見出し画像

【東京滞在⑤】ポルトガル🇵🇹人を1日エスコートin渋谷原宿

昨日はポルトガル人のお友達UGOと、4年ぶりの再会!!

UGOのお兄さんとお母さんも一緒に来ているので、計3人のポルトガル人を渋谷原宿に案内することになった。

表参道〜


まずは、腹ごしらえで青山のとんかつ屋「まい泉」へ。

ヒレとロースの違いを説明するのが難しくて、「ヘルシーポーク」「オイリーポーク」とか言っちゃった笑

結局、全然伝わってなかったが…。

私は胃もたれしやすいから絶対ヒレ


食事をしながら、ポルトガルのことや日本のことなど2時間くらい話す。

日本語、英語、ポルトガルを駆使しながらの3人の会話であったが、ワイワイ盛り上がりとても楽しかった。

UGOたちは、元々ブラジルに住んでたんだけど、ブラジルの治安がヤバすぎるのと、経済も不安定すぎて、言葉がほぼ同じのポルトガルに移住した。

UGO母が、「息子達にいろんな世界を見て欲しいから、ポルトガルに来た。ポルトガルなら陸続きでいろんな国に行けるし、可能性が広がると思って」と言ってて、どこの国の親も、子を想う気持ちは同じだな…と勝手に親近感を感じる。

UGO兄のタトゥーがゴツすぎて、「ちょ、さすがに目立ってるかな?」思って周囲を見渡すと、店内9.5割インバウンド客、もっとゴツい人がたくさんいた。

完成に61時間かかったらしい


さて、お会計。

せっかく日本に来てくれたのだし、ここは私がご馳走しようと思ってたのだが、トイレ行ってた間にお会計が終わってた!!

「え?ここは私がご馳走しようと思ってたんだけど?!」と言ったら、「忙しいのにこうやって私たちを案内するために時間をとってくれてありがとう。今日はあなたにお金を出させるわけにはいきません」とのこと。


気持ちは嬉しかったが、一気に今日のエスコート役としての責任感が増す。

まい泉のあとは、竹下通りへ。

すごい混んでていろんなお店があったけど、どれもチープで「違う違う!日本にはもっと良い物あるから!!」って思ってしまう。

でも肝心のUGOたちは楽しんでる様子で、タピオカを飲んだり、サングラスを試着したりと楽しんでいた。

ブラジルではタピオカを
ご飯として食べるらしい


ガチャポンのお店もめっちゃ多くて、みんながやりまくってた。

ガチャポンって1個500円とかするのに、人件費がそんなかからないので良い商売だよね。

なんかもう、インバウンドが集まるところにお店出したもん勝ちだなと思った。

何が出るかわからないのが楽しいのかあ?


締めくくりに、竹下通りにあるデカイDAISOに連れて行ったら、「え?これが100円?!」って超驚いてた。

そりゃそうだ、いま1ユーロが164円だからUGO達からしたら、おそらく60円くらいの感覚…

yenまじで頑張って欲しい、、、

さてその後、明治神宮へ向かう。

鳥居のくぐり方や参拝の仕方など、一応ネットで再確認してUGO達に教えたが、やっている人はほとんどいない。

壮大な明治神宮〜

UGOはおみくじに興味を持って、引いてみたのだが、「誠実な心を持って道を進め」みたいなことが書いてあって、「これって命令ですか?」と聞かれた。

「命令?!ちゃうちゃう、人生の道しるべみたいな感じ!!!」と言ったけど、道しるべの意味は伝わらず…。

人生のガイドとでも言えばよかったかな。

歩き疲れたので明治神宮のカフェで、ソフトクリームを食べる。

私がほうじ茶のソフトクリームを食べていたら、兄が「それは抹茶や紅茶とどう違うのか?」と聞いてきたので、「カフェイン少なめのお茶」と適当に答えてしまう。

兄が、やたらほうじ茶について質問をしてくるので、「一口食べてみる?私が口付けたやつだけど」と言ったら喜んで食べる。

UGO母にもあげる。

「うーんこれは、ほぼ抹茶だね」との感想だが、正直全然違うと思った。

そんなこんなしてると、なんだかこの人たちと家族みたいな気持ちになってきて、いつかの前世ではきっと家族だったんだろうなと確信する。

明治神宮ツアーの終わりが近づくにつれて、これ以上観光のネタが思い付かず、エスコート役として焦りを感じる。

「そういえば、この兄弟こんなゴツいのに、ご多分に漏れずアニメ好きだったよな」と思い出し、アニメ好きの友人にLINEでこっそりヘルプを求める。

どうやら渋谷には「アニメイト」という漫画ショップがあるらしい。

そこで兄弟に「あのー、アニメイトっていうアニメがたくさんあるお店があるんだけど行く?」と聞いたら、目を輝かせて「行く!!」と。

そして自分の人生で初めて、「アニメイト」という文字をスマホで打って、地図を検索。

一行は道玄坂に向かうのである。

アニメイト到着。

兄弟は大興奮で、「わお!これは高校生の頃に読んでたやつ!」などと絶叫し、嬉々として漫画を買っていた。

一通り買い物をしてアニメイトを出ようとしたら、兄が「やっぱりどうしても気になる漫画があるからもう一度見に行きたい」と言って、漫画コーナーに戻った。

そこで、真剣な表情でUGOに何か相談をしている。

あまりにも真剣に悩んでるので、UGOに日本語通訳を頼んだら、「この漫画欲しいけど、オレ日本語全然わからないんだよね。28才にもなって、絵だけ漫画を楽しむのってどうなの?絵本と一緒じゃん」って言っているとのこと…。

ねえ…😂😂😂

さて、アニメイトに入る時に「まんだらけ」という看板が見えたので、例の友達にヘルプラインを送る。

まん…だらけ…


私の中で「まんだらけ」というネーミングがもう、なんかとんねるずの「生でダラダラいかせて」みたいなイメージで、「まん だらけ」を人様の前で発することさえも躊躇したが、相手はポルトガル人なので気にせずいこうと思った。

一行「まんだらけ」へ。

エレベーターが開いた途端、兄が「ワオ!!」と叫び、迷路のような店内にすぐさま消えて行った。

Uは私同様、漫画やフィギュアなど全く興味がなさそうだが、息子達に「ゆっくり見ておいで荷物持っててあげるから」と言ってて、マンマ優しいな…と思った。

さて、まんだらけの後は、兄リクエストの【幸せのパンケーキ】を目指す。

インバウンドが興味を持つお店がわかってきた


3人とも歩きすぎで疲れてきた様子で、そろそろ私はお暇し、残りは家族団欒で楽しんでもらおうと思った。

エスコート役は、引き際も大切なのだ。

パンケーキ屋の前で記念撮影をし、3人に別れを告げる。

また絶対この家族に会いたいな。

ユーロが130円くらいになったらポルトガルに会いに行きたい。

ラエコ


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?