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【スマホゲー雑記】ミニ四駆超速グランプリ【スマ雑】

当記事は、私が遊んだスマホゲーの感想をただただ個人の主観で叩きつけるという理念のもとつづられたものである。
間違っても、そのゲームを肯定したり否定したりするものではない点をご留意いただき、日々のゲームライフの参考にしていただければと考えている。

どんなゲームか?

かつて愛したマシンと共に、再びのミニ四駆レーシングへ!!
お気に入りのボディ、コースに適したカスタマイズ。キミの手で最速のマシンを作り上げよう!!

公式サイト

2020/1/15正式サービス開始済

レース画面はミニ四駆(的な)アプリの中ではかなりリアル寄り。

お兄さんが盛り上がる実況してくれる。
ちなみに、このお兄さんプレイヤーが勝っているときはプレイヤーをヨイショしてくれるが、負けているときは敵をヨイショしたりしない。天使。

ガチ思想が垣間見えるカスタマイズ面

このゲームの最大の特徴は、尋常ではない広さと深さのあるカスタマイズ面である。また、ステージ挑戦に失敗した場合はスタミナが減少しないことから、負けて学んでカスタマイズというゲームループ思想が見て取れる。

1台のマシンが装備可能なパーツスロットの総数はなんと30箇所。とはいえ、RPGジャンルでは5人PTで各装備が6つなどはザラなので、見え方が違うだけともとれる。

ちなみに、パーツはレアリティ(★)の数だけ改造を行うことができる。改造とは、資材を消費してパーツのパラメータを任意に上げることができる機能で、当ゲームの中心となる能力アップ機能である。
なお、失敗の存在、出来栄えの違い、一度改造すると失敗時以外で変更できないなど、ミニ四駆らしい仕様が多くあるが長いため割愛する。

完成!!自分だけのマシン

当ゲームは、自分のマシンに対して独自性を追求することが推奨されるゲームだ。それは、同等のパラメータを持ちながらカラーリングの異なるパーツが多数あったり、パラメータに影響のない改造があることからもわかる。

ビークスパイダーっていいよね。

ゲームへの感想

まず初めに、DL後アプリ起動時に見ることになるPVに言及しておこう。
「めっちゃ懐かしいやんけ……」
ここで、ターゲットはかつてミニ四駆で遊んだことのある30代前後、およびそのご子息という狙いがわかる。ぶっちゃけ、田舎の郷愁を感じたくなったら超速グランプリのPVを見ればいいかなと思い始めている。

さて、ゲーム性に関する感想に入るが、良くも悪くも現実のミニ四駆に準拠しているという印象。その最たるものが、ステージ選択時に見られる「相手の強さ」を「プレイヤーの総合評価」が上回っていながら、大差で負けたりする部分だ。
これは、ミニ四駆はパラメータで一律評価することがそもそも困難で、コースとカスタマイズの相性に深い関係があるためだと考えられる。理屈としては、ステータス画面で自分のマシンを評価する数字は、「ストレート重視」「コーナリング重視」などの適性を度外視し、ただ数字の足し算と補正値で決めているためと見ている。

以下、負けるパターン。

相手の強さは2843

私の戦闘力は3652でs『はい負け~♡(幻聴)』

また、ここから生まれる問題として、「何が原因で負けたのかがわかりづらい」というものがある。これがRPGなどであれば視覚的に「ヒーラーが先に落ちた」などの原因特定が可能だが、「ミニ四駆はパーツがアラートを上げるわけではない」のでぱっと見わからない。一応アドバイスなどはもらえるが、「カスタマイズしたら遅くなる」が多々発生するためライト層のモチベーションアップに苦戦しそうな印象だ。

カスタマイズして遅くなる現象について説明しよう。
当ゲームには、以下のパーツカテゴリーがある。
・St:ストレート
・Co:コーナリング
・Kp:コースアウト抑制
・U :登攀力
・J :ジャンプ

そして、各ステージのコース概要にも、パーツカテゴリと同等のアイコンがあり適性を明示してくれている。
が、よくあるRPG論法では「適正属性で統一すれば相性ボーナス」で勝てるが、当ゲームに「そのような補正はない」のだ。これは、コースの適性アイコンが「あくまで含まれる要素を提示しているだけ」であり、パーツのアイコンが「向上するのに貢献できるかもしれないカテゴリーの暫定分類」という「表示が同じで中身が違う指標」であるからだ。

例えば、「コーナリング重視コース(Co表記)で負けた」場合、原因は多数存在する。
①コーナーで減速しすぎている
②ストレートに入った直後の加速が足りない
③そもそも「速さが足りない!!」

一方で、前項の原因に対するカスタマイズ画面でのパーツの分類は以下となる。
①Co
②St
③St

…………もうお気づきかと思うが、パーツ分類だけで統一してしまうと「コーナーの減速が極めて抑えられた常時低速マシン」が誕生しかねない、ということだ。ここ、離脱ポイントやで。

とはいえ、きちんと戦略を立ててカスタマイズしないと結果に反映されない点は、ゲームのシステム面として遊びの根は深く作られていると感じた。「ふざけんな!」とか文句を言いながらカスタマイズして攻略するのは、これはこれで悔しいけど面白かった。Mっ気があるならいけると思う。

ちなみに、この記事を書いている時点で私は全MAPを無課金攻略済みなので、無理があるゲームではないことだけは補足しておきたい。あくまで、「なぜ勝てないかの分析が極めてしづらいゲーム」といった印象だ。試走モードや分析機能はあるものの、「詰まっているコースの原因を直接教えてはくれない」ためほとんど機能していないと言っていい。

攻略情報

ここからは、雑に攻略情報を記載していくので、自ら回答を得たいという探求心旺盛な方は読まないことをお勧めする。もし攻略に詰まった際に、思い出していただければ御の字である。

パーツの強化優先度
こちらのゲームは、マシンを早くするための進化および改造に優先度が明確に存在する。それが以下のものである。

モーター>>>>>>>>>>>>>>その他すべて

すげー分かりやすい。そりゃ、早さを競い合うゲームなのでエンジンにあたるモーターが貧弱でいいわけがない。ガチャのレアリティを見るとわかるが「モーターは★4が存在しない」ことからも、強くなるために影響値が大きいという自覚が運営側にもあるのだと思われる。

ちなみにモーターの入手はガチャで★3まで、ゲーム内の通貨で気軽に買えるショップでは★2までが購入可能だ。★4以上は進化させる必要がある。

どのモーターを買えばよいか?

レブチューン>>>トルクチューン≒ハイパーミニ>>>ノーマル

現状レブチューン一択。

とりあえず最初にレブチューンモーターを買え

現状、モーター間のスピード格差が大きく、またガチガチにトルクが必要な専門コースなどは見当たらないため、とにかくトップスピードが速いレブチューンモーターさえあれば解決できる

ちなみに、どのパーツも進化させることで★を上げることはできるためリセマラそのものは消費リソースを抑える程度の役割である。一応、チュートリアル内のガチャは引き直しができるため、★3レブチューンモーターが個人的なねらい目だと考えている。もしくは、好みのボディでもよい。

各MAPのステージを★を埋めながら攻略することで進化素材はある程度入手可能だが、レブチューン専用進化素材だけは面倒な場所にある。そのため、汎用進化素材を使ってしまうのも手だ。

改造内容は「スピード極振り」で完了

以上の下準備の後、コースに合わせてフロントステーとリヤステー、ローラー種別とタイヤホイール周りの調整をすることで5MAPまでクリア可能となる。微妙に速度が足りない場合は、モーターのスピード改造のレベルアップをしよう。強化素材が足りなくなったら、通貨ショップで改造パーツの購入ができるぞ。

攻略思想としては「もともと速いマシンをいかにコースアウトさせないか」という軸で考えるのが、現存するステージをスムーズにクリアするカギだ。

総評

個人的には、良くも悪くも現実のミニ四駆をデジタルに落とし込みすぎてしまった印象。例えば、ステージの強さなんかはプレイヤー側の評価ときちんと比較できるようにしてあげるとか、モーターによるスピード影響値のバランス周りとか、もう少しスマホ向けにマイルドにしてしまってもよかったのではないだろうか、と感じる。

とはいえ、こだわりも多々見える点や、開催中のイベントは初心者でも比較的楽にクリアできることから、「難易度思想はあるけどプレイヤーに伝わりにくい構造」という課題が明確化されているため、今後のアップデートでより遊びやすくなる可能性はある。

だが、一言だけ言わせてくれ。

闇鍋ガチャはやめろぉぉぉぉぉぉ!!!!(絶叫)

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