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50代無職、「ご縁を感じた」にその気になってみたのだが・・。

2024年5月18日。
いやあ全く、人生とは思うように進まないものだ。
思い通りに進んでいる人もいるのかもしれないが、私の場合は予想のつかない展開に一喜一憂の日々である。(心乱れているあたり、まだまだ修行が足りんな)


スカウトされた通勤に1時間40分かかる企業、ZOOMは楽しく話が弾み、こんなことでもないと行かない場所&会う事のない人達、いっちょ行ってみるかと軽い感じで電車を乗り継いで訪れた。
若い社長&責任者の方とお会いしたが、やっぱり話が弾んで4時間もいた。
いろいろ話すうちに経営企画的な業務を私に託したいと言うことになり、経歴を見た時から「ビビビ」ときた、リモートワーク禁止だけどétoileさんは特別に週に1回きてくれればいい、給与も希望額を出せるように検討したい、勤務は来週から始めてもらってもいい、今日からやり取りを始めたいからSlackを共有しましょう、フガフガフガ!!・・と鼻息荒く、マイケルジャクソンも驚く脅威の前のめり感。
いや、前のめりすぎてうつ伏せになってる感じ。

私の方は「ちょ待てよ」とキムタクばりに「一旦書面で内容を確認したい」と冷静にお伝えして帰宅した。
その後も長文の連絡があり、「étoileさんと一緒に働きたい!こんな風に思ったのはあなたが初めてだ。是非とも検討して欲しい!」とのこと。
 なに、この愛の告白。その気になりそうじゃないの。
「役員などと雇用条件をまとめて、週明けに連絡する」とのことだったので、お付き合いをするか・・いや、勤務するか週末真剣に考えたのだった。

HPや商品カタログを見るとだいぶ改善の余地があり、逆に言えばやりがいは非常にありそうだ。社長の考え方も私とマッチする点が多く、ネックになるのは「遠い」というところだけど、本社はそのままでオフィスを都内に構えてもいいなどと言っていたし・・・よし!ここで決めなくてどうする!!
ここまで熱望されるなんて幸せじゃないか!
時間を追うごとにその気になって、もらった商品カタログを見ながら月曜日を待っていた。


月曜に届いた連絡は、「今回は採用を見送ることにしました。ご要望にお応えできず申し訳ありません」とな・・・・。

・・・・・頭上をカラスが一羽、カーカーと横切っていった・・・・。

本日は昼食抜きだったこともあり、がっつりアペロを楽しむことにした。
そら豆のグリル焼き、トマトのファルシー、
フライドポテトにはコンソメとパプリカとパセリを。
シャウエッセンに餃子の皮を巻いて焼いたもの。
アペロールはプロセッコで割って飲むのが一般的みたいだけど、
KAGOME野菜生活のはるみ&アップルマンゴーの
スムージーで割って飲むのにハマっている。

私がどれだけキョトン顔だったか、このアペロの写真の代わりにアップで載せたいくらい。
一目惚れです、話したらもっと好きになりました、君以外考えられない、付き合ってほしい!!頼む!!・・の数日後に、なぜかこっちが「ごめん。君とは付き合えない」と断られる展開。
面白すぎるだろ。

狐に摘まれたっていう表現は、こういう時に使うのだな。
「どうぞ」と出された馬糞でできたおはぎを「うまい、うまい」と笑顔で食べた自分が可哀想だ。


サポートしても良くってよ。