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「みたに」さんとnoteの続け方を考えるお話。|『Noterさん他伝録!』🐈🎤


【はじめに】


「読むのも楽しい」
「書くのも楽しい」

noteというプラットフォームにどっぷりとハマっております。
ネコぐらしと申します。

いろいろな刺激に満ち溢れるnoteのおかげで、飽き性な私でも継続して記事を投稿できています。
そんな中、自分の中でささやかな目標がたちました。

『ライター』になりたい。

私は作品やnoterさんの中に、唯一の個性を見出すことが大好き。

ただ見つけるだけじゃない。
作品のディープなところ、その人なりのこだわりポイント。
そこに自分なりの新視点なんかを加えて、新解釈を読者に届けたい。

ある意味、ひとつの翻訳作業といってもいいかも。
そうしてまた一つ、読んでいただいた方に新しい魅力を発見してもらえたら、それほど嬉しいことはありません。

こっそりと『マグニフィセントなnoter様』というマガジンを掲載しています。

月に1~2回、マガジンに追加した中の「noterさん」を取り上げて、別途ご紹介記事を書いたりする、ちょっとしたライターのマネ事です。

「みたにさん」は、その中でも私が真っ先に紹介したかった「推し」でした。


洗礼された長文思考とも表現できる、みたにさんの紡ぎ出すエッセイの引力に引き寄せられて、初回の『マグニフィセントなnoter』企画で取り上げさせていただきました。

それから話は思わぬところに進展します。

「みたにのことをインタビューして記事にしていただきたいのですが、いかがでしょうか。😊」

とある記事のコメント欄より!

なんとみたにさんから、インタビューのご提案を頂けましたッ!
私の「ライター」になりたいという夢を叶えてくださるというのです。

もう神様に見えました。海が割れました、モーゼの降臨です。
え、これ夢じゃないよね?ためしに頬をつねったら普通に痛い。ユメジャナカッタ!


そうして水面下で楽しくやり取りを進めさせていただき、本企画。

『Noterさん他伝録🐈️』

と題して、記事を公開する流れとなりました!🎉

みたにさんには、この場をお借りして最大級の感謝を申し上げますっ…!🐈

他伝録とは?
自伝の反対。他の人の目線から感じたその人の物語「他伝」を、記「録」したもの。

【コンセプト】悩めるnote初心者さんへ!

インタビュー形式について、みたにさんとお話を進める中で一つのコンセプトにたどり着きました。

こんなことで悩んでらっしゃる方が、note上には多いと思います。

● noteを始めてみたけれど、何を書いたらいいかわからない
● 文章って、どう書くのがいいんだろう
● ネタ切れになってきてしまった

せっかくなら「noterさん達のお役に立てるようなインタビュー記事を書こう!」というお話に。

みたにさんとネコぐらしの共通点といえば
「ある程度、継続できているnoter」
って点です。(ネコぐらしは3ヶ月の若輩だけど🐈)

不思議な引力を放つ「みたにさん」のエッセイを紹介しつつ、執筆時に意識している事や「実はね…」的な裏話を深掘りしていきます

■お話の中で触れていきたいポイント!
noteを楽しく続けるコツ
・文章を書く時に意識しているポイント
・ネタの探し方

これから私達のやり取りを読んでいただける方へ。
なにかしらのヒントをお届けできたら嬉しく思います!

①『noteを三ヶ月続けてみて。』

__🐈️🎤:ではまず簡単に自己紹介からお聞かせください。

みたに:今年のはじめあたりからnoteを書き始めました、みたにと申します!
日々頭の中にあることを空き時間にゆるゆると書いています。
他にも、生き方、働き方、恋愛についてひねくれアラサー女目線で感じたことを吐き出したりもしています。

__🐈️🎤:文章の形式についてはどんなものでしょうか?

みたに:エッセイと言うんですかね。
本当に特に何も決めずにふらっ〜と書いているので、ふらっ〜と読める感じになっております。
ひとりごとみたいなのが多いです。

__🐈️🎤:ありがとうございます!
実は今回、みたにさんからインタビューを打診して頂くという、不思議な状況になっています(笑)ご依頼頂いた時って、どういった思いがあったのでしょうか?

みたに:まずここで、こんなに意味の分からんご提案を快くお受けいただいたネコぐらしさんにお礼を申し上げます、ありがとうございます(深々)

__🐈️🎤:いえいえ、こちらこそ(深々)

経緯としては、仕事が立て込んでいてそれまでのように自由にゆったりと執筆する時間が確保できなくなってしまい、どうやったら、余裕がないこの期間でもnoteに触れていられるのか?を考えていたところ、ちょうどネコぐらしさんが私の記事を紹介してくださっていたんです

そして、その記事の中で「ライターをやってみたい」という趣旨をちらっとお見かけしたのです。

「あ!私がインタビューしてもらえば質問に答えるだけで双方ともに記事が出来上がるし、私がゼロから記事を執筆するよりも負担なくnoteに触れていられるじゃないか!」
とひらめいてしまったので、思い切ってお声掛けしました。

__🐈️🎤:わっ、ネコぐらしの夢まで考慮いただいたうえでのご決断、本当にありがとうございます!

みたに:いえいえ!「私をインタビューしてください!」なんて言い出す変なヤツいるんだなぁって感じですよね…。いたんですよここに(笑)
思い立ってから実際にお声掛けをするのに1週間ほどかかりました(笑)

__🐈️🎤:ホントにびっくりしました(笑)
本インタビューのテーマでもあるんですが「noteに触れ続ける」ってところに、やっぱり情熱を感じるなって思っていて。
noteに触れ続けて、何か身近なところの変化って起こりましたか?

みたに:忙しない日々のなかで、心の充足度が大きく変わりましたね。
書くためには一度立ち止まって自分を見つめる必要があるので、よく言う「ていねいに生きる」に近いものが生活の中で少し増えたような気がします。
頭を使うのでもちろん疲れるのですが、達成感の方が上回るので運動したあとのような良い疲労感なんですよね。
実際には一歩も動いてないし肩や腰が痛くなるようになりました(笑)

__🐈️🎤:わかります(笑)ネコぐらしも、過去も現在もごっちゃにしたような記事を書いた後は全身に疲労感を覚えます。
そういえば、みたにさんご自身の変化について触れていた記事がありましたね。


みたに:1ヶ月続いた記念に書いてみたやつですね。初心者あるあるな記事な気がします(笑)

__🐈️🎤:たしかに、あるあるですね(笑)
 一応、noteを本格的に始めたのは今年の1月からということですが、決意されたキッカケはありましたか?

みたに:松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』を読んで、私が書きたいのってエッセイかも!と気づいたことがきっかけです。

それからは誰かに読んでもらおうと、ちゃんと形のある文章を書くよう心がけています。
昨年までは頭空っぽでテキトーな投稿はしていたのですが、ただの愚痴日記というか吐き出しメモというか、
読み返すとあまりに内容が乱雑すぎたし、無機質な文章だったんですよね。


__🐈️🎤:なるほど。ご自身の「書いた文章」と「書きたい文章」のギャップが気になったんですね。
引用した記事の中でも、過去記事を書き直しまくるってこころみをされてて、痛いほど共感してました(笑)

みたに:自分の過去記事を読むと、本当に目を覆いたくなりますよね…。
気持ち的に修羅の道ですが、文章を書き続けたい人であれば一度は通らねばならない道…いや、何度も通る道なのかな(笑)避けては通れない気がします。


②『投稿ネタの見つけ方』

__🐈️🎤:おそらくnoterさん共通の悩みだと思うんですが、ネタ出しってどうされていますか?

みたに:私にはネタが生まれる道筋が2つあるみたいです。

1つめは、昔から漠然と疑問に思い続けてきたことやモヤモヤから生まれます。
私の場合、幸せや喜びと違ってこういうものはどこにも行き場がなくて、頭の中をずっと旋回し続けてるからネタになりやすいんですよね。

例えば、私はHSPだから学校も会社も飲み会も全部大嫌いだったので、そのときの気持ちを思い出しながら具体的なエピソードとか感情を書いていくと、気づけば長ったらしい文章が出来上がっています。

ネガティブなことでなくても、私って小さい頃から周りと違って〇〇が好きなんだけど、たぶん〇〇だからかなぁという素朴な気づきに着目してみたりですね。

__🐈️🎤:「なんでキライなんだろう?」や「なんで好きなんだろう?」って疑問を「まぁいっか」とせずに文章に起こしていくのが、みたにさんのネタ出しの根っこになってるんですね。

みたに:そうですね。
2つめは、日々の中で何か出来事が起こって、そこから感じたことや学びを整理しようとすると、それがそのままネタになっています。
例えば、友達とおしゃべりしている時「〇〇って言われたな。そうか、私って〇〇な考え方持ってるんだ」と自分の一面に気づけた時とか。

「この気づきもう少し広げられそう!」とか「あれとこれってなんか似てるよな…」と気づいたら、忘れないようにスマホにメモしています。

__🐈️🎤:わっ、素敵な習慣です。
私も「あれ?あの時の〇〇ってどういう意味だったんだろう?」とメモを残すことが増えました。
ネコぐらしの個人的な感覚かもしれないんですが、メモをとっていくと「え、そこなの?!」みたいな話題同士でくっつくことありませんか?(笑)

みたに:めっっっちゃわかります!!
メモとると気づけますよね。
記事を書いてる途中で、ふと繋がったりとかもします。
モノ書きあるあるなんでしょうかね?

__🐈️🎤:ここでひとつ、ネコぐらしが思わず私か??って思うくらい共感した記事をあげますね。

__🐈️🎤:私もまったくその通りなんですけど、記事内で触れていた「誰かと同じ空間にいる」って点が、みたにさんにとって相当なストレスなんだなって。
そんな状況でも、やっぱりネタにしようって考えちゃいますか? 

みたに:毎日同じ時間、同じ場所、同じ人って地獄です…。
ストレスの渦中にいるときはアイデアとしてひらめいたりはしないですね。
そのあと何日も、下手したら何年も自分の中でドロドロし続けるんですが、ふとある日すっきりしたくて書きだしてみると、そういえばあれもこれもネタになるなって。
知らないうちに熟成されて、気づけば良い味が出せるみたいな感じです(笑)

__🐈️🎤:熟成!コトコト煮込んだからこその味でしたか!
ネコぐらし、大好物の記事でございましたっ。

みたに:そうやって誰かにおいしく召し上がっていただけるなら、
大変だったことでも経験してよかったなと…!
自分の中でひっかかりを感じたことがネタに繋がっていると思います。

__🐈️🎤:みたにさんの記事を読んでいて思いましたが、noteは「できること」と同じくらい「できない」ことも共感してもらえるな~ってつくづく思います。

みたに:そうですよね!
noteって他のSNSと違ってキラキラしていないことこそが輝きを放つ場所だって思っています!
矛盾してるように見えるけど、個人的にはそこがnoteの大好きなところです。
私だけじゃないんだって心が軽くなったり、そういう捉え方もあるんだなって視野が広がったりと、
情報として受け取って終わりじゃなく、頭の中にあるものを輸入、輸出し合えるのは素晴らしいですよね。

__🐈️🎤:本当にその通り!他のSNSではあんまりみられない。

__🐈️🎤:今後、分析しながら書こう、みたいな考えってありますか?
あ、事前にニーズ調査してから執筆に取り掛かるみたいな意味ですね。

みたに:あ~全然ないですね。
とにかく自分の書きたいことだけを自由に書いております(笑)
でも自分がレベルアップできたら、そういった「書く」にもチャレンジしていきたいですね。

__🐈️🎤:自由といえば「大黒柱とヒモ彼」というインパクトたっぷりな記事をネコぐらし見つけちゃいまして…!

みたに:あ~これこそ、ネガティブパワーのおかげで生まれた記事です。(笑)
過去の自分を今の自分が代弁してあげるような気持ちで書きました。

文章にした時点では既にモヤモヤは晴れていて、かつ読む人がいると想定してるので明るく書いていますが、当時の自分ときたらモヤモヤドロドロの渦中でした(笑)

__🐈️🎤:ネガティブパワーおそるべしですね(笑)
いや、でもこれすっごい好きで、みたにさんのエッセイの中でも自由律だなって。
言いたいことバシバシ伝わってくるしめっちゃ共感するし、モヤモヤドロドロなのに読んでて爽快で…。
あ、ごめんなさい完全に推しに対する態度になっています今。(笑)

みたにさん:嬉しいです!!!
この記事は脱線する余地もないほどに書きたいことがハッキリしていたので、爽快に感じていただけたのだと思います。
書いてて自分のモヤモヤが晴れて本当にスッキリしたんですよね。

__🐈️🎤:ネガティブ系、私もたまに書くんですが結構トゲトゲしくなってしまって。アウトプットする時に意識していることはありますか?

みたに:負の感情については、そのまま文字にしてぶつけるのもリアリティや人間味があっていいなと思っているので、敢えて気をつかわずに書きなぐっちゃいます。

一方で、当時に比べて落ち着いた現在の気持ちも併せて書いたり、ネガティブな気持ちをメラメラした野望に変え、ポジティブに持っていったりすることで、読者にプラスな気持ちを与えられたらと思っていますね。
すると文章全体に時間の流れが発生するので、読み応えも生まれてくれる気がします。

__🐈️🎤:一度、読み手目線に立つってプロセスを取り入れたんですね。

みたに:そうですね。
でもこのプロセスを取り入れた記事も、そうでない自分の気持ち直球!な記事もそれぞれの良さがあると思っています。

__🐈️🎤:やっぱり書く前にある程度の構成は練ったりしますか?

みたに:練ります!
頭の中でだけ練ったり、それだと漏れがありそうなときは紙に書き出します。
noteを始めたての頃は何も考えず構成も練らずに書いていたら、結局何が言いたいんだっけ、、?となっていました。
頭の中を整理してスッキリしたいから書いているのに、ごちゃごちゃなまま…。

__🐈️🎤:(身に覚えがありすぎて悶えるネコぐらし)わかります…。

みたに:そこで「そもそも書きたかったこと」をゴールにするぞ!ということをたまに思い出すように意識してます。
とりあえずばーっと書いていき、ひと通り完成したら首尾一貫しているかをチェックします。
もしくは、いくつかの言いたいことの大きな骨格を決めてから、それぞれ肉付けしていきますね。

__🐈️🎤:あーなるほど!書く「訓練」になるのがnoteの面白いところですね。

みたに:まさに!自分の中で上達していくのが感じられるから、いつの間にかnote沼にハマっていくのかも…。
何歳からでも成長できることは「書く」の素晴らしいところですよね。

__🐈️🎤:私もnote始めたての頃、書きたいことはあるんだけれど、どうやって書けばいいかわからなくて、奇妙な文章を量産してました(笑)
書くことに慣れていない場合って、何から始めるのがいいのでしょうかね?

みたに:真似することですかね!
好きなクリエイターさんの記事を読みまくることで、自分が書くものもその人「寄り」になっていく気がします。
例えると、ずっと方言を聞いてたらつい自分も言っちゃう、みたいな感覚です。
自然とそこに自分の個性も折り混ざって、いつしか自分の型ができあがっていくのではないかと。

__🐈️🎤:無意識にですが、私も書いてるうちに好きな文体へ寄っちゃう気がしますね。

みたに:スポーツでも何でも、真似から始めようって言いますし!
私も未だに迷子になるし、こういうのは時間がかかって当たり前だと思うので焦らないことが大事ですよね。


__🐈️🎤:「いつかビッグになるからさ!」では文末に続報?続編?を匂わせる気配を感じたのですが、もしかしてその後のエピソードはあったり?

みたに:大黒柱については書きたいことがありすぎて、なかなか始められないんですよね(笑)
いずれはマガジンにまとめられたらな〜と思っております、現在あたため中です。
こうやって自分の好きなタイミングで創作をストップしたり再開してみたりできるところもnoteの良いところですよね!

__🐈️🎤:そうですよね!続編、ゆっくりとお待ちしておりますっ。
大黒柱エピソード、取り巻く環境もぜんぶ面白くてつい読んじゃうんです(笑)

みたに:ありがとうございます!
大黒柱として生きていく判断は正解なのだろうかと、グラグラしたまま決断しちゃった当時を振り返りながら書いているんですよね。

結果、今は大黒柱として楽しく生活できてはいますが、あの時のモヤモヤが不定形なまま誰にも相談できず、自分の中でも言葉にできなかったから彼にさえ言えなかったもどかしさはずっと残っていて、この気持ちは成仏させてあげなきゃと思ったんです。

__🐈️🎤:成仏!なるほど。私も似たようなニュアンスでモヤモヤをアウトプットすることありますね…。成仏、わっ、いいなぁ。ちょっと真似させてもらいたいです。

みたに:あ、ちなみに霊感とかは全くのゼロなんですけどね(笑)
すぐにできた記事ではなく時間がかかってできたものですので、熟成の良い例です。
ちなみにサムネイル画像は、礼服を準備していたとき、気づいたら愛犬が服の上で普通にくつろいでいた時の写真です。

__🐈️🎤:かわいい!!でも、毛ッ、毛がぁ…(笑)
人一倍ブラッシングに手間かけるの、ペット暮らしあるあるですよね。ネコぐらしも、ありとあらゆるスーツからよく毛が発掘されます。

みたに:コロコロ必須ですよね(笑)
今は思いつかないけれど、いつかペットについてのエッセイとかも書いてみるのも面白そうだなぁなんて。


③『これからnoteを始める方へ』

__🐈️🎤:たまに考えちゃうんですが、「note初心者」ってタグがありますよね。あれってどこまでが初心者なのかなぁと。私達は中級者くらいなのかな~と漠然と思っていたり。 

みたに:たしかに!言われてみれば何だろう…。
「何を書いたらいいんだろう?」とか「書くの楽しい!」が初心者
「書かないとなんかさびしい。物足りない…」となったら中級者な気がします。
上級者は、未知の世界なのでわかりません…。

__🐈️🎤:お~納得です。最近は私も書いてないと落ち着かなくなってきました。

みたに:とは言え、noteに上手いとか下手とかはないと思っていて。
お金をもらえるプロでなくても、楽しく踊っている人は皆ダンサーだと聞いたことがあります。
なので仕事にはならなくても、私は自分のことをエッセイストだと思うようにしてるんですよね(笑)
ちょっとでも楽しいと思えることはそのくらいの図太さを持っていいと勝手に思っています。

__🐈️🎤:エッセイスト!気になっていたんですが、作家とは違うものって認識なのでしょうか?

みたに:作家という括りの中にエッセイストや小説家がいる、みたいな位置付けらしいです。
ライターは、作家という括りに入らない別のところにいるみたいですね。

ちなみに、佐藤友美さんの『書く仕事がしたい。』でこういったことが書かれていました!
ライターの働き方についてとても易しく書かれている本で、文章を書くことが好きな方にはオススメです。


__🐈️🎤:わ、早速読んでみますね!
ついでにもう一個、ネコぐらし最近モヤモヤと考えてることがありまして…なんか人生相談みたいな切り口ですみません…(笑)

みたに:なんだろう!どうぞどうぞ(笑)

__🐈️🎤:「知ること」と「わかること」って全然違うことなんじゃないかなぁと。
最近友人とかと話していても、知ったそばから次の話題に移っちゃう、みたいなことが多くて。noteみたいに深堀りできないんですよね。結局わからないままになってしまう。

みたに:ああ~わかります〜!
4人以上とか、大人数になればなるほど自分の深掘りたいことがあっても自然に流れてしまうというか、深掘るタイミングを見失ってしまいがちです。
次々に新たな話題を「知る」だけでなく、実りのあるもはや「哲学」みたいな(笑)会話をしたいときってありますよね。

__🐈️🎤:そうなんです!文章を書き始めてから、ちょっと哲学的な思考になってる自分がいます(笑)
文章を書いてなかったらこれには気づけなかったな〜ってことはありますか?

みたに:書いてるうちに新たな考えが生まれることですかね?
新しい自分に出会えることに似ている気がします。
自分って普段こんなこと考えてるんだな〜とかこういう表現できるなんてすごいじゃん!とか。
書くことで自然と自分と向き合えるんだなって、書くようになって初めて気づきました。

__🐈️🎤:新しい自分に出会える!
とても共感します。それこそ3ヶ月前とは別人か?ってくらい。

みたに:ほんとです!書くことで大人になってからも成長できるんだなぁって思います。

__🐈️🎤:あ、メモアプリじゃなくて「本物の紙」に書くほうが、思考と感覚を一致させやすいって意見もよく耳にするんですが、みたにさんはどうでしょうか?

みたに:脳内整理やモヤモヤ解消のためにたまに紙に書くことがあります。
それが意図せずnoteを書くときのヒントになってくれたりもします。

紙への手書きには、キーボード打ち込みでは得られない気持ちよさがある気がして。文字の大きさ、密度、乱雑さ、筆圧、ページ数だったり、頭の中がそのまんま反映されて排出できる感じが爽快なんですよね。
だから、紙に書いたものがネタ帳や下書きになって、noteが清書になることもあります。

朝起きて、何でもいいからノートに書きまくる「モーニングページ」もおすすめです。

__🐈️🎤:わっ、気になります!後で調べてみますね。
⇩※早速、調べてみました⇩


__🐈️🎤: もっとnote早く始めとけば~~!みたいな気持ちはあったりしますか?

みたに:ないですね、始めるべき時に始めたな〜と。
特に大きなキッカケがあったわけでもないのですが、特に根拠もなくベストタイミングだったと思っています(笑)

歳を取れば取るほど深みのある人間になれるらしいので、「文は人なり」を考えると早ければいいものでもないですもんね。
かと言って今しかできない表現とかもあるだろうし、遅すぎてもなぁなんて。始めるタイミングもまた個性だと思います。

__🐈️🎤:そうですね~、たまに10年早ければなぁとか考えるんですが、おそらくその時の私では何も書けないな、と。
それこそ熟成期間が足りてないお肉を提供しちゃうような、そんなネタの使い方をしていたかもしれません。

みたに:ですです!
同じ出来事でも、10年前の自分が書いたものと今の自分が書いたものでは全然違ったものになりそうですよね。
今の自分が書いたもののほうが味わい深いものになってるんだって思いたいです…!

__🐈️🎤:note初心者さんに向けて、アドバイスや伝えたいメッセージがあればお聞かせください!

みたに:誰にも見られていない自分だけの世界!ってスタンスで書くととても気持ちが良いのでオススメです

何を書けばいいかわからないという方は、他の人の記事見て回ると「自分はこう思うなぁ」と書きたいことが生まれるし、noteの投稿企画に参加してみることで書くネタが決めやすいですよね。

今書いている記事が来週、来月に書く味のある記事の素になると思います。
個性は勝手に出てくるし、書いているうちにこだわりも自然と生まれてきます。

「好きだから書くのではなく、書くから好きになれる」らしいですよ。

__🐈️🎤:わっ、 私もその精神でいきたいですね!
こんな方にこそnoteを始めてほしいなってメッセージはありますか?

みたに:言葉を口に出すのが苦手な方こそ開花できる場だと思っています。
考えれば考えるほど、口に出すまでの道のりが長ければ長いほどいろんな言葉が生まれて、豊かな文章が書けるんじゃないかなと思います。
また、ひねくれてたり、偏屈っぽい人、あとは映えとかが苦手な人ですかね!って、全部自分のことです(笑)

__🐈️🎤:こちらも「ネコぐらしのことか?!」ってドキリとしてました(笑)

みたに:noterあるあるなんでしょうかね?(笑)
はじめは羽を伸ばすつもりで誰の目も気にせずただの日記みたいな感じから書いていくといいと思います。
だんだんと自分の書きたいことやスタイルが見つかっていくはずです。

__🐈️🎤:自分のために書く!まさにエッセイストの本懐ですね。

みたに:映え・タイパ重視のSNSに逆らって、じっくりと超マイペースに書くことで自分だけの世界をつくっちゃいましょう


__🐈️🎤:うんうん、私もそんな世界にたくさん触れたいと思っています!
みたにさん、本日はありがとうございました。
今後とも応援しております!

みたに:初めてのインタビュー、とっても楽しかったです!
こちらこそ本当にありがとうございました。
これからもnote活動を楽しんでいきましょ〜!



後書き

今回はみたにさんにインタビューをする、といった内容をお届けしました。

しかし、私がすすんで聞き出せたことはほんの一部。
むしろこの1ヶ月間、みたにさんに「書くこと」について授業をしていただいたような気持ちで、今この後書きをしたためています。

みたにさんにオススメ頂いた「エッセイストとして生きる」も「書く仕事がしたい」も、教えて頂いたその日のうちに買って読み込みました。

みたにさんの核になっている部分や、今自分がライターとして何を大事にするべきか。そういったエッセンスがたくさん詰め込まれていて、みたにさんへの理解に加えて、わたし自身にも大きな学びをもたらしてくれました。

それこそ、この取材の日々が始まる前なんて「エッセイ」と「小説」って何が違うの?ってレベルからスタートしてます。

やり取りを続けるうちに「こんな考えがあるよ」「こういう風に考えてるよ」ってお話をたくさんいただけて、私一人では絶対に起こらなかった視野の広がりを感じさせていただいたんです。

実際、不思議な関係でした。

友達というには少しばかり遠くて、ビジネスというほどは固くない。
ちょうどその中間みたいな距離感でした。
それこそ言葉にするなら「note仲間」なのかな?

でも、やり取りする中で共通の趣味が見つかったり、noteの感想をダイレクトにメールで頂けたりと、もうすっかりメル友(←死語)のような関係性になっていた気がします。
公開に近づくほどメールの頻度があがり、今日に至ってはLINEばりの密度になっていました(笑)

人を取材するって体験は、ほとんど初めて。
事前にみたにさんのnoteを読み込んで、しっかりと準備をしたつもりでした。
しかし、やり取りが進めば進むほど、もっと深く望んでいることやしたいこと、聞きたいことや気になることはどんどん増えていくんです。止まらないんです。

そうして聞いて、都度リアクションを頂く。
するとドンドンとお相手の魅力に惹かれていくんですよね。

素敵な部分や温かい部分、こだわりだったり尊敬しているもの、それからちょっとこじらせてる部分であったり(笑)
でも、そんなこじらせから一つエピソードが引き出せたりする瞬間がとても嬉しいのです。

きっとnoteにも載らないような、キラキラと輝いた魅力を拾い上げてお伝えするのが、ライターとしての務めなんだろうなって。

そんな本質を肌で感じることができました。
間違いなく、わたしのライター人生を切り開いてくれたのは、みたにさんのご協力があってこそです。
あらためて、最大級の感謝を贈ります!

わたしの「恩人」でもあり、
「書く思考」の先生でもあり、
「推し」でもある、みたにさん。

インタビュー前よりもさらに推し続けられるnoteのエッセイストとして、今後の活動から目が離せません👀
ぜひとも記事をご覧のみなさまも、みたにさんの世界観に触れて世界を広げるキッカケにしてみてくださいな~~!


インタビュイー / みたに
インタビュアー・構成 / ネコぐらしの勉強ぐらし


🐈️本インタビューについて、みたにさん目線でも公開しています!🐈️

ぜひこちらも訪ねてみてください!

📒みたにさんのサイトマップです!ぜひぜひ!📒

🐈ネコぐらしのサイトマップも良かったら!🐈



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