ハイパーインフレによるジンバブエドルの廃止と復活
ジンバブエは南部アフリカにある内陸国です。首都はハラレで人口は1,500万人。暑いイメージのあるアフリカ諸国の中にあって、ジンバブエは標高の高い高原に位置しています。国土の大半はサバンナで構成されており、ザンビア川やリムポポ川などの主要河川があり、豊かな自然環境を誇ります。
温暖な気候で農業や興業が盛んでしたが、植民地時代を経て独立を前後した内戦があり、大きな経済成長は望めない中、2000年代に深刻はハイパーインフレを経験します。当然ですが、経済は大きく落ち込み近年に至るま