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大切なことは野球のグローブに学んだ

こんにちは。
Laluceの豊田翔です。

暑いですね。
僕は福岡にいるんですがみんな
「暑いね」
ばっかり言ってます。

東京にお住いの方は大丈夫でしょうか?
最高気温が更新ってとんでもないな。

僕は元高校球児なんですが、この炎天下のなか一生懸命、野球をやっている現役球児たちはすごいです。

さて、今日のnoteは現在進めているクラウドファンディングについて書いていきたいと思います。

リリースが9月頭なんですが、たぶんそれまではクラウドファンディング関連のnoteが増えるかと思います。
なぜ9月の頭なのかはこのnoteの中で書いていきますね。
また、もしもやりたいな~という方がいらっしゃたら参考に使ってください。

今回のプロジェクトは
「野球グローブのリメイク」です。

1年間ブランドをやってきて、今年は自分自身としてもチャレンジしたくて
すごくシンプルなんですがやはり一度、僕の原点に戻ってみようと思いました。

知らない人もいるかもしれませんが僕は野球のグローブがきっかけで革の世界に飛び込みました。
グローブが大好きすぎだったんですね・・・
今日はちょっとそこのお話を書いていきたいと思います。

僕にとってグローブはしんどい時も嬉しい時も、苦楽を共にした相棒です。

まして買ったときは4500円(とても貧乏だったので小学生の時、当時のヤフオクでめちゃくちゃ探して軟式のグローブを買いました)でしたが、今となってはその価値は金額では表せません。

この、愛着が湧く感覚というかモノの価値の常識的なものが変わる、という原体験はのちの僕に大きな影響を与えていきます。

別に特定の業種の悪口とかではないんですが、ご飯は食べるとお腹がすくし
映画の感動もずっと続くわけではありません。

僕にとっては革製品、グローブだったんですが市場価値はもちろん中古だから落ちるけれどその人の中での価値や満足度があがっていくという体験を経て、すごく特殊だなと感じたしおもしろいな~と感動したのを覚えています。

そこから高校生になっていくんですがやはりここでもあんまりお金はなかったのを覚えています。

高校に入ってからは大好きなグローブに関することで人の役に立てたことがあり嬉しかったです。

グローブは新品の状態では硬くて使えないので、型をつけたり柔らかくする必要があります。
その型付けが僕は結構、好きでした。

グローブを作ることは出来ないけれど、自分の手で人の笑顔が生み出せるというのはちょっぴり鼻が高いものでした。

友達のグローブを型付けたりしているうちに知り合いの知り合いみたいな方からお願いされることも増えました。
当時は高校生だったので「気持ち1000円受け取ってよ!」とかご飯をごちそうしてもらったんですが、「人を喜ばせるのってこんなに嬉しいのか~」とか「人を喜ばすと嬉しいうえに対価がもらえることがある」とすごく新鮮な感覚を受けたのを覚えています。

おそらくここが今のLaluceとしても原点であり、僕としても原体験だと思います。

若い、ましてやアルバイトもしたことのない時期にこの経験ができたのが感覚や価値観の形成に大きな影響を及ぼしたのは言うまでもありません。

仕事すること=我慢してお金をもらうこと

だと思っている人も割といると思うんですが、人を喜ばせたり役に立てると対価がもらえるんだよ、という仕組みを知ると案外世の中は悪くないな~と思えてきます。

また、うちはお小遣い制ではなかったのでなにかを買うにはお年玉以外でお金を捻出しなくてはいけません。
学校がアルバイト禁止なのも地味に痛かったです。

たぶん、これを買いたいからお金をくれと両親に言えばくれないというわけではなかったのかもしれませんが、なにかの意地なのか僕のなかで親にお金をもらうのはすごく邪道のように感じられました。

高校生でアルバイトもできない、野球と学校も忙しい。
どうしようかと考えた結果、僕はヤフオクに回帰します。
(ある意味では原点)

今のヤフオクはよくわかりませんが、当時は型付け済みのグローブが結構な数売られていました。

また、検索すれば店頭で売れなかった良いグローブが格安で売ってありました。
基本的に店頭で売れない商品は初期型が悪いもの(機械化も進んでいますが実際には職人さんの感覚によるところも大きいので多少の型が悪いものもできてくる)やデザインがあまりウケなかったものが多いです。

これがおそらく商売の原体験です。

転売ってあんまり印象良くないと思うんですがそれっぽいことをやっていました。

型の悪いグローブに型を付けなおして売る。
言い換えれば付加価値を付けて売る。

また、良い品質のモノを提供し続けるとそれなりの評価がつき、口コミとなり新たな注文が舞い込んできます。
良い評価や評判は信頼となり、新しい仕事を運んできてくれます。

これはすごく大きな経験となりました。

こうして、あまり裕福なほうではなかったからこそ貴重な経験をすることが出来ました。

ちょっと長くなってしまったので続きはまた次回。
次はクラウドファンディングの具体的な中身や準備についての内容に入っていきます。

暑くなってるのでみなさん、熱中症にはお気をつけて。
僕も二度ほど倒れたことがあります。
OS-1(経口補水液)がおいしく感じたらかなりピンチです。

それでは。

Laluce 豊田 翔


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