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「◯◯フリー」に流されてない?🫣

こんにちは🫧
ラプラス池袋本店のnatsumiです🦩🫧

早速ですが、今回のテーマは「◯◯フリー」
そしてスキンケア化粧品などの成分でよく見かけるアレのお話です。


化粧品に「◯◯フリー」という表記があると、その◯◯が身体に悪いんじゃないかという印象を受けがちですよね🫣

数ある「◯◯フリー」から今回は
「防腐剤フリー」についてお話してみようかと思います🌿


最近は、スキンケア化粧品の広告などで防腐剤フリーという表示をよく見かけるようになりました。
今回の記事は『なんとなく「防腐剤フリー」を選んじゃう』って人や、『防腐剤てなんぞ?』って人にぜひ読んでもらいたいです🙃


それではまずはこちらからっ✨⬇️⬇️


●防腐剤の必要性●

化粧品など直接肌に触れる製品は、製品時や開封後に空気中や私たちの手から菌や微生物が混入して雑菌が繁殖する可能性があります。🦠
なので、菌が繁殖したり腐敗、発酵してしまうなどの品質劣化による肌トラブルを防ぐためにも防腐剤は必要です。

今この記事を読んでいるあなた、
スキンケア化粧品を使う前に毎回きちんと手を洗っていますか?
一度開封した日焼け止めを次のシーズンにも使っていませんか?
いまお使いの化粧水や美容液、ファンデーションなどの使用期限がどのくらいか知っていますか??

手を洗わずに使ったり、開封後の化粧品を次のシーズンも使う行為は、化粧品の中の微生物を増やし腐らせる原因となります🥶

腐った化粧品を肌に使う…とっても怖いですね🫣

防腐剤はその危険性を少しでも減らすために配合されているんです。


◇パラベン◇

言葉馴染みのない方もいるかもしれませんが、美容に興味ある方なら誰しもが知っている防腐剤の代表格「パラベン」
しかし最近では、「パラベンフリー」の人気が高まっています。

最初にも言いましたが、「◯◯◯フリー」と書いてあるだけでなんとなく肌に良さそうと思って、パラベンがなんなのかよくわからないって方もいると思うので(私もそのひとりでした)ここからはパラベンを中心に「防腐剤フリー」について掘り下げていきたいと思います💡


・パラベンとは

パラベンは「パラヒドロキシ安息香酸エステル」のことで、カビや微生物の汚染を防ぐ効果があるため、防腐剤として化粧品、食品、医薬品に多く使用されているものです。
一般的には、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンが主に使用されています。

パラベンは昔から化粧品の品質を保つために使用されてきました。
日本では「化粧品基準」によって使用量の上限が1%と定められていますが、ほとんどの化粧品でパラベンは、0.1%〜0.5%という低容量で使用されています。
パラベンは他の防腐剤と比較して、少ない含有量でも優れた効果を発揮するとともに、急性毒性や皮膚刺激性などがほとんど認められないことで古くから使用されてきました。


・パラベンフリーが増えている理由

パラベンをスキンケアに使用することで、アレルギーが出る可能性が少なからずあります。
パラベンは人体への毒性が非常に低い成分ですが、使用する人の体質によってはごく稀に赤みや痒みといったアレルギー反応を引き起こすこともあります。

ですので、安全性を100%保証できないという観点から、含有量を減らす、またはパラベンフリーにするという動きも増えてきているのです。


・パラベンに代わる防腐剤

防腐剤の種類としては、パラベンの他にもフェノキシエタノールやサリチル酸塩類、イソプロピルメチルフェノール、メチルイソチアゾリノンなどがあります。

「パラベンフリー」の製品には、パラベンを使用しない代わりにこのような他の防腐剤が使用されていることも多いです。


◇防腐剤フリー◇

時代は「パラベンフリー」「防腐剤フリー」ブーム。
しかし最初にお伝えしたとおり、防腐剤は化粧品にはとても必要な成分です。

「防腐剤フリー」の商品は、どうやって品質を維持しているのか。
答えは簡単です。
それは、、、「防腐剤」を使っているから!

は?????

と思った方🙋‍♀️
私も防腐剤フリーについて調べているときに同じことを思いました。

防腐剤フリーの商品に防腐剤を入れてるとか詐欺じゃん!!


・防腐剤に認定されていない成分

「防腐剤フリー」や「防腐剤不使用」と言われる化粧品は、防腐剤として認定されている化学添加物が入っていないことを示すものを言います。

なので天然の防腐剤や、保湿 / 抗菌作用のある抗菌剤を、防腐剤としてではなく保湿剤として配合してしまえば、「防腐剤フリー」「防腐剤未使用」の化粧品として販売できます。

天然の防腐剤には、ローズマリーエキスやオレンジオイル、ラディッシュエクストラトラクトなどがあります🌿

保湿効果のある抗菌剤には、化粧品の主成分として使われる多価アルコール類やBG、ペチレングリコールなどがあります。

それらを「保湿成分」として防腐剤の代わりに配合する。
例え防腐効果のある成分でも、製造販売会社が「保湿成分」とすれば、「防腐剤フリー」製品となるのです🧴

・防腐剤フリーの落とし穴

パラベンなどの防腐剤を使っていない化粧品には、それに代わる成分が入っていることが多いというのはお分かりいただけたと思いますが、パラベンの特徴も覚えていますか?
パラベンの特徴は
「他の防腐剤と比較して、少ない含有量でも優れた効果を発揮するとともに、急性毒性や皮膚刺激性などがほとんど認められないこと」
です。

つまりパラベンではない他の成分を入れた場合、殺菌力も低下するので配合する量がとても多くなってしまうのです💦

化粧品に配合する防腐剤(防腐効果のある成分)が多くなれば、当然肌への負担も大きくなります。

ほんの少しの量で防腐効果のあるパラベン配合の化粧品と、パラベン以外の防腐剤がたくさん配合されているパラベンフリーの化粧品。
どちらを使うか…

とはいえ、短期間で使い切れる低容量のものや、容器自体に菌の混入を防ぐ効果のある製品など「防腐剤」を本当に全く使っていない製品もあるので安心してくださいね💡


最後に

ここまで読んでいただいて、防腐剤の重要性や成分の効果や危険性など理解いただけたかと思います。
今回私がお伝えしたかったのは、結局どっちが良いの?というお話ではなく、「◯◯◯フリー」という表記だけに流されず、納得して製品を選んで欲しいなぁというお話でした🫣
(伝わりました?笑)

それからこれは当たり前のことなんですが、防腐剤が入っているからといって永遠に劣化しないわけではありません!
使用期限をきちんと守って使用してくださいね👀
使用期限が書いていない化粧品は、未開封で3年が使用期限と覚えておいてください。

未開封で適切に保存し、3年経っても品質が変わらない化粧品は使用期限の表示がなくてもいいと法律で決まっているからですよーー💡

特に化粧品は肌に直接触れるものなので、成分をしっかり確認して自分の肌に1番合ったものを選んでみてくださいね🫶
どんなに良い成分でも、人によってはアレルギー反応が出てしまうこともあるので、敏感肌の方などは使用する前にパッチテストするのがおすすめです💡

普段なんとなく化粧品を選んでた方は、今後は少しだけでも成分の表記にも着目してみてくださいね✨🙋‍♀️

それでは今回はここまでー💫
最後まで読んでくれてありがとうございました🫶
次回の更新も楽しみにしていてください🤗
ラプラスnatsumiでした🦩🫧


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