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「自分の言葉」で話せる人は、人を魅了する。私がプロレスに夢中になった理由 @usaayu0604

突然ですが、「プ女子」という言葉を聞いたことがありますか?

「プ女子」とは、プロレスが好きな女性を指す言葉なんです! プロレスの荒々しいイメージとは違い、ちょっと可愛い呼び方だと思いませんか?

私宇佐見は、「プ女子」歴7年のアラフォーのワーママ。

どうして急にプロレスの話が出てきたかというと、弊社公式noteでは、毎回テーマを定めて書いており、今回は「私の推し」がテーマだからです。
ちょっと意外でしょうか?

7年前、夫に誘われてテレビでプロレスを観た私は、「こんな痛そうなものを見て、何が楽しいのだろうか」と思っていました。

プロレスといえばアントニオ猪木が思い浮かびますが、ビンタをしているイメージがあります。やっぱり痛そう…。
ところがそんな私が、いつしか夫以上にプロレスに夢中になり応援していたんです。

一体なぜだろう? 

プロレスに魅せられた理由を言葉にしてみたら、「魅力的な人になる」ことへのヒントがありました。

夫と初めて試合会場を訪れた時の写真。大音量で流れる入場曲とともに選手が会場に入ってきた時の興奮は今でも覚えています。

私が初めて好きになったレスラーは、悪役だった

きっかけは、7年前。

テレビの向こう側では名前も知らない選手たちが技を出し合い、時には、一歩間違えば大怪我寸前の試合を繰り広げていました。

楽しそうに観戦している夫とは対照的に、「これの何が面白いの? 」と本気で思っていました。

私が初めて好きになったレスラーは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(以降、ロス・インゴ)というユニットに所属している内藤哲也(ないとうてつや)さんでした。

「制御不能のカリスマ」と呼ばれている内藤さんは、入場時の花道を歩くスピードがすごく遅かったり、ちょっとふざけた動きをしてみたり…。
私がプロレスを見始めた頃は、チャンピオンベルトを投げ捨てるなど驚くような行動もありました。

正々堂々と戦うヒーローとは違い、まさに悪役レスラー。

悪役レスラーとは、悪役を務めて観客や視聴者を怒らせるレスラーのことです。
「どうしてそんな悪いことをしているんだろう?」 と思いながらも、気になって仕方がない。まんまと策略にハマっている自分がいました。

2018年に開催された、新日本プロレス展を訪れた時の写真です。左側の白い服の男性が、内藤選手。パネルと一緒に写真を撮りました。

彼らが「自分の言葉」で話すからこそ、魅せられた

プロレスを観ていると、どうしたらその高さから飛べるのか、そんな技ができるのか、技を受けても怪我をしないのか…。レスラーの身体能力に驚くばかり。
日々、どれだけ鍛錬しているのか計り知れないと思いました。実際、地方への巡業中もジムに通うなど、レスラーたちはトレーニングを怠りません。

技がかっこいいから好きというのもありますが、実は、私が一番好きなのはマイクパフォーマンスです。

内藤さんはメキシコに遠征していたことがあり、ロス・インゴのユニット名も、元々はメキシコのチームからつけたもの。

マイクパフォーマンスでは、スペイン語を織り交ぜたお決まりの挨拶、締めの言葉で会場を盛り上げます。内藤さんの掛け声に合わせて会場全体が一緒に声を上げる瞬間は、私も経験がありますが、とても気持ちが昂る瞬間です。

友人と試合会場での写真。テンション高めにロス・インゴのTシャツとキャップを身につけ、内藤選手のポーズを真似しています。

そう。試合の見どころは、戦いだけではないのです。

マイクパフォーマンスやバックステージでのコメントなど、レスラー自身が語る言葉にもあります。

内藤さんが出演したNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で話していたことが印象的でした。

「お客さまにどう楽しんでもらうかを考えている」

試合後には、自分の動画をチェックし見せ方がどうだったかを振り返っているそうです。極限状態で戦っている中でも、常に観戦している人の目線を考えているなんて、驚きでした。

少し前、私は「魅力的な人になりたい」と考えていました。
「魅力的な人ってどんなひとだろうか?」と掘り下げてみると、「自分の言葉」で話せることというのが浮かんできました。

弊社ラブソルではSNSなどで発信を行う際に、自分がどう見られたいか、ラブソルはどんな人だと思われたいかなど考えてみようねと、代表のゆかさんはいつも言います。

ハッとしました。
私がプロレスに魅了された理由には、自分の仕事にも通じるものがあると感じたのです。

なぜ、レスラーに惹かれたのか。
それは、彼らが「自分の言葉」で、話しているから。だからこそ、ファンを魅了するのだと思います。

頑張っている人は魅力的だなと思うことがありますが、ただ頑張っている姿を見るだけでは、そこまで惹かれません。

その人が、自分のことを自分の言葉で話せること。自分がどう見られたいのかを考えて行動や発信をして見せられるということが大切なんじゃないかと思いました。

自分に余裕がなくなると、マイナスな言葉が出たり表情が暗くなったり、イライラすることがあります。
そんな時こそ、私はどう見られたい? 見せていきたい? と自分に問いかけていきたいし、自分の言葉で伝えられる人になりたいと思いました。

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宇佐見 鮎美▶︎SNS...X(Twitter)

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