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君たちはどう生きるか

久々に映画館に足を運び、映画を観た。
エンドロールが流れて終わってしまっても、久々に立てずにぼぅっとしていて、これは子供たちにも観せたいってそう思えた作品だった。

これは2回目に6歳と2歳半の子たちを連れて観に行き、また3回目を一人で観に行ったジブリ大好きな私個人の感想です。
広告をしていないので、なるべくネタバレはしないように心がけます。

この感想をnoteにしておこうと思ったのは、やっぱりジブリが大好きで、たくさんの人に観てほしいと勝手に思ったのと、Twitterでこれは子ども向けの映画ではないと言っている方のツイートを目にして気持ちが荒ぶったと言うのもあります。
私の感想の結論で言うと、これは子どもたちにこそ観てほしい映画です。

映画のストーリー進行上に少しホラーチックとも取れる怖い描写があるので怖いのが苦手な怖がりさんには無理して観ない、と言う選択は”あり”だと思います。
もちろんクスッと笑えるシーンも詰まってます。
また、意味が分からなかった、これは子どもに分かるのか?難し過ぎるのではないか?と思った人たちに言いたいのは、心に残っていてもう一度見たくなる映画ってなんだったか。て思い返す時に内容よりもシーンで覚えてることはないか?と言うこと。
例えば雨が降っていただとか、草木が風に揺れていた、電車が走っていた、水が綺麗だった。そんなたった一枚の絵のような瞬間のシーンが心にとても残っている。それこそが映画の醍醐味なんじゃないのかと。
だいたい映画は2時間くらい、その2時間でどう心に残すのか、また観たくさせるのか、それを考えた時にジブリはいつも上手く作られているなと思っていて。
小さな子が観て、なんだかよく分からなかったけど心に残っていてと言うそんな大切な瞬間を大人たちが子どもが理解できるものじゃないと言って子どもたちから映画の機会を奪うのはとても傲慢な行為だと思う。

小さな頃に映画を観て、なんだかよく分からなかったけど好きな作品ってあなたが小さい頃にもたくさんあったでしょう。
もちろん、たくさん児童書を読んでいて本の虫だったり小さな時からジブリを観て育った今の大人のあなたにも楽しめる内容になっていて、大人が子を連れて観れる夏の作品である事には間違いはない。
もちろん知識があればあるほど楽しい作品なのも間違いはないし、でもそれって後からついてきても全然支障はない、楽しみ方は沢山ある。いつかたくさんの本や作品に触れ、また大人になって観た時に繋がるパズルのピースのようなものが沢山詰まっている作品だから。

思い出に何か一枚でも映画のワンシーンを心の中に持って帰って行ける作品になっていると思うから、子ども達にこそ観てほしい。
そしてそのカケラを持って帰って大人になった子たちがどう生き、これから何を作るかが楽しみになる作品。未来がある映画だなって思うと同時に、忘れちゃったっていいさ、それでもいい。とも思う。

荒ぶった気持ちのままこのnoteを作ったので読みづらいし意味が分からないかもしれませんし、また編集して書き直す部分もあると思います。
ただ本当に思うのは、子どもたちの今しかないあの感受性でなんだかよく分からないけど好きな作品の一つになったら良いなと思うし、子どもから映画を奪ってくれるな!と思った次第です。
映画は映画館で観たらきっともっと特別な思い出になるよ!


おまけに。
祝日の昼の部に子たちと観に行った時、2歳半のナウシカ大好きな私のお子が、劇中のキャラクターの名前を姫様!と勘違いをし、嬉しさのあまり”ひめさまぁぁぁ!”とミト爺の真似を割と大きな声で言ってしまった事をお詫びします。
リトルミト爺がいたね、と気付いて笑ってくれていたら良いなと思っています。笑

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