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春告鳥とモンステラ。

ホー、ホケキョ。
庭にいたらウグイスの鳴く声が聞こえる、気温も上がってきて日中は過ごしやすく春が本格的にやってきたんだなと思うと嬉しい。
ウグイスが春だけそうやって鳴くと知ったのは去年のこと、”ホーホケチョッチョチョ”。と下手な鳴き方している子がいるなと思ったらどうやら下手なのではなく、季節の変わり目だったから。(個体によっては綺麗に鳴けなくて練習中の子もいるらしい)
涼しくなってくるとチャッチャと地鳴きに変わるそう。その変わり目も楽しめて風情があるなと感動したのを覚えてる。

4月は春、始まりの時期。3月も割と忙しかったけれど4月も忙しくなりそう。
相変わらずその日その日生きるのに精一杯だけど、ふとした瞬間に家にある緑を観察しては癒されて何とか気持ちに余裕が出来る。
この“愛でる”と言う行為は気持ちが安定していないと出来ない。

3年前私は東北にやってきて、何もない家を明るくしたくて何気なく入った植物屋さんで小さなモンステラを購入した。
けれどその時の私はあまり余裕がなく、隅に追いやられたモンステラちゃんは時々水を与えられてはひっそりずぶとく生きていた。本当に強い子である。
そうして3年経って、モンステラちゃんに目をやるとジャングルのようにもさもさしていたので思い切って切り分けを四つもし、二つはお嫁に出した。
親株のモンステラちゃんはよく見ると根が鉢の下から飛び出していて、よく元気だったなと思うほどに根詰まりをしていたので大きめの鉢に植え替えをして様子を見ることに。最初は元気がなくこのまま枯れちゃうかもなぁと思っていた。

項垂れて元気のない幹。

2週間経っても元気がなかったら何かしら対応をしなきゃと思っていたら、今日、なんと気根を三つも発見。
やっぱりこの子は図太く生きるらしい。良かった良かった。

ハロー気根。
葉は息子に裂かれたりもしたのに元気ね。


切り分けた子たちは元気に根を出していて、他の水耕栽培の子たちと仲良く窓辺にいる。
そう言えば、モンステラちゃんを最初に購入した時と同じサイズだなぁとぼんやり思う。

切り分けた子。

他の子達も元気に根を出していてかわいい。
記録をするために今まで写真を撮ることがなかったから、違いが見れるって良いなと今更に。

頂いた多肉ちゃんは、一つは元気に根を出した。
水耕栽培の子はまだまだ様子見。
土に置いた方はよく見てみると二つ発芽していた、!

真ん中はまだまだ様子見。経過中。
分かりずらいけど先端にポツンと発芽を確認。

多肉植物は毎回いただいても枯らしてしまう天才だったのでまさか根が出るなんて思わなかった。
やっぱり春に始めたのが良かったんだと思う。

ドラセナもどんどん新しく新芽を出して今は2枚目がくるくる顔を出した。

新芽かわいい🌱

今はなんだか植物達と相性よく暮らしているように見えて、ただ単に愛でる余裕があるだけ。
今後の目標は無事に冬越しができるように丈夫に育てる事。
そして私も今年はもっと上手に雪と過ごせるようになりたいな。

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