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“改めてStay Hungry. Stay Foolish.”

 以前ブログでご紹介したと思いますが、スティーブ・ジョブズが2005年6月スタンフォード大学の卒業式でのスピーチで締めくくった言葉、“Stay Hungry. Stay Foolish.” が昨日夜、NHKの番組で取り上げられていました。※全体で15分ほどのスピーチでYouTubeにもupされています。出典は、雑誌「Whole Earth Catalog」終刊号の裏表紙のメッセージだと語っています。

  今日も改めて取り上げてみました。
“Stay Hungry. Stay Foolish.”、「ハングリーであれ、愚か者であれ」とは、現状に満足せず世間の常識のとらわれず自らを信じて挑戦せよと個々人のキャリアについて語りかけていると感じています。
 スピーチでは、スティーブ・ジョブ彼自身のキャリアについてライフラインとして学校、仕事、そして体や死について飾らずに語っています。
 予期せぬ出来事や様々な転機、悔しい思いの経験も語っています。その最後を締める言葉、“Stay Hungry. Stay Foolish.”。
 死を予期した、若者への語り掛けと感じます。自分の目標やプラン、つまりは自分を大切にしたいし、自分を裏切らないよう生きたいものだと改めて思いました。

 キャリア理論の、計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンス理論)を想起します。この理論の5つのポイントは「好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心」です。

好奇心(Curiosity):新しい学びの機会を模索する
持続性(Persistence):たとえ失敗しても努力し続ける
楽観性(Optimism):新しい機会は実行でき達成できるものと考える
柔軟性(Flexibility):姿勢や状況を変えることを進んで取り入れる
冒険心(Risk-taking):結果がどうなる分からない場合でも行動することを恐れない

 雑誌「Whole Earth Catalog」は番組でも取り上げていましたが「宇宙船地球号(Spaceship Earth)」という考え方や言葉を有名にしたアメリカの建築家・思想家のバックミンスター・フラーによるものです。
著者は忘れましたが30~40歳くらいの時に「還元主義を超えて」という書物でこの言葉を知り、地球自体が一つの生命体であるという考え方に妙に腑に落ちたことを覚えています。

・・・04/11/08・・・