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音楽:屋上ライヴ

1969年1月30日にビートルズは、イギリス・ロンドンのサヴィル・ロウにあったアップル・コアの屋上で映画撮影のために、突如ゲリラライヴを演りました。事実上最後のライブでした。
ビートルズに亀裂が入っていたのは自他共に感じられていたので、最後のライブとなっても不思議ではなかったと思います。
こういう微妙な時期に、「Get Back」(古巣に帰れ)を演るというのが、ビートルズらしいです。実質的にラストアルバム「Abbey Road」でもCome Together(みんな集まろうよ)を収録していますし。
後期の曲は、ダブルミーニングの曲も多く、解釈もわかれるので、はっきりとしたことも言えませんが、シニカルな印象を受けます。
アイドルとしてもてはやされた彼らも、徐々に政治的な発言をする様になり、メディアに叩かれたりし、初期と解散間際では全く風貌も違っています。
可愛いマッシュルーム頭のままでいて欲しかったと願う人もいたかもしれませんね。

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