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第1回 最大なる魅力

はじめまして。
ランプ株式会社の俊成(としなり)と申します。

名前のようですが、苗字です。
プロダクションマネージャーとして在籍しております。

社内でコラム連載企画が始まり、何を書こうか大変悩みましたが、
わたしにはこれしかないということで、「やっぱりジャニーズ」。

わたしのジャニーズ追っかけピークは中学生の頃。
それ以降、俳優やK-POPアイドルに傾倒した時期もありました。
しかしながら、わたしには帰すところ、やっぱりジャニーズだったのです。

なぜこんなに魅かれてしまうのか。

自分でも深く考えたことがなかったのですが、コラムを書きながら、
その理由を紐解いていこうという考えにいたりました。

興味のない人にもジャニーズの魅力を納得していただけるような、
そんなコラムになればいいなと思っています。

拙い文章ではありますが、どうぞ宜しくお願い致します。

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記念すべき第一回となる今回。
まずはジャニーズの最大の魅力について考えていきたいと思います。

ジャニーズの最大の魅力は他の男性アーティストや俳優にはない
”ジャニーズ感“ではないか、とわたしは考えます。

その”ジャニーズ感“とは一体何か?
個人的な見解を元に解説していきます。

それは、故・ジャニー喜多川氏(以下ジャニー氏)によって築き上げられたものであるということは確かなのです。

“ジャニーズ感”を形成するまず1つの要素として、
それはジャニー氏なりの確固たる精神であると考えています。

ジャニーズの起源とも言える最初のグループは、
ジャニー氏が当時コーチを務めていた少年野球団の中の
メンバー4人で構成された『ジャニーズ』。

彼らのデビューは1964年にまで遡ります。
それから54年かけて、2018年デビューの『King&Prince』に至るまで、
30組近いグループやソロアーティストが
ジャニー氏によって世に送り出されてきました。

少年期の頃からショービジネスに関わってきた経歴を持つジャニー氏。
自らアイドルを輩出するようになってからの長い歴史の中で、
ジャニー氏は「ジャニーズアイドルのあり方」というものを
確立していったように思います。

ジャニー氏が確立した「ジャニーズアイドルのあり方」とはすなわち、
歌とパフォーマンスでファンを魅了するエンターテイナーであること。

今となってはアイドル全般に言える当たり前のような概念ですが、
おそらくジャニー氏が伝えてきたのは、
単にちやほやされるだけの存在になるのではなく、
エンターテイナーとしての能力を最大限に生かして、
観客やファンに誠意を持って応える
という精神ではないかと思うのです。

これまで輩出されたどのグループもそれぞれ個性を持ち、
グループごとに違ったテイストで様々な層にアプローチしていますが、
彼らが一貫して持っているものの一つとして、
この精神があるように感じます。

そしてその精神を基盤として、ある絶対的要素を加えたとき、
彼らの持つ”ジャニーズ感“がより際立つものとなるのです。

“ジャニーズ感“を形成するもう1つの要素であり、絶対的なもの。
それはずばり、スター性です。

他者の中にあるそれはジャニー氏と、それを受け継ぐ人にしか見出せない。
そこで見出された「スター性」はジャニーズにしかないものだとわたしは考えます。

これまで輩出されてきたグループから見るに、
彼らはみな熱狂的なファンにとどまらず、
その多くは国民から、時に国境を超えた海外の人々からも、
長きにわたって応援され、愛され続けているように思います。

彼らが長く、多くの人に愛されるのは
自らの「スター性」を磨き続けているからだと思っています。

ジャニー氏は数ある原石の中からスター性を見出す能力と、
それを育てる超越的なプロデュース能力を兼ね備えていました。

スター性は誰の中にでも存在するものではありますが、
それを輝かせること、その努力が出来る人はなかなかいないものです。

ジャニー氏はそれが出来る人材を見抜いていたのでしょう。

“YOUなら出来る!”

すでにスターとしてのし上がった人たちは
かつてこの言葉を受けて今に至り、
まだ見出されたばかりの未来のスターたちは今その言葉を胸に、
自らのスター性を絶賛研磨中なのです。

ジャニー氏が確立した「ジャニーズアイドルのあり方」を示す精神と、
ジャニー氏によって見出され、今も個々の中で磨かれ続けて輝く「スター性」。

この当たり前のようで大切な2つの要素によって、
ジャニーズの最大の魅力である“ジャニーズ感”が存在しているのではないかと思います。

そしてそれは今もなお受け継がれ、
ジャニーズが人気を博す要因の一つとして、
日本のエンターテイメント界をも支えていると考えています。

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こんなかんじで、
次回はジャニーズとの「距離感」から生まれる魅力について解説したいと思います。

最後に余談ですが、
今日4月1日から株式会社TOKIOという爽やかすぎる会社が走り出しました。
厚さ12ミリの木の名刺、いつか交換したいですね。
長瀬氏は事務所からもグループからも巣立ち、
今日からは本格的に裏方として新しいスタート。

こういう出来事はやはり寂しいですが、
TOKIOの新たな一歩にエールを送りたいと思います。


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