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休職から復職決定までの4STEP~腹をくくって会社と面談

こんにちは、らはです。

育休が明けて半年ほどで働けなくなり、しばらく休職していた私ですが、このたび元の職場に復帰することが決まりました…! 条件面で折り合いがつかない場合は退職することも考えていましたが、いろいろと配慮してもらう方向で着地しました。

我が家は夫婦2馬力でないと到底成り立たないため、経済的な意味ではかなりほっとしています。しかし休んでいる約4ヶ月の間……

「電車がとおりまーす! かーんかーんかーんかーん」
「ごはん、あむあむ~!」
「いないいな~~~い……ばあ!」

みたいな息子(1歳)との会話ばかりだったので、「ホントに社会復帰できるんか?」という育休から復帰する前のような不安もあります。

今回は復職決定までの道のりを記します。あくまで私の場合…ですが、似たような状況の方の参考になれば幸いです。


復職決定までの流れ

私の場合、復職までの流れは以下のような感じでした。

①医師に復職可能診断書を発行してもらう
②自己分析&働き方のシミュレーションを行う
③産業医との面談
④会社との面談

1.医師に復職可能診断書を発行してもらう

以前の記事でも書きましたが、そろそろ復職できる感覚を得たので、心療内科の医師に「復職可能診断書」を発行してもらいました。
私の勤務先の場合、この診断書がないとそもそも復職を認められないようで。会社から書式などの指定はありませんでしたが、医師は「あ〜ハイハイ復職可能診断書ね」と、慣れた様子で書いてくれました。

2.自己分析&働き方のシミュレーションを行う

復職可能診断書をもって、会社と復職に向けての話し合いをしていくわけですが、その前に私はやっておきたかったことがあります。それは、自己分析。

休職前は、当たり前のように「産前の自分のようにがんばろう」と思っていました。しかし、よくよく考えると子どもが生まれたことで背負うものが変わった。生活サイクルも変わった。体調も変わった。自分の価値観も多少なり変わった。自分の核となるものが変わっているのに昔のように働くというのは、私には無理だったんですよね。だからこそ、産前・産後の自分の変化を踏まえ、大事にしたいものを大事にできる働き方をしよう、と改めて決意しました。そのために、私が本当に大事にしたいことを見つめ直す必要がありました。

詳しくはいつか記事化したいところですが、自分が幸せだと思うこと、嫌だと思うことを言語化したうえで、働く上でおさえたいポイントを明確にしました。そのポイントが今の職場でおさえられないのであれば、転職や個人事業主になる、という選択肢しかない。夫とも話し合いつつ、いろんな働き方のパターンを想定して、これで食べていけるのか?という収支のシミュレーションを行いました。

シミュレーションの結果、今の会社を退職したとしても、家族3人がまったく食べていけない状態にはならないだろう…多分…ということがわかりました。今より家計は厳しくなるけど、きっと大丈夫。この自信があったからこそ、会社とは本音で話し合うことができたように思います。

3.産業医と面談

自己分析も終わったところで、産業医との面談がありました。
休職前にもお話した医師から、最近の体調や復職後の希望などを聞かれておしまい。復職直後は当面残業しないように、とも言われました。

4.会社と面談

いよいよ会社との面談です。オンラインではありますが、久しぶりに職場の人と話す場だったため、開始前はそわそわ……。

私から話したことは、主に以下の2つです。

(1)休職した原因
(2)復帰した場合の希望

また同じことを繰り返さないためにも、(1)は詳細に伝えました。(2)は、休職した原因と自己分析の内容を踏まえ、復帰後の希望を伝えました。以前の私なら、「ここまで言うとワガママだと思われそうだから、この辺まで伝えておこう」と妥協していたかもしれませんが、このときの私は「希望を伝えてダメなら退職だ」とある意味腹をくくっていたため、伝えたいことはすべて伝えきりました。もうなるようになれ状態。

結果、社内でいろいろと調整してもらい、休職した原因を取り除くかたちで復帰できることに。職場ではどう思われているかわからないけれど、思い切って全部伝えてみてよかった。キャリアに対しても、今までより希望が持てそうです。今はドキドキしながら復職するその日を待っています。

4ヶ月の休職を経て、今思うこと

心療内科の先生が「もっと休んで好きなことしたい!」って思う頃が、休職の終わり時だよと言っていたけれど、確かにそう。今なら映画も観に行きたいし、習い事もしたいし、SNSも更新したい。休職に入って間もない頃、「なーーーんもしたくない」状態だったことを思うと、何かをしたいって思えることは幸せなんだなと感じます。

復帰したらしたで、ストレスもたまるでしょう。嫌だなあと思うことも、きっとある。夫にイライラすることも、きっとある。いや、絶対ある。

それでも、「あのとき休職してよかった」と思えるように、自分が大切にしたいものを大切にする人生を実現できたらいいな、と思います。

復職後もnoteは無理ないタイミングで更新する予定です。
気ままに呟いているThreadsや、不定期更新しているインスタも覗いてみてくださいね。

ご覧いただきありがとうございました。

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