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目指すはアジアの頂点!ドバイ・アブダビ・アルアイン入国前の簡単ガイド2024🧞🕌

今、石油王に一番近い女。ささゆかです。
「海外出稼ぎ女子増加に伴い、日本人女性がイミグレで足止めをされる確率が高くなった」とのニュースを目にする機会が増えました。
SNS上では出稼ぎ女子に対して強い言葉がぶつけられる or 足止めされるほうが悪い、語学力がないからだといったポジショントークになりがちで、ナレッジが貯まることがないのでせっかくならとnoteに書いてみます。ついでに観光Tipsも。乗り込むなら一人残らずスタジアムに辿り着きましょう!

マリノスサポーターの皆さんへ。
ドバイにはこれまでにトランジットなどを利用して5〜6回入国しています。
観光の範囲を出ないものですが、それでも経験として共有できることはあるはずなので読み流してもらえればと思います。

サッカーを知らないけれどこの記事にたどり着いたあなたへ。
2024年5月、サッカーのアジアチャンピオンズリーグでJリーグの横浜F・マリノスが決勝に勝ち進み、UAE遠征に行く機会ができたために執筆しているものです。
"大好きなチームの応援のために初めて海外に行く"若者も多いので、初心者向けであったり、私自身も現地の宗教や文化背景の解釈に未熟な部分がありますがきっと初めての中東や海外に行かれる方の参考になると思います。
どうぞ一緒に楽しんでください。

★女性の入国は身元と目的を明らかにしよう

2024年最新版であろう注意を持ってきました。
先述の通り、最近は日本女性が海外に出稼ぎに行くことが増えているそうで入国審査がかなり厳しくなっています。
特に日本からドバイへの出稼ぎが多いらしく、女性の一人旅ないし数名のグループは特に足止めを喰らいやすいそう。
何とも苦いニュースですが、事実そうだとしてせっかく航空券を払ってホテルまで取ったのに空港に缶詰や、日本に送り返されては困ります。

では、どうすればいいか
まず係員が入国審査で明らかにしたいのは「この人間は何の目的で来ているのか」。
この国で働くつもりなのか?それともビザなしで潜り込んで永住するためではないか?
なのでその部分をクリアにする必要があります。

◆ 目的を聞かれたら「観光」ではなくて「サッカーの試合」と答える

これ以上ないほどに明確な理由です。
「試合に行く!」は熱狂アピールとかふざけではなくて、本当にそれが目的なのでそれが済んだら帰るよ、安心してねの意味合いでもあります。
去年の浦和レッズサポーターさんの一部では入国審査も「ウラワ」で通じた例がありました。しかし熱狂的サポーターが海外でも有名なACL常連クラブであること、サウジ開催だったこと、去年と今年では状況も変わっているなど、似た境遇でも決して同じ条件ではありません。
アル・アイン戦チケットが発券されていれば見せてもいいし、試合日程をプリントアウトやスクショしたものを見せてもいいかも。
我々はアジアの頂点を獲るために来てるんだぜ!

◆ 帰りのチケットがあること、ホテルを取っていることを見せる。

帰りの航空券はイミグレに於いておそらく一番強いカードです。
数日後にちゃんと日本に帰る意思がある、ホテルやエアビーでも泊まる場所がある信頼を見せる。
そのためにも入国審査カードはしっかり書きましょう!

応対以外の対策としては

◆ ブランドロゴどーんなシャツやお洋服は避ける

マリノスのユニとかアパレルでもいいかも、と思ってます。日本以外も含めて出稼ぎの人はあんまりユニフォーム着ない気がする…こんなところで役に立つからやっぱりサッカークラブのアパレルって大事だねぇ

◆ 身元を説明できるものを持っておく、もしくは話せるようにしておく

職業を聞かれる場合があります。
もちろん出稼ぎかどうかの確認です。そこですぐ解放されたいためや語学力の不足から誤ったことを言うとさらに3hくらい別室で詰められた例も。
これはハワイの例だけれど、このニュースを読んでから私はパスポートケースに普段仕事で使っている名刺と直近の取引記録コピーなどを用意して説明できるようにしています。会社勤めの方なら名刺だけで大丈夫だと思います。学生さんなら学生証かな。

◆ カップル入国の場合は同じレーンに並んで彼女を先、彼氏その直後で入国審査に並ぶ

別室に連れて行かれる前、みんなが一人づつ通る入国審査のところで引き留められます。この時「1人で来たのか?」と聞かれたら「この人と一緒です」を指差しででも伝えて1人入国ではないことをアピールできると強かったりします。(万能ではないですが、少なくとも出稼ぎに見える度が下がる)
少しでも入国を早くしようと気遣うあまり、別のレーンに並ぶと彼だけ先に通ってしまって、彼女が引き留められたことに気がつけないケースはよく起こります。
ましてや別室応対を終えてヘトヘトで戻ってきた時に待ってた側が「遅くない?」「何してたの?」とか悪気なく声かけたりして喧嘩したくないよね。
男性が止められる確率は怪しい物品を持っているか、不法滞在目的でないかといったところなので、止められる確率の高い女性を先に並ばせられるとスムーズだと思います。
実際私は2022年のW杯の時にドバイで止められてしまったことがあって、空港職員にスマホ操作を止められたので同行していた人に「止められちゃったから先行ってて!」の一言すらLINE出来ず別室送りを喰らいました。すぐ解放されたけれど相手を待たせるのも悲しい。
早朝到着で寝ぼけたまんま、異国でWifi繋ぐのも一苦労。翻訳アプリ使えばいいよね!で意外と済まなかったりするので準備はしておきたいよね。

そして「自分は若くないから引き止められない」、「派手な見た目ではないから大丈夫」…実はどちらも関係ありません。
自意識過剰にはならないので、どうかそこで躊躇をしたり、対策している人を揶揄しないでね。
止められる時って自尊心が削られるけれど、入国審査も国を守るためにやっていることなので、(自分の見た目や振る舞いが悪いから疑われた)と悲しまずにただただ事実を明らかにすること。
「やましいことがないよね」の確認作業なので、喧嘩越しでなく、とにかく誠実にフレンドリーがキモです。落ち着けば大丈夫。

--【追記 5/16】---

さらに詳しく書かれた記事があったのでシェア。
スマホの中身も見られるとのこと、セクシーな自撮りのつもりでなくとも蕁麻疹が出た時の記録やダイエットなど身体の記録などを残しておく人もいると思うので注意。

たくさん書きましたが本来、入国審査は無言で終わるくらいあっさりしたものです。
なので怖がることはないけれど、心構えだけはしておいて!


★ たびレジ登録

外務省のたびレジ、LINE追加でもできるのでぜひ登録しましょう

せっかくの決勝進出に水をさすようですが、UAEからペルシャ湾を超えてすぐの場所では今日も穏やかでないニュースが流れてきています。
それ以外でも何か事故やトラブルが起きたときに相談できる場所がある安心感ってすごく大事。パスポートを無くしたとか色々あると思うので、心の防波堤としてぜひ登録しよう!

★服装、宗教、食べ物など文化面

◆ 基本的には日本と同じでOK、神的なところでは肌を隠して

中東に初めて行く時の服装は細心の周囲を払って準備しなきゃ!と慌てていましたが、基本的にUAEは観光客に対してはかなり緩く対応してくれています。空港に着く前に布で頭を隠していなきゃダメ!とかではないのでご安心を。
ガイドブックやYouTuberさんの紹介によっては「ショートパンツでもOK!」と書いてあったりして実際そのような格好の人もいますが、ジロジロ見られたり、現地の方にとって心地いいものでないことは確かです。私はお邪魔する国の文化を尊重したいので風通しのいいくるぶし丈パンツとかマキシスカート、マキシワンピースくらいがちょうど良いと思っています。
インスタで#dubaimallfountainとか検索すると、有名な観光地でみんなどれくらいの格好をしているかわかりやすい。パーカーにズボンだなぁ、とか。もちろんインスタなので宣伝と思われる肌見せドレスが混ざっていたりするけれど、その辺は個人でゾーニングできるものと思っています。

そしてモスクなど神様のいる場所は肌を極力隠すのがルールです。
セントレジスアブダビに問い合わせた際に宗教施設に入る服装の資料をいただいて、共有許可もいただいたので載せます。

アバヤ・ヒジャブは現地で手に入ります。
空港やおみやげ屋さんはかなり割高なので、私はカルフール(大型スーパー)で買いました。

可愛いピクトグラムだけどこの通り、長い丈のお召し物はエスカレーターとか動く歩道に巻き込まれないように気をつけてね!

◆気温

夏!!!気温が暑い!!!!!
それもそうです、砂漠の国だから5月ごろは日中40度くらいになるんです。
外にいると危ないからショッピングモールが発達して屋内で過ごせるようになってるんですね、日よけのためにもストールは持っておきましょう。

街を一歩でればすぐ砂漠。
砂が風に乗ってくることもあって、サングラスがあると目に優しいです。
カッコつけと思わず、健康のためにも持っていきましょう。

砂ダイレクトに入ってくるので西部警察かあゆみたいなサングラスが良いです本当に。

暑さ対策だけしていくと地獄を見ます。
「中東のスタジアムって冷房がついてるの?さすが石油王🎵」とか思っていた時期がありました。寒さの手加減をしろ…!

カタールW杯は足元から延々冷気が出てくるスタジアムから動けずに汗が冷えて風邪を引く者が続出。足首隠れるソックス持っていった方がいいかも。
基本、「着込む」ではなくて「羽織れる」ようにしていくのが吉。

これは12月なので22度くらい。ちょうど良かった。

これはお隣のカタールですが、スタジアムに於ける日本人の服装例として。
スタジアム周りはもうみんな服装が日産スタジアム仕様w
25番(前田大然ユニ)ばかりなのがすごく良い〜〜〜

◆お祈り

中東は一定の時間になるとお祈りの音楽が流れます。行く前は(文化が違うからこそ不気味に感じるようなものだったらどうしよう…)と構えていましたが、なんとも神聖な気持ちになる曲です。

アラビアンコーストみたいでしょう?

不安ならYouTubeなどでAzan(アザーン)と調べると雰囲気がわかります。
モールで買い物中など、普通に曲が流れますが動きを中断したりは今まで求められませんでした。
ホテルの部屋の天井にメッカの方向が書いてあるサインがあったり、クローゼットにお祈り用のマットがあったりします。大事なお祈りのお時間のためのものなので、尊重してそのままにしておいてね。

◆トイレ事情

拙者、旅先のお手洗いキレイじゃないと行かれない人間…。
この私が何回も通ってるとだけあってモールのお手洗いはかなり綺麗です。

しかし、確実にキレイだと確信したところでしかお手洗いに行かない人間なのでスークなどの下町エリアがどうなっているかがわかりません…。
個室内の話なのですが、中東のお手洗いは手動のウォシュレットがついています。
ちなみに、ドバイ空港のお手洗いは便座がなくてSASUKEのクリフハンガーみたいに壁に両手広げて頑張りました。山田勝己になれるぞ!

◆空港

上に書いた空港のお手洗いの件、ドバイ空港ターミナル2のお話です。
これまでエミレーツ航空でしかドバイに降り立ったことがなくて、他のキャリアで初めて行った時にタミ2 がかなり不便だったのを覚えています。
それこそお手洗いが整備されていなかったり、距離を歩くような仕様だったり。エミレーツ発着のターミナル3とは別世界。
タミ3で山田勝己トイレに当たったことはありません。

空港に住むわけではないので不便でも良いのですが、誰かと待ち合わせなどをする場合はターミナルが違うだけで結構話が変わってくるぞと思いました。別の空路の人と会うときは街中とかターミナル同じ同士か確認してからが良いかも?と思います。

空港内のWi-fiは時間制の無料でまぁまぁ不便なく繋げます!
中東ってどこに行くにも中間地点なので世界中の人がここをハブにして旅しているんだなー!と実感する規模。
変な時間到着の飛行機だと、イミグレの係員人数に対して旅客が多過ぎて結構並ぶイメージです。
制限区間内のベンチで寝たい人は争奪戦必至!出来ればPPとかクレカの付帯でラウンジが使えるようにしておくと良いかも。
免税店には高級車の宝くじ(当たった人いるんか?)が飾ってあったりと視覚的にもオイルマネーの力を体感できると思います。

◆挨拶

これはドバイに限らず全世界で共通なのですが、お店に入る時は必ず"挨拶"をしましょう。
礼儀もそうだし、"自分は何かを盗るためにここに来たんじゃないよ"の意思表示だと思っています。出る時は「ありがとう」を言うことで"何にも盗んでないよ"、"素敵な商品を見せてくれてありがとう"になります。
その声をかけたところで押し売りをされるとか、店員さんにマークされるとかはないので(むしろ日本よりほっといてくれる)最初は小さい声でも良いのでハローでもハーイでも良いです、だんだん慣れてきますしお互い安心しあえる環境を一言で作れるなら恥ずかしがっていられない!
それにせっかくユニフォーム着ているなら自分の好きなクラブのポジティブな印象は持ってもらいたいよね。
せっかくなら現地語で「marhaba (マルハバ)」こんにちは
Sukran(シュクラン)」ありがとう が言えたらとっても素敵!

◆男女コミュニケーション

ドバイは街中で未婚の男女が手を繋ぐ、ハグ、キスなどをすると罰金、最悪のケースだと禁固刑になっていたりします。
はぐれないように、とか日本にいる時の癖がつい出てしまうことはあると思いますがここは我慢!
アブダビ旅行をテーマにしたSATC2の映画でも公共の場での行き過ぎたスキンシップを理由に逮捕されるシーンがありました。
実際、街中を歩いているときに肩を抱いたり、手を繋いだりのカップルはよく目にするんです、でもそれは既婚であったり、見逃されているケースも多いと思うのでここは安全策をとってください。

◆食べ物

「中東のご飯ってなに?」ってよく聞かれるのですが、その土地ならではの食べ物を楽しみたい反面、ドバイモールには日本にない海外チェーンが多くてそちらに行くことばかりに必死になった結果全然把握していませんでした。豆をペーストにしたフムス、ファラフェルやケバブもお馴染み。

高タンパク低カロリーでハリウッドの美容食としても人気。フムスだーいすき!

もしも旅先のご飯に慣れていない場合は全然マックだってチェーンだって良いと思っています。なぜなら中東限定メニューがあるから!(日本にないナゲットソースやスイーツもあります)

イスラム教なのでお肉やエキスに豚が入っていないものとか、そういった配慮があるんですね。
スーパーマーケットも豚肉だけTSUTAYAみたいにカーテンで仕切られていたり、そもそも置いてなかったりします。
お酒も確かレストランにはなかったような気がします。
祝勝会、ノンアルかな!
海外旅行、現地のものを食べられたら経験としてこれ以上なく素敵だけれど、慣れない異国に参っちゃうこともあるので例え日本で食べられるものだとしても、好きなものを食べて欲しいです。どうか人の声は気にしないで。
何も食べないで栄養取れずに応援に力が入らない方が損失!

ここでマックの話に戻るのですが、ドバイ空港店やある程度大きい店は専用のクリーナーさんがいます。食べ終わったトレーをお客さんは机に置きっぱなしで出て良くて、彼らがゴミ箱にまで持って下げてくれるんです。
すごくありがたいし、シンプルな働きで雇用が生まれる良い例ですよね。
でもそういったお店でクリーナーさんの存在に気が付かず、ゴミ箱に自分で持っていってしまうと、運悪くその場面をクリーナーさんの上司が見ていた場合彼の働き不足としてカウントされてしまう可能性があります。

よく「日本人がスタジアムをキレイにして帰る」と世界でニュースになるときに「クリーナーさんのお仕事を奪ってしまうのでは」とリプライがついていたりしますが、こういう背景があるのですね…。
なので、クリーナーさんがいるかいないかを確認するのがスマートです。
ドバイモールのフードコートは確か自分で下げる方式だった気がします。
自分で下げる、キレイにする気持ちはとても素晴らしく尊いことなので、場面によって切り替えることを念頭におくだけで大丈夫です。

◆チップ

基本的に強制ではありません。特にレストランはサービス料がインクルーシブされているので素敵な心遣いがあった時に追加できたら良いね、と思っています。
たまにショッピングモールやレストランの中にヘナアートとかやってくれる技術者さんがいらっしゃるのですが、そういった場合にはフリーだと言われてもお渡しするようにしています。ミニマムの金額で雇われていて、チップで生活している方も多いと伺うので…。

◆ Uber
日本でウーバーといえばイーツを想像する方も多いと思いますが、実際は配車アプリから始まっています。
そして政府の施策だったか何かでドバイはUberに力を入れていて、台数も多いしほとんどの車がレクサスで統一されている、たまにメルセデスやテスラが来たりとかなり快適です。

そして車だけでなくヘリを選べたりもします

・言葉が喋れなくても目的地入力を英語で出来る点
・一度Uberを通すのでぼったくられない、アプリ内で精算できるのでお金の問題が起きづらい
・変な場所に連れて行かれたり、遠回りの心配がない
・乗車中、今自分がどこを走行中かアプリ内で追える
これらのメリットがあるのでかなりおすすめ。
ドバイUberは運転手さんの当たり外れが特に少ないような気がします。
認証に電話番号を使う気がするので、よかったら日本でアプリを入れておくと安心です。

★ 観光

◆ 砂漠ツアー

2024年5月現在、厚生労働省から中東呼吸器症候群(MERS)への注意喚起が発令されていてラクダに触れない、ラクダ製品を口にしない、もししたら帰りの空港検疫を受けるが必須です。

「ラクダツアー行かなきゃ大丈夫じゃない?」と思われるかもしれないけれど意外とソフトクリームやトルコアイスにラクダミルクが使われていたり、中東だと身近なんですよね。知らないうちに口にしちゃってるパターン。
帰りの空港でスーツケースのターンテーブルに急ぐのに必死で検疫寄り忘れちゃったり、そもそも自覚がないからスルーしちゃったり。
(後日だとしても具合が悪くなった場合はしっかり検疫に連絡を)

砂漠ツアーは2018年と2022年に2回参加しているのですが、会社が違ったからなのかそれともMERSの影響なのか、最近の砂漠ツアーはラクダとの触れ合い必須ではなくて完全に避けて参加することもできるようになっていました。
たかが砂漠と侮ることなかれ、ボードを用意してサンドサーフィンをしたり、4輪駆動でジェットコースターみたいに砂漠を移動したり、化石を掘り当てて石油の原料の成り立ちを知ったり、砂漠に用意されたキャンプで5つ星ホテルのシェフが作るアラビア料理を食べてベリーダンスを見たり。
正直思っていた1000倍楽しかったです。もし時間があればぜひ!

◆アルマクトゥーム国際空港付近

観光地としてはダウンタウンが一番わかりやすいのですが、余裕があればこちらも。
皆さんが使うであろうDXB空港の他にアルマクトゥーム国際空港がアブダビ寄りにあるのですが、この辺も今開発されてきていて面白い。
その中の一つ、イブンバトゥータモールは世界一キレイなスタバがある場所です。

この近くにアウトレットがあって、そこは日本では考えられないような商品が置いてあったのでかなり穴場だなぁ…!と思っています。
例えばアディダスにY-3があったり、セレクトショップでルブタンが豊富だったり。お買い物好きはぜひ。

◆ ゴールドスーク

スークは市場の意味。
ドバイモールがあるダウンタウンドバイが丸の内だとしたら、スークは上野とかの下町人情溢れるエリアです。本当にざっくりだけど。

完全に足を止めさせるためのボケなのにワードがずるい。
でもせっかく横浜のクラブが来たことも覚えて欲しいので「マリノス」とか
下町人情溢れる商店街…「ロッカクバシ」とか「ヨコハマバシ」も覚えてもらいたいですね。
たまに勝手にストールを巻きつけて「はい、お前この商品を触ったから買いな」みたいな押し売りをしてくる人もいるので丁寧に返して無視するか、そもそも巻かれないように注意。

この辺りは上下セパレートの服の人が多くなる

ドバイは裕福なイメージがありますが、そうして雇用が生まれた場所に集まる労働者も多く格差のある場所です。礼儀正しい人も多いですが、決して安全すぎる場所でもないので注意。

◆ ドバイモール

この記事で私は何回ドバイモールと書いたでしょうか。
それくらいドバイモールで全てが事足ります。有名な噴水や大きな水槽のある場所ですね。
気温の項に書いたことと重ねてになりますが、中東は夏の暑さが外で過ごすのに適していないためモールが街代わりなんです。
お買い物をするための場所というよりはインフラ施設と考えてもいいくらい。

水槽もだけど上のビジョンも鮮明でぬるっと動くのが素敵。
向かいのチーズケーキファクトリーから水槽を眺めるのがお気に入り。

困ったらここに戻る、Wi-fiを確保して涼みながら地図確認や調べ物をする、それでもわからなかったらインフォメーションに行く、お手洗い絶対きれい。そんな感じで活用します。
確かダイソーとか無印もテナントに入ってるんですよ。残念ながら100円ではないけれど、急に必要になったものを高い値段で買うのって抵抗ありますよね。困ったらここ、多分野生のマリサポともすれ違えるはず。
そして昼間の気温が暑いため、みんな午後から活動することが多くお店は深夜までやっています。夜型にとって天国じゃん!

噴水は見せるためではない、酷暑のドバイで飛沫を浴びるためだとわかります
夜のドバイは気温も下がって噴水周りのテラス席が抜群に気持ち良いです。

正直この周りのホテルは相場が高いですが、便利をお金で買うようなイメージでここに拠点をおくのはアリだと思っています。もしリヴァプール好きなマリンKOPさんがいればLFCショップもあるよ!

悪いところ一個もないモールですが、メトロの最寄り駅から歩く時異様に遠かったので注意!赤坂見附と溜池山王乗り換えとかめちゃくちゃ可愛くて、大袈裟でなく徒歩で横浜からみなとみらいくらい歩かされた気がします!
事前に分かってたら歩けるけど、その距離は最寄りを名乗るなレベル…

◆おみやげ

勝ち点3とトロフィーは必須として、悩まれた場合
基本的に物価高+円安なのでばら撒き土産は国内よりも難しいことを念頭に置いてもらいつつ
・ジョーマローンの香水
中東限定の香りでローズウォーターや乳香を使ったものが3種類あります。
かなり玄人好みの香りなので人に渡すときは注意。
街中の店舗ではアラビア語の刻印を瓶に入れてくれるのが素敵なので自分の名前入りをオーダーしてみて。
その他、LE LABOやSEPHORAにもドバイ限定香水があります。
・HUNTER'S
カルディとか成城石井で売ってるみんな大好きな黒トリュフのポテチ
あれ、UAEのものです。なので結構スーパーで見かける…が、日本でも見かけるのでホテルで自分でつまむ用とかにどうぞ!
・デーツ
ナツメ、とにかくホテルに到着した時のおもてなしやレストランでも出てきます 甘過ぎないプルーンに近い。漢方でも血虚に使われたり、火鍋のスープに浮いてるやつなので体には良いです!ウケは知らん!
・ウォーカーの中東限定ラクダ型
これは本来イギリスのお菓子、成城石井とかナチュロにあるやつ

これは本当可愛くて助けられました。
6年前くらいマリノスケのアテンドさんにお渡しした時、マリノスケが全部平らげてしまったそうでアテンドさんが食べられなかった…と嘆いていたことがありました。食いしん坊すぎるぜ。可愛いやつめ。
・スーパーに売ってる生搾りフルーツジュース

青リンゴの新鮮さもすごいけれど、私のイチオシはいちごジュース!
千疋屋かってくらいフルーツパーラーの生搾りの味です。
これはスーツケースに入れて持って帰りたいしマリンにあげたい…

★ 中東渡航前にテンション上がる作品

旅行前、その土地を舞台にした映画を見るのが好きです

◆ ミッション・インポッシブル / ゴーストプロトコル

トムクルーズのやつ。その昔、映画館で見てチビりかけました。
この映画がきっかけで中東が砂漠のイメージから先進的なビルと洗練された場所という切り替わりになった印象です。

◆ ワイルドスピード / スカイミッション

こちらはアブダビ。アブダビでロケをしている映画が少ないのでかなり良い資料にはなりますがもちろん参考になりません!何その演出!
前半はロンドンなので後半にパレスホテルとタワーが出てきます。

◆ セックスアンドザシティ2 ザ・ムービー

男女コミュニケーションの項でご紹介したものに重ねてですが、アブダビ旅行の話です。が、ホテルも市場も全編トルコでの撮影!
ロケ地めぐりこそ叶わないものの、アメリカ女性から見たらおとなしく見える中東の女性が実際アバヤの下に何を着ているのか(ちょっと誇張表現だけど)、市場や砂浜のシーンの会話では中東の人にとって何が失礼に当たるのかなどを感覚を知るには良いと思います。アクション映画よりも文化面での参考にはしやすい作品。

◆ 腹ペコフィルのグルメ旅 ドバイ編

唯一映画でない作品ですが、個人的に一番おすすめです!Netflix限定。
ハンバーガーショップを訪れる回なのですが、街の風景や様々な国から移民が集まるドバイの美食や人々の文化の尊重について丁寧に掘り下げていると思います。ネトフリには「きらめきドバイ」などの作品もあるのですが、私がリアリティショーを好まないのでちょっと説明できず…素敵な作品だったら教えてね。
グルメ旅は全部見ても50分なので行きの飛行機で見る用にDLしてみては?

◆ アラジン(実写版)

UAEですらなく架空のアグラバーが舞台、言わずと知れたディズニー映画です。でも街並みに音楽、私たちが想像するミドルイーストが詰まってる!
外国の人が日本に対して想像するニンジャフジヤマゲイシャをそのまま中東に夢見ている構図かも知れませんが、UAEの街づくりってそういった観光要素も考えながら形成されているからアラジンたちが飛び出てきそうなヘリテージ地区とか、アラビア模様、建築がたくさんです。
アニメもミュージカルも大好きだけれどぜひYouTubeでアラビアンナイトの一曲だけでも見て!

★ ささゆか様のありがたいお言葉

つらつら書いてたら超大作になってしまった。ロードオブザリング並み!
知らない国に行く時に何も情報がないと、検索ワードの手がかりすら掴めない時があるけれどそんな時の一助になっていたら嬉しいです。

海外旅行が初めての人も、そうでない人も。
大好きなクラブがきっかけで知らない世界に飛び込めるなんて夢みたいだよね。その経験も、行きたい気持ちの原動力もすごく尊いこと。
そこでトラブルってつきもの。私も未だにやらかします。
そんな時に恥を忍んででも聞ける人・頼れる人がいたら安心するし、それが一緒に行く"顔は知らないけれど同じクラブを応援する仲間"ならもっと素敵。
戦う気持ちと怖いオーラを出すことはきっと違うはずなので、仲間が聞きやすい雰囲気も纏えるようにできたら良いですね。

迷惑をかけたとしても、自分も誰かを許して助け合いの連鎖を広げていかれるように。ACL常連のクラブが見えていて、私たちにはまだ初めての景色や知識もあるかもしれないけれど良いところは学びながら、自分たちのやり方をゆっくり積み上げられるように。
旅慣れていないのは恥ずかしくない。誰だって初めてがあるから落ち込むことないし、語学ができなくてもその状態でも海外に行くと決めたハートが最高じゃない?そこから覚えていけば良いのさ!
もし失敗したとしても、来年以降の反省に活かせるもんね。
ACL常連になるなら失敗がどんどん次のためになるよ!

命を守って、楽しむ気持ちを忘れずに!
たくさん書いたけれど今回私はアブダビです。行く人はスタジアムでお会いしましょう。それじゃあ、世界のどこからでも
「「一緒にアジアの頂点を勝ち獲ろう!!!!!」」

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