社会性を身につける〜多様な人間とのつきあい方〜
4月。
新入生が仲間入りします。
4月1日、新入生を迎えて上級生がラボアンドタウンのあれこれを教えてくれるのですが、その中に下記の言葉があります。
・おもったことはことばでつたえよう
・こまったらだれかにたのもう
ラボアンドタウンで生活するには、仲間との関わりが大切です。
新学期は特に、新しい信頼関係づくりのはじまりです。
信頼関係をつくる
どんなときも、常に信頼関係をつくることから。
新しく出会ったひととの関わりでは、下記のことを大切にしています。
1.名前を呼ぶ
2.目を見てあいさつをする
3.ありがとうを伝える
4.ごめんなさいと謝る
5.お願いしますと頼る
関わりの中で毎日、毎回繰り返します。
単純だけど、大切なこと。
丁寧に繰り返すことで、確実に信頼関係はできてきます。
信頼関係ができてくると、自分も相手も安心し、イキイキと過ごすことができます。
安心して過ごせるようになると、生活の中でもっとやってみたい!挑戦してみたい!と次のステップに進んでいきます。
新しいことに挑戦していく過程はわくわくしますね。
ソーシャルスキル
ラボアンドタウンでは、多種多様なひととひとがコミュニケーションしながら信頼関係を築く上で大切にしている行動があります。大人も子どもも関係なくこれらを大切にすることで、互いを認め合える信頼関係ができあがっていきます。
ラボで過ごす子どもたちは、日々過ごしていく中で、
このソーシャルスキルを身につけていきます。
認め合う
思ったことは言葉で表現する。
相手の思いはまず受け止めます。真っ先に否定をしません。
どうしようかと話し合う
意見が違う場合、どうすればよいか話し合いをします。
目的を確認する
その場の目的は何かを明確にし、場合によっては優先順位をつけて行動します。
事実を認識する
あいまいな解釈ではなく、起きたこと、事実を明確にして認識します。
約束をする
1.約束をして、約束を守る
2.約束を守れなかったら、謝る
3.次の約束を必ず守る
報告をする
相談していた、または頼まれていたとこがあるときには、結果を必ず報告します。
すべての人は違う人。
対話やコミュニケーションは日々訓練。
トライアンドエラーを繰り返して成長します。
人との関わりに正解はありません。
困ったときは信頼関係づくりとソーシャルスキルを実践してみてください。
信頼関係ができたとき、新しい景色が見られるはずです!
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