"雨後春筍 J-POP歌姫の系譜" 好きなアーティスト3選
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日本のJ-POPは長らく
欧米の音楽に憧れて、そのスタイルを
取り入れて発展してきたように思います。
数多いるアーティストの中でも__
宇多田ヒカル
浜崎あゆみ
椎名林檎
aiko
彼女たちの音楽を耳にする機会は
少なくなかったのではないでしょうか?
奇しくも1998年デビューのアーティスト
彼女たちは類まれな個性をもってして
その楽曲から多くのフォロワーを産み
社会現象となる程のムーヴメントを巻き起こすまでに至ります。
宇多田ヒカル
弱冠16歳にして才能に満ち溢れ
デビューアルバム"First Love"が
レコードセールス一千万枚超えと
不滅の金字塔を打ち立てました。
1998年デビューの代表格と言っていいです。
浜崎あゆみ
デビュー後は宇多田ヒカルを凌駕するほどに
若者のカリスマとしてJ-POP界をリードし
日本レコード大賞を三連覇という
前人未踏の快挙を成し遂げました。
椎名林檎
センセーショナルなデビュー作
"無罪モラトリアル"から
長年に渡りアーティスト活動を発展させ続けて
日本を代表するアーティストと言っても
過言ではないと思います。
類まれな強烈な個性とそのアプローチは
今なお妖しく耽美な魅力を放ってます。
aiko
デビューから今も変わることのないスタイル
思えば、彼女がさらりと歌う楽曲群は
当初からその高い音楽性が散りばめられて
これまた唯一無二の世界観があり、今もなお貫き通しています。
こういった刊行物が出ているのも納得です。
2023年現在
彼女たちはデビュー25周年を迎えました。
そんな彼女たちの楽曲を聴いて育った世代が
今ではその系譜を発展させ進化しています。
最近、よく聴いているアーティストから
3組取り上げていきます。
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YOASOBI
1.群青
2.アイドル
以前に初めて"夜に駆ける"を聴いた時
てっきりボーカロイド曲と思ってました。(笑)
ヨルシカや羊文学といった
女性ボーカルのアーティストが見せる
ムーヴメントの萌芽を感じていましたが
YOASOBIは見事に大ヒットしましたね。
ikura(幾田りら)さんの無機質であり
時にエモーショナルな歌声
その緩急が素晴らしいですね。
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Ado
3.新時代
4.逆光
Adoさんは2002年生まれ
弱冠20歳の歌姫ですが
クイーンのフレディ・マーキュリーを
彷彿させるような変幻自在の表現力を持ちつゝ
ピッチも安定しており
ボーカルとしてのポテンシャルが相当高いです。
また、椎名林檎さんを敬愛しており歌姫の系譜がつながっているように思います。
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ずっと真夜中でいいのに
5.秒針を噛む
6.正しくなれない
通称、ズトマヨと呼びます。
初めて聴いた時は"ずっと真夜中でいいのに"って曲名だと思い込んでました。
ズトマヨの魅力は重低音がしっかりした
パンチの効いたバンドサウンドですね。
小生も元ベーシストなのでそういう所にも
注目してしまいます。
ボーカルの ACAねさんの切ない感じの歌声が
月夜のような哀調を感じさせます。
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一昔前の音楽チャートは
嵐さんやAKB48さんがほぼ常連のように
チャートを占めていたように思います。
大手芸能プロダクションのエンターテイメント
を否定するつもりはございませんが
時代の波というものがあります。
1998年を境目として
レコード売上は凋落の一途を辿ります。
その原因はAppleのiPodやiPhoneの登場で
音楽を取り込むスタイルが変化したのですが
それでもソフトウェアが追いついておらず
当初はサブスクもあまり普及してなかったので
CD音源をiPodにダウンロードしてました。
そのような過渡期であったことは
間違いなく
音楽業界にとっても厳しい再編を余儀なくされ
音楽シーンは停滞があったかと思われます。
「音楽は死んだ__ 」
とさえ思った時期もありました。
雨後春筍ということわざがあります。
音楽シーンはアーティストの魂を系譜しつゝ
新しいモノへと生まれ変わるために
胎動していた時期だったのです。
今回ご紹介した作品は
欧米の洋楽やK-POPには無かった
"ボカロ要素"や"アニメ文化"を発展させた
J-POP独自のスタイルとして進化しているのが
お分かりになるかと思います。
歌姫たちの系譜は続く__ 。
今後も新たなアーティストたちが
次々と現れることに胸が熱くなりますね。
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長文お読み頂きありがとうございました。
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