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ポートレート撮影風景

みなさん、こんにちは。
Laskey@Photographerです。
ん〜。疲れが溜まってと言うか、ここ
のところ不眠症に悩まされています。
で、今日はお休みにしました。
自分、いつでもどこでも寝れるのが
特技で、実はただのグータラだと思っ
ていたんですけどね。

連休は何処も人で一杯でしたが、
ちょこちょこ撮れました。
で、今日は連休中も実際撮影した、誰
でも出来るオフストロボの様子をお伝
えします。

サイド光ですが、モデルさんの
位置を調整して逆光ぽくしてます
ストロボを補助光に入れて正面を
明るく
出来るだけ近い斜め上から

自分が良く使う光の状況は逆光や
斜光、半逆光です。
顔は影となりますが、髪や輪郭が
綺麗に表現しやすいと思います。

何人か居れば、影になった部分は
レフ板を使って影を起こすもヨシ
ですが、自分は当てたい部分と言うか
残す影をもっと限定したいので、野外
のように使える物が限定されるシーン
ではストロボとリフレクターや、ソフ
トボックスを使う方が便利。

そんな補助光を使うのに必要なモノは

ストロボ
トリガー
ストロボスタンド
必要に応じてリフレクターやソフトボ
ックス

です。

トリガーは、コマンダーとかも言い
ますが、要はリモコンで、カメラの
ホットシューに取り付けて、電波を
飛ばし、離れた場所にあるワイヤレス
対応のストロボの発光や発光量をコン
トロールします。
また、ストロボスタンドですが、風
が吹くとヨットの帆よろしく、アッチ
を向いたり、倒れたりしますので、
脚がしっかりしていて、段の部分が
しっかり締まるネジなどになっている
物がオススメ。スタンド下部にはカメ
ラバックや石などの重しを付けるのも
お忘れ無く。


構図的に画角に入らないギリギリの
ところに配置します。
稀に仕方なく、構図に入れてフォト
ショで消す事もあります。
これは、光源は被写体に近い方が
柔らかい光になる。のと、小型ストロ
ボのパワーはGN60程度ですから、光量
をコントロールし易くするのと、更に
当てる部分を明確にして印影を残す
ためです。
更に、光が当たってる方をブロード、
影になってる方から撮るのをショート
と言いますが、これもイメージ次第。
ライティングを作ったら、パターンと
してこの2方向から撮っておくと、新し
い発見があったりします。
この時、気をつけるのは動くのはカメラ
マンだけ、あとの条件を変えてしまうと
上手く行っても、何で上手くいったのか
?が分からなくなって、それでは自分の
ノウハウになりません。

影が残ってる部分を明るくコントロール
する方が、即席的には印影を作り易い
です。

木陰に入って絵作りしてみるのも
雰囲気が変わって良いです。
木立の余計な影が顔や身体にかからな
いところを選ぶと、尚良いかな。

補助光が効いて無いと、こんな明るさ
で、しかもモデルさんの右の頬に余計
な光が漏れています。
これはほんの少し顔や身体の向きを
修正して貰うと解決しますが、意外に
現場では見落とし易く、後の修正も
大変なので、出来れば元画をきちんと
しておきたいところ。

今回の仕上げはちょっと広い画角で、
モデルさん特有のサラ艶髪を生かした
カットを撮ることにしました。

画角は広いけど、背景を圧縮して
比較的背景は見えてるけど、広角で
撮る被写界深度とは見え方を異にしたい。
135mmでは背景が近過ぎだし、
85mm だと足りない。と言うことで
105mm の出番となりました。
レンズの特性を知って作画すると
ハマった写真になり易いと思います。
コレ、モデルさんとの距離。背景との
距離がまたポイントでして、長年の
経験から、このあたりがベスポジ。と
言うのが出て来るんですが、ズームレン
ズで場当たり的に撮ってると、この
感覚はいつまで経っても身につかない
んですね。
このあたりも撮影の面白さだと思い
ます。

今週末はまた撮影講座なんですけど
野外で撮りやすい季節だから、スタジ
オではあるけど、そんな使えるノウハウ
の話しと実践をやりたいと思っていま
す。

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