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みんなもっと銅鑼を鳴らすべき

げぇ、忠義!!(グンマー東部の方の挨拶

 本日はこのぴっちりスーツがエロいランサー秦良玉について語ろうと思う。

 HPがどう、ATKがどう、とかは正直ドウデモイイカナー

やっべ強化クエやってねえわ

 スキル周りはAとQに20%、クリティカルに30%の3Tバフを乗せるS1、スター集中1T、強化解除耐性、弱体耐性が合わさったS2、ガッツ(2回)、NP獲得20%のS3となっており、粒ぞろいといえば聞こえはいいがイマイチ中途半端
 特にバフが問題で、バフは2種類あるとはいえ片方はクリティカルバフなのでクリティカルさせられないと無駄骨。一応本人がA2Q2の構成なので無駄にはなりにくいが、横バフがあるわけではないので、火力が高くない割に火力サポート力は低い。

 使った印象としては、秦良玉は3Tの間に全てのカードを切って打点を出すような設計ではない。
 自分のカードが2、3枚来た時にS1とS2の効果を重ねてクリティカルで打点を稼いだり、宝具効果中に積極的にカードを切って火力を出すタイプのサーヴァントである。
 よって、秦良玉をパーティに入れる場合、パーティ全体でスターを出し、メインアタッカーと秦良玉で受け渡し合いながらクリティカルを連続して出す、というような動きが求められる。

 なので、そもそもポンと編成したらワッと活躍するような性能ではない。そういうのは最強種に任せよう。

 次に宝具。
 サポート宝具なので、やっぱり雑に使って活躍できるようなものではない。

長い説明が目を引くどころか目が痛い。

 端的に言えば以下の効果を自分に付与する。

  1. ATKを上げる 

  2. 攻撃すると相手にDEFデバフ付与

  3. クリティカルで強化解除

  4. 自分が被ダメージで敵にクリティカル威力デバフ付与

  5. 被クリティカルで全体HP回復

 この宝具のミソは4つ目と5つ目の効果である。
被ダメージでクリティカルの威力を下げて、クリティカルが出たタイミングで回復して帳消しにするというのが理想の手順になるため、そもそもクリティカルの頻度が高いエネミーの相手をさせないと効果が薄い。威力デバフばかりが乗って通常ダメージでHPが削られてしまう。
 また、自分の被ダメージがトリガーになるため、当然ながら単体攻撃よりも全体攻撃持ちにぶつけないと、5T継続とはいえ効率が下がる。
 つまり、逆説的に自分が受けるダメージの頻度とクリティカルの頻度が低いと、十分に効果を発揮できないのである。

 さらに攻撃面でもクリティカルが出せないと強化解除も死ぬため、考えなしな編成で使うと3Tの間ATKが上がって、攻撃したときに敵にDEFデバフが付くだけ、という非常に残念な感じの宝具になる。(倍率自体は宝具レベル依存ではあるものの30~50%/3Tと優秀なのだが)

 敵どころか自軍の編成すら選ぶ辺りが、このキャラの使いにくさに拍車をかけてるのではないかと推測する。

 とはいえ、逆に言えば、きちんとお膳立てをしてやれば『全体攻撃でクリティカル出してくるクソエネミーを封殺するための銀の弾丸』になりうる。

 明確に刺さったシーンとしては平安京の羅刹王戦

デバフ累積で即死するギミックがある中、スタメンで出て最後まで立っていたのだからエラいもんである。

 これはどちらかと言うとクラス相性とスキル面が刺さったクエストで、アルターエゴを等倍で受けられることからダメージが嵩みにくく、即死ギミックに対しても弱体無効とガッツが有効に働いた。
 もちろん羅刹王もクリティカル発生バフがあるので、そこそこの頻度で回復が期待できたのは大きい。

次に2021バレンタインの高難易度。

残念ながら秦良玉は脱落したが、フィンとキャストリアを守ったのだから十分活躍したと言えるのではないだろうか

 こちらは完全に宝具効果が刺さったクエスト。
 取り巻きを倒すとメインとなるエネミーにクリティカルバフをかけるギミックがあり、メイン攻撃役のエネミーが全体攻撃クリティカルを連発してくるつくりだったが、逆に宝具効果を誘発させやすくなるので、適当に全体攻撃をばら撒いて倒すことができた。

 エネミーがクリティカルを繰り出す暴力性が身に染みているマスターも多いのではないかと思う。ほらアレだよインドの神ジュナとかさ。

 だいたいの無敵は持続1T、粛正防御をOCゴリゴリに積んだとしても防げるのは精々2T、手軽な全体防御バフ持ちはおよそキャスターなので、等倍以上でクリティカルを連打されると脆い。
 FGOは基本的にクラス有利で戦うゲームなので、何らかの防御手段をクラスごとに用意しておくというのもそう悪くない選択肢なのではないかと思う。



 とかハロウィン前に下書きを放置してたら強化クエを貰ってしまった。

宝具効果が増えて説明がさらに延びると思ってたらスキル強化でござった

 元々スキルマしてもCT8Tと長めの割に、効果の持続3Tと重いスキルだったので、カレスコ装備でもない限りは登場直後に切って後は放置、という程度の物だった。



 まずガッツの持続が5Tに延長したことで安定性が増すようになった。
 次に獲得NPが最大30%まで上がったため、アペンドスキルと合わせてNP50%礼装を選択肢にすることができるようになった。特に攻撃宝具ではないので、威力を気にしないで性能を選べるのは強みと言えるだろう。
 そして極めつけは毎ターンスター獲得15個/5Tの追加。
 イメージとして、この効果――いわゆる無辜の怪物――は相場感としては10個/持続3T、持続が5Tになれば5~8個といった具合だったが、なぜか持続が伸びて発生数も増えた。意味が解らない。

 上で書いた通り、秦良玉をうまく運用しようとする場合、メインとなるアタッカーとの間でスターを受け渡しあってクリティカルを連続させるという挙動を取る必要があった。

 そのため、長期間不労所得スターを生み出すこの効果はメインアタッカーに星を渡しやすくなるだけでなく、単純に秦良玉自身から火力を出しやすくする良調整だと言える。
 さらに一般的な無辜の怪物のCTが5であるため、他の無辜の怪物と同時に使うことで、別の無辜の怪物と同時に使用しても、そのCTが返ってくるまでの間もスターを生み出すことができるという独特の強みを得た。
(継続3T、CT5のタイプでも途切れさせないことはできるが、使用タイミングをずらす必要があるため、同時に使って大量に星を出せるタームを作ることはできない)

 現状、緩やかなトレンドとしてクリティカルがあるとは思っている。
 FGOのクリティカルはダメージを上げるだけではなく、スターの生産や獲得NPにも影響するため、これを使いこなせると宝具中心の戦い方、バフを重ねて殴るだけの戦い方以外にも選択肢が増えると言っても過言ではない。
 もちろん十全な編成を組むためには準備や投資が必要だが、マイティチェインの実装で下がったハードルをさらに下げるには、この15個生産5T継続というのは十分な効果なんじゃないかとは思う。


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