思ったので気をつけたいです。

--4ヶ月前の食べたご飯が今日の体を作っていることを知って驚きました。改めて食事の大切さを感じました。

--私は朝食をあまり食べないので、体に良いものをちょっとでも食べようと思いました。

--食べ物は体を成形するものなので、これからも栄養とかを考えて食べることを楽しみたいと思いました。

--取り組むだけじゃなくて、続けることを頑張ろうと思いました。素敵な講演をありがとうございました。

--数年前にも長田さんの講演を聞いたことがあり、その時から食に対して気にかけてきました。これからも続けていきたいです。

--朝ごはんを食べていても、タンパク質が摂れていないと授業に集中できなかったり、元気が出なかったりすることがわかりました。これからは朝ごはんの内容も意識していきたいです。

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まずは気づくこと。意識すること。そして少しずつ習慣化すること。それらがしっかりと伝わっていて本当に嬉しかった。どの言葉も本当に嬉しかったけど、その中にあったある言葉に私の心が動きました。

「食べることを楽しみたい」って。

本当に素敵な言葉です。。

どんなに理屈でわかっていても、やっぱり人間は感情の生き物。辛いことを
頑張るよりも楽しい方が絶対に続くんですよね。

私は食べることの大切さを伝えていますが、もっと大切なのはその後に実践し、それを続けていくこと。

そのためにも私のセミナーや講演活動ではいつも「楽しさ」や「手軽さ」を添えてお伝えしていきたい。

そういった私が最も大切にしていることを、逆に生徒さんたちから改めて教わった気持ちになりました。

本当にありがとうございました❤️

さて、季節は新緑の5月。これからどんどん気温が上がっていきます。
こまめな水分補給を心がけて、夏の体を今から作っていきましょう!




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