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24年ドラフト エンゼルスは誰を指名する?

今日も一日よろしくお願いいたします。

今回の記事は7/14日から
開催される24年MLBドラフト会議まであと丁度2ヵ月
少しでも楽しめるようにエンゼルスのドラフト指名を予想してみました。

あくまで個人的主観と希望がありますのでご参考程度に。。。
(ほんとは当てたい(笑))

今回のMLBドラフト指名順はこちら↓↓

エンゼルスは全体8位指名の権利を獲得!(2巡目は全体39位)
まあ、色々細かい制約や抽選がありますが
30球団中8番目の指名順位なので良しとしましょう。(昨季は11位)


なおProspect Promotion Incentive Picksという
簡単に言うと
昨季新人王を獲得した球団は1巡目終了後直後に指名権を追加獲得できる制度が近年発足。
今季はAZのCorbin Carroll、BALのGunnar Hendersonが新人王を受賞したので
実質一巡目に二回指名できることになります。
(AZは一巡目29位と31位、BALは一巡目22位と32位)

LAAもいつか二回指名できる日が来ることを待ちます。
P.S. Dana君、期待してます。。。

■エンゼルスのポジション問題

個人的に再建の方向・このままPSを毎年狙い続ける方向で
指名の方向性が違ってくるとも思いますが

今回はどちらにもフィットした選手を予想しました。

まずは将来的にレギュラーになることを予想して
今の若手陣は
C   オホッピー
1B シャヌエル
2B パリス(有力候補ですが不安定要素)
SS ネト
3B 〇
OF アデル
OF モニアック
OF ラダ*

SP デトマーズ
SP ソリアーノ
SP シルセス
SP ディナ*
SP 〇

*:MLB未昇格

トレードを加味せず有望株は大体このような若手布陣が揃っています。
(上位有望株を優先)

将来的に考えて、若手が枯渇している位置と
将来的な事を考えてドラフトピックしました。

エンゼルスドラフト指名予想

投手2人、野手2人をピックアップしました。

LAAは23年は1~4巡目まで野手の指名だったので
今季の1巡目指名は個人的には投手の指名になるかなとも思いました。

ただ、2巡目(全体39番目)の指名権のことも考えると、
ドラフトランキングの30位~50位は投手とSSで溢れかえっている
(投手10人、SS6人と20人中16人がSSか投手)
ので実際予想するのは難しいところです…

それでは4人を紹介します。

■投手1人目: Hagen Smith


Age:21
24年ドラフトランキング:6位
ポジション:RP/L
カンファレンス:SEC

今季成績:12G/66.0IP/1.36ERA/K/9:17.05/WHIP0.82

高校4年次に7度ノーヒットノーランを記録した、大学生No.1サウスポー。

今季はドラフトランキング1~5位まで野手(二刀流含む)と、野手豊作の年で
そこに6位に割り込んだ剛腕サウスポー。

MLBドラフトランキングでは6位だが、
純粋な投手としてはランキングNo,1なので
先行で指名される可能性もあるので獲得できたらいいな..という感じ

高校2年生でトミージョン手術を受け、
大学時代からも覚醒。

2月の7位オレゴン州立大戦では、6回無失点17奪三振と圧巻の投球を見せ、満場一致で全米週間最優秀投手賞を受賞しました。

ダイナミックな変則のスリークォーターですね。
ただあまり力感が無く、スリークォーターで癖のないフォームに見えます。なのでここから100mphの速球を投げられたらより速く、より出処が分かりにくいタイプだと思います。

最速100mphの速球にスライダーとスプリッターを織り交ぜる。
スライダーに関しては一級品でMLBでも空振りは取れるだろう。
その反面、制球力がよくない課題面があるが
24年はBB/9は3.41と概ね平均レベルに収束。

また190cm,102kgと恵まれた体型からの出力は
非常に耐久性が高いと評価されている。
課題の制球難がこのまま克服されていけば、
数年後にはローテ最前線を担う候補の一人と評価。

将来的に考えると、エンゼルスは現在は左腕が多いですが、
数年後にはサンドバル、アンダーソンの主力左腕は抜けてくる状態になります。
デトマ、ソリアーノ辺りがローテ1.2番手
3番手以降はシルセスやディナ、ダニエル、メデロス辺りが入ってきそうです。
ソリアーノと3番手以降の候補は全員右腕なので、左腕で100mph出す剛腕は喉から手が出るほど欲しい選手だと思いました。

また、最速102mphの剛腕右腕ソリアーノと最速100mphの剛腕左腕スミス
二人が揃ったローテは見てみたいものです。。。

また2020年ドラ1で大卒左腕、今ではローテ上位を張っている
デトマーズがいるので、この辺の選手の獲得もありそうだと予想します。

MLBスカウティンググレード
速球: 65 | スライダー: 65 | スプリッター: 50 | 制球: 50 | 総合: 60


■投手2人目: William Schmidt


Age:18
ドラフトランキング:12位
ポジション:SP/R

高卒投手ではドラフトランキングNo,1の有望右腕。

80mph程度のカーブは3000回転を超える回転数で
今季ドラフトではトップクラスのカーブと評価されています。

↓ファストボールとカーブ
緩急と落差が凄いですね。

また速球も伸びしろがあり、春には最速を3mph更新する
99mphを記録。平均でも93~96mph出すことができます。
まだまだ18歳と若いのでここから球速もまだ伸びてくるのではないかと思います。
↓ 98mphを記録したファストボール

また193cm 81kgとまだまだ成長の余地がある体型
18歳で既に高い完成度と素材面を両立している選手です。

MLBのスカウティングレポートでは、
最多勝2回、オールスター3回のアダム・ウェインライトと比較しており、
同じ時期での比較だとシュミットの方が優れていると評価。

高卒の伸びしろがある有望株の投手です。
身体も未完成ながら完成度が高い投手なので
長い目で育成していけば、3~5年後にはルーキーイヤーから活躍するだろうと思います。

また22年で11巡目(全体328位)で指名された高卒投手
今ではわずか2年で球団プロスペクトランキング2位に位置しているディナ
が大成して順調にステップアップし、今でもAAでエース級の活躍をしている
ので相乗効果で高卒ドラ1の指名の可能性もありそうです。

もし高卒投手をドラ1で獲得したら
2010年のキャム・ベドロシアン以来の獲得になります。

MLBスカウティンググレード
速球: 60 | カーブ: 70 | チェンジアップ: 50 | 制球: 50 | 総合: 55


■野手1人目: JJ Wetherholt


Age:21
ドラフトランキング:8位
ポジション:SS/2B
カンファレンス:Big12

今季成績: .347/.500/.569/OPS1.069
3HR/4SB
23年成績: .449/.517/.787/OPS.1304
16HR/36SB

はい、まずイケメン。
そしてどこかジャッジのような風貌。()

日米大学野球選手権の米国代表にも選出しています。

一部のエリアスカウトの中には
これまで見た中で最高のアマチュア打者であるとも評価されている
左の内野手。

ウェザーホルトは24年大学生No.1のピュアヒッターで、
昨季は全米1位の打率.449を記録。
ユーティリティ性能と高打率を残せるタイプで
広角に打ち分ける技術も高い。
また三振率も低く11%と優秀です。
長打力もMLBでも平均的であるだろうと推測されているので
20~30本塁打は打てる力はありそうです。

こんな豪快なスイングで高打率が残せるなんて投手からしたら怖い…

走力も高いとスカウティンググレードは評価していて
23年には36盗塁もマーク。

身長は178cm程度とMLBでは低いですが、
ホセ・アルトゥーベのような選手が理想像だと思います。

ただ今季はケガで途中出場となった為、ケガの懸念点は必要そうです。

エンゼルスではSSにネトが居るので2B候補の一人。
このまま大成すれば、.300/20HR/30SBを狙えるような選手だと思うので
リードオフマンとして期待したいです。

2B候補のパリスと被りますが、パリスと年が近く即戦力としても期待ができ、ユーテリティ性もあるので選手としても扱いやすく、
またパリスがまだMLBで主力級の活躍が出来るかの不安要素も多いことから
選出しました。

個人的には一番取りたい選手かも…

MLBスカウティンググレード
ミート: 70 | パワー: 50 | 走力: 60 | 送球: 50 | 守備: 50 | 総合: 60


■野手2人目: Seaver King


Age:21
ドラフトランキング:13位
ポジション:3B/OF
カンファレンス:ACC

今季成績: .327/.392/.614/OPS1.006
14HR/9SB

Wetherholtと同様、日米大学野球選手権の米国代表に選出されています。

後にNCAA一部に転向しますが、当初は2部でのプレーでした。
2部では22年から23年にかけて
47試合連続安打を記録し、.411/.457/.699の好成績をマーク。
さらに11本塁打、13盗塁も記録し走攻守で万能な選手として評価。

NCAA1部に転向後も好成績をマークし、ドラフトランキングでは13位にランクイン。

コンパクトなスイングで高打率を残し
平均程度のパワーを持つ選手で守備面でも走塁面でも平均以上と評価
課題面はボールを追いすぎて四球が少なかったり弱いアプローチが目立つことが指摘されています。

大学入学後に20ポンド以上体重を増やし、驚異的なスイングスピードを持つ選手として評価されていますが、パワー自体は平凡なので
MLBでは12~15本塁打程度の実力とレポートされています。

守備面ではユーティリティ性が重宝され、
2B,SS,3B,OFとほぼすべてのポジションを守ることができます。
平均以上のスピードと、強肩が武器の選手ならではのことでしょう。

ただ送球の正確性とプレーは平均的だが、ある程度の改善は必要で
外野手としてが一番適正ではないかと評価されています。

エンゼルスでは昨季から内野手のケガが多く、いろんな面で悩みを持っています。
なのでレンヒーフォのようなユーティリティ性を持った若手というのは
今後絶対必要になってきて将来的に見据えてもKingのような選手は重宝されそうです。

またランキング的にも指名が現実的でエンゼルスの需要面も高いと思うので
指名される可能性もあると思います。

MLBスカウティンググレード
ミート: 55 | パワー: 40 | 走力: 65 | 送球: 55 | 守備: 55 | 総合: 55


以上4名になります。
色んなタイプの選手がたくさんいるので合ってても外れていても
どんな選手が来るか楽しみです!

長いnoteですが最後まで読んでいただきありがとうございました!

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