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「相思相愛」でお仕事をするために必要なのは、「推す力」と「推される力」@kobamegu0623

「この会社のこの人たちがどんな活動をしているかを覗いてみたい。この会社が好き、微々たる力でも応援したい。」

2020年に、私はとあるオンラインコミュニティに入会しました。

それは、「ラブソル」という会社。ラブソルが運営するコミュニティに参加し、会社推しをしていた私ですが、気が付けば会社の一員となっていました。小林です。

すごくないですか。

「推す」、そしてその反対の「推される」という行為は、人生すら大きく変えることができる偉大なパワーを持っている
と思っています。

「推す力」を発揮できたとき、人は凄まじい行動力を生み出す

私の推し遍歴のはじまりといえば、高校時代に遡ります。

高校生になると、アルバイトをして趣味に使うお金を自分で稼ぐことができるようになりました。

パンクバンド系の音楽を好み、割と小規模なライブハウスに通う日々。

ステージと観客席が目と鼻の先にあるような距離感のライブハウスで出会った、一組のバンドにどハマりしてしまい、私の「推す」人生がスタートします。

推しのバンドに初めて出会ったライブのVHSのパッケージです。

ひとまず、その頃住んでいた名古屋のライブは全制覇。イベントが東京で開催される時には、新幹線に乗って駆けつけました。

軍資金を稼ぐため、とにかく最大限までバイトを入れていたことを思い出します。行きたいからお金がなければ稼ごう、というポリシーです。

直接的に好きな人に課金できるようになったことで、自分が彼らを応援している、推しているという強い確信を持つことができ、楽しかったんだと思います。

加えて私は、ライブ観戦やCDやグッズを買うこと以外の、推し活もしていました。

全国の人にこのバンドを知ってもらいたい、また全国にいるファンとつながりたいと思い、個人で「ファンサイト」を立ち上げ、ライブレポートをひたすら書いていたのです。

お金を使ってライブを楽しんだりグッズを買うだけではなく、ファンである自分がコンテンツをつくってバンドを宣伝する。

今思えば、効果があったかどうかは微妙ですが、ただがむしゃらに彼らを応援したい気持ちが止まらなかったのでしょう。

これが、人生で初めて私が誰かを「推す力」を発揮した出来事だったと思います。

「応援したい」というまっすぐな想いが原動力となって、気が付いたらファンサイトをつくって書きまくるという行動をとっていました。

推しの活躍が自分ごとになったとき発揮された「推す力」が生み出す行動力を、身をもって知りました。

自分のストーリーを晒け出すことで「推される」人になる

ここまで、自分が「推す」側の話をしてきました。

逆に、「推される」人とは、どんな人なのでしょうか。

「推す」という言葉は、2019年発行の『大辞林第四版』によると、「応援していること」「ファンであること」という意味の若者言葉と掲載されています。

つまり、推される人というのは「応援したいと思える人」であること。
では、応援したくなるような人は、どのような人物でしょうか。

ここで、エンタメ業界で「推される」グループの先駆けとなったのではないかと思うグループについて考えてみたいと思います。

デビュー以降、長年にわたって人気を博すことになるアイドルグループ「モーニング娘。」は、1997年にテレビのオーディション番組から誕生しました。

「モーニング娘。」は、元々は、ソロアーティストとしてのデビューを勝ち取るためにオーディションを受けたものの落選してしまった人たちの寄せ集めからスタートしたことをご存知でしょうか? 

メインのオーディションには落選したものの、プロデューサーであるシャ乱Qのつんくさんが目をかけた5人が集められ、メジャーデビューまでの軌跡がテレビで放送されました。

当時を思い出すと、オーディションでデビューを勝ち取った人よりも、モーニング娘。のメジャーデビューまでの記録の方が強く印象に残っています。

その理由は、彼女たちの挫折から栄光を勝ち取るまでのストーリーが視聴者の胸にささなったからではないでしょうか。

つまり、応援したいと思われる人になるためには、自己開示してストーリーを発信していくことが大切なのではないか。

先日書いたnoteで失敗談を晒しました。これも自分のストーリーを表現する一つだと思います。

どんな人かもわからない、何をしている人かもわからない人を、推したいと思う人はまずいません。それが一般人であれば、尚更です。

好きな人を全力で推しながら、相思相愛でお仕事をしたい

弊社では、「相思相愛」というワードがよく使われます。

こちらは、代表のゆかさんが阪南大学で講義をしたときの記事です。

私は、実際に推しだったこの会社で働いてみて、気が付いたのです。
「推す力」と「推される力」が良い感じに混じり合うことで「相思相愛」のお仕事をすることができると。

そのためには、推せるくらい目の前のお仕事を愛し、相手の力になれること。そして、推される存在になるために、何かを意図して発信していくことが必要です。

自分たちから「これが好きなんです」「これをやりたいんです」と意図して発信し続けることで、お互いに好きになれる人・モノ・コトと出会える可能性が格段に上がります

そして、出会えたときには、いつでも相手を推す力を発揮できるように、常に自分を磨いていくことも大切です。
せっかく見つけてもらったのに、役に立ちませんでしたでは、お互いに悲しいですよね。

当時の社員であるデザイナーのでらみさんが書いたビジュアルレポート

もちろん、発信するばかりではなく、情報を取りこぼさないよう好きな人の発信をしっかりとキャッチしていく。
待つだけではなく、できることがあれば自分から声をかけられるように準備をしておく。

自分を常に磨き、「ここにいるよ」と発信しながら、相思相愛になりたい人たちとより素敵なお仕事をしていきたいなと思っています。

小林 恵美▶︎SNS...X

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