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窓の内側より

とっても久しぶりになってしまいました。
目が回るほど忙しいとかではなかったのだけれど、同じことを繰り返していると一日がすぐ終わってしまうように感じます。
書けていなかった期間、震えるほど怒った日もあるし、一人で泣いていた日もあったし、子を置いて一人で消えるつもりでいた日もあった。そんな時はいつもこの時間が必要だったんじゃないかと後から思っていた。これを書こうと頭の中で数行分くらいの文を考えては時間とともに消えていく日々。それから、長いこと書き留めていないと文章にならず、だらだらと書いてしまうのだけどそれもちょっと嫌で足が遠のいたのもあった。今日はだらだら書く日だ。

子は無事に1歳になった。

1歳前に歩く子もいるし、おしゃべりを少しする子もいるし、自分で食器をもって食べる子もいるようだが、我が子はまだまだ伝い歩きをし、空腹がある程度おさまれば手づかみや、おにぎりを刺したフォークを持つことがある程度。喋ってるようなニュアンスの喃語を喋り(どうしても「up」と「map」にしか聞こえない時がある)意味のある言葉は出ない。どうにもならない個人差とも思いつつ、何ごとも前準備をして先取りしてきた自分としては心配もしないこともない。

少しは自分の時間を取り戻していけるだろうと思った矢先、保育園入園の保留通知が届いたりもした。
本当に落ちるんだなとなんだか感心してしまったが、もともと「絶対に入れるぞ」という気概がなかったので仕方ないと思っている。最長で5年間も通園することを考えたら、通勤経路からはずれていたり遠かったりと、現実的に通えない園に受かっても大変だし、それをお断りしたら点数はますます下がるのだから、通える見込みのあるところだけ書くのが私の場合は現実的と思った。その結果がこれなので納得している。
7つまでは神のうちなのであれば、子が「もう少し家にいたいな~」と願ったかもしれない。何せ、寝るほど疲れていないけど遊ぶ体力はもうないからゴロゴロしたいと泣く子だ。布団に置くと泣き止んで本当にゴロゴロしている。

会社はひとまず育休を延長させてもらうこととなった。比較しても仕方ないことだけど、保育園児と比較すると成長が遅いのは必然だと思うので、少しずつ外出頻度や距離を増やして外部との接触を図ろうとは思っている。
2歳までに入園できなければいったん退職になるが、ありがたいことに会社は退職後の復職もあらゆる形で可能と言ってくれているのでその心配は今のところ少ない。

上司から「自分は30カ所は希望を出した」「会社周りの認可外も書いた。それぐらいしないと厳しい」と言われたことについてはここでは言及しないでおく。まず私の居住区に30カ所も保育園はない。あと私と同居人で勤務地が違うので送迎を考えると、互いの職場のあるエリアは我が家的には圏外である。

 ここ数カ月は少しだけ、働けることや外での一人でいられる時間に希望を見出していた。稼いだお金を子や自分に還元して、少しでも子に豊かなことをしてあげられるかも。メリットにばかり目がいっていたが、自分のキャパを考えるとこれでよかったのかもしれないと今は思う。

復職することを考えて、寝るのが好きな我が子に、朝起きる時間や昼寝の時間など少しずつ希望する園のスケジュールに合わせてコントロールしていっていたがそれも意味をなさなくなった。(とはいえ、ある程度早起きしないと逆に大変なので7:30には起こしたい。)
保育園に行けば学びや遊びもある程度身につくと思っていたぶん、自宅でできることも増やしつつ、市民プールや一時保育も行きたいなとぼんやり考えてはいる。
私自身も午前か午後には自分の作業をする時間を作って、仕事のようにメリハリをつけて過ごしたい。延々と育児をしている日々は、行き詰った時の負担が大きいわりに理解を得にくい。やさしさのように言われる「何もしなくていい」ができないし、一見デメリットにも見える「何もできない」時間もない。

とにかくなんらかの園に入れるまでの当面の目標は「病まない」だと思われる。精神的にも肉体的にも。この家の中だけの時間が過ぎているような穏やかに時々首が締まっていく世界から「復帰」した感じをなんとか作り出していくつもりである。
今度はもう少し日をあけずに書きにこれたらいいな。

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