国連総会はパレスチナ加盟を支持、パレスチナ国誕生

この重要な情報を除いて「大谷」「大谷」とやってる日本のマスコミは実に滑稽ですね。もうチームメイトから日本のマスコミの大谷ハラスメントに強烈な嫌悪を示しています。パレスチナの話に戻ります。

さてパレスチナの承認をEU諸国が行っているわけですが、今更ですか。やっとイスラエルのジェノサイドを裁くのですかと。皮肉なことにロシアが人道的決議を行うという有様です。おそらくはガザとパレスチナは分離すると思うのですが。

ちなみに日本は賛成に回りました。日本は米国の意向に反しパレスチナの国家承認を行います。首都は東エルサレムになります。
これにより世界199か国から世界200か国と国が1つ増えます。なお日本・サウジ・エジプトは「ヤーセル・アラファト国際空港」建設の資金援助を行いました。1998年に出来ました。空港名はオスロ合意を成功させ停戦に持ち込んだ「アラファト議長」の名前を持ってきました。この空港2001年にイスラエル軍が空爆しました。2024年になってもいまだに残骸のままです。アラファト議長は失意のまま2004年にあの世に旅経ちました。
こういう歴史的経緯もあって日本はもう米国のポチをパレスチナの件に関しては辞める事となったのです。

さて、そんなパレスチナ国ですが本当に貧困です。1人当たりGDPが3300ドルしかありません。しかも推計です。それでもエジプト、フィリピン、ブータン並みの所得水準です。戦争さえなければヨルダン並みの豊かさまで行けると思います。1人当たりGDPは世界133位になります。

パレスチナは元々「カナン」と呼ばれた場所で後にペリシテ人の地と呼ばれるようになりこれが「パレスチナ」と言われるようになりました。

パレスチナ国は実は勝手にイスラエル人が植民してきたせいでハイテク工場まで勝手に作ってます。なんとパレスチナ国の主な産業は電気・電子産業です。まあ大理石の生産国でもあるんですが。パレスチナ見てください。豪邸のようなイスラエル人の家とボロボロのパレスチナ人の家。これ申し訳ありませんがパレスチナ人に返してください。それで十分パレスチナは先進国になれますよ。


いい加減にもう「現代版十字軍」はもうやめてほしいのですね。ユダヤのためとか言ってますが大嘘で厳密には米国ユダヤ資本のためだけであり、後ろには米国福音派というキリスト教原理主義がイスラエルの肩を持っているのです。よって事実上の十字軍なのです。中世の十字軍はアホすぎて失敗したようにこうやって現代版十字軍も失敗していくんだよ。
なにもイスラエルの土地を奪い取るなんてことはしない。だがパレスチナのものはパレスチナ人に返せ。ガザはたぶんガザ共和国として別に独立するのだろう。

最後に。アメリカが拒否権を発動しても世界中のほとんどの国が「パレスチナ国」を承認したことに変わりはない。よってこれは事実上の「パレスチナ国」承認儀式なのである。いつかはアメリカも「パレスチナ国」国連加盟を認めなければならない。現に1991年にアメリカは北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の国連加盟を認めたではないか。
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注:国家数は香港特別自治区とマカオ特別自治区を除き中華民国(台湾)、西サハラ(サハラ・アラブ民主共和国)、ソマリランドの計3か国を含む。

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