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新入社員はなぜ退職代行サービスを使って1日で辞めるのか

最近の新入社員は1日で会社を辞める人がいるらしいです。
しかも、たった1日の勤務で会社を辞める際に退職代行会社を使う人がいるとのことでとても驚いてしまったのです。
そんなに退職届を出すのが嫌なのですかねという人がいるのですが、それはそうなのでしょう。

彼、彼女ら、いまの若い人たちの傾向は傷つきたくない症候群を抱えている人がいて、自分が他人からどう思われるかということに敏感でありますから直接、話すことが「気まずい」から代行会社を使っておけばいいやという事なのではないかと考えるのです。
要は直接的な対面コミュニケーションを避けたいという心理が働いているということです。
初日に退職するという行為には、強い罪悪感や後ろめたさが伴うため、会社の上司や同僚に直接伝えることで、非難や説得を受けることを恐れているのかもしれません。
そこで退職代行サービスを利用することで、そうした心理的負担から逃れようとしているつまりは傷つきからの回避をしているのです。


また、若者の conflict avoidance の傾向も影響しているように感じる。人間関係の不和や衝突を避けたいという気持ちが強く、直接的な対決を回避しようとするのである。退職代行サービスは、そうした若者の心理的ハードルを下げる役割を果たしているのでしょう。


加えて、手続きの簡便さも無視できない。複雑な書類作成や手続きを自分で行うことに不安を感じる若者にとって、退職代行サービスの利用は魅力的に映るのでしょう。
専門家に任せることで、自分の手を汚さずに済むという安心感もあるのかもしれません。


大切なのは、若者が自分の意思で行動し、その結果に責任を持つことだと『僕』は考える。退職代行サービスに頼るのではなく、自分の言葉で思いを伝える勇気を持つことが必要なのです。
たとえ初日の退職であっても、真摯に向き合い、相手を尊重する姿勢を忘れてはならないでしょうし、法的な問題も別にないのですからそこは自分でやったほうがお金もかかりません。
そんなことにお金をかけてしまうというのは、自分で自分のことを無能であると言っているようにしか思えないのです。


やめる理由もそれぞれで、一例としては「配属先が自分のやりたかったことじゃなかったから」というものがあるらしく、初日に自分の希望する場所ではなかったから辞めるといった理由もあるようです。
これを所謂、「配属ガチャ」というらしいです。

この配属ガチャに失敗したから辞めるという理由
これについて言うのであれば、気持ちは少しわからないでもありません。
自分のやりたくない仕事や適性な仕事ではないものにあてがわれて仕事をしていても自分が成長もしないですし、そのあとの自分の計画のようなものがあるかもしれません。
この理由が話せるのであれば、メディアやSNSではあまり良い印象ではなかった1日で会社を退職する人も『僕』はいいのではないかなと思ってしまうのです。

早く損切りをするというのは自分での思考の結果としてはよいと思います。
しかし、ただ理由もなく決まっている仕事を一方的に仕事を放棄するというものもいただけません。
新社会人というのは社会人としての1年目であり、大学5年生という意味ではありませんからそこはお気をつけてください

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