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【公認会計士】社会人経験者の監査法人の就職活動

こんにちは、りんりんです。

論文式試験が終わってから、息つく暇もなく就職活動がスタートしますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今回は、前職があったりして比較的年齢が高めの方の監査法人の就職活動について、僕自信の経験を踏まえてまとめてみました。あくまで個人的な意見となりますが、参考となったら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

※ちなみに僕が監査法人で就職活動をしていた時の年齢は20代後半です。ご承知おきのほど、よろしくお願いします。

1.前提

Big4では年齢が不利になるのか?

年齢に関しては、このまま監査法人における人手不足、売手市場が続く限り、20代であればそこまで不利にならないと思います(色々な所でよく言われていますよね)が、同期に30代以上の方をあまり見かけないのを見ると、高齢になるほど不利になるのは確実だと思います。さらに40代ともなると今の所全く見かけたことがないです。
(Big4監査法人がこぞって掲げるDiversity, Equity & Inclusionとは…)

ただ、不利とはいえ、全くいないということでもないので、それまでの経験を上手く強みとしてアピールすることができれば、いくらでも可能性はあると思います。

社会人経験者の強みとは?

財務・経理・経営企画といった会計に関わる部署にいたのであれば、その職務内容をダイレクトな強みとすることができますし、たとえそういった職種でなかったとしても、社会人として一般的に身に付くソフトスキル全般もアピールポイントとなります。

例えば、

業界理解
商流、取引の流れ、内部統制
コミュニケーション能力
電話応対、メール、ファシリテーションスキル
論理的思考力
フレームワーク、会話構成
PCスキル
Word(基本的な文章作成、校閲、テンプレート作成)、Excel(関数、ピボットテーブル、パワークエリ、マクロ)、PowerPoint(企画書の作成、デザイン、プレゼンテーション)といったOfficeソフト中心に
プロジェクトマネジメント
全体管理的な業務の経験があれば経験ありとして良いと思います
後輩育成・指導
具体的な制度などあればなおグッド

などパッと思いつくだけでも色々あると思います。なんでも武器にしていきましょう。また、こういった強みは会話の中でもある程度自然と伝わるものではありますが、自己紹介に織り交ぜたりして積極的にアピールしていくとなお良いと思います。

2.就職活動の進め方

就活イベント

進め方は学生でも社会人経験者でも変わりません。まずは法人説明会、事業部別イベントなどに参加し、法人全体の大まかな特色をとらえつつ、その後のリクルーター面談・座談会等で法人に対する理解を深めていくのが王道だと思います。
年齢的に不利だからと言って無理に全てのイベントに参加する必要はありません。個人的には、そこで勝負が決まるわけではないと思っています。

キャリア設計

内定をもらうためというわけではないのですが、歳を取っている分「将来のキャリア」については、しっかり考えておくことをオススメします。入所してからいくらでもキャリアチェンジ出来るとはいえ、すぐに異動出来るわけではないため、変に足踏みしないように一番調整が付く入所前にしっかり考えておくべきです。
見る法人も監査法人に限らず、税理士法人・アドバイザリー・コンサル・FAS・事業会社といった他業種も見て視野を広げておくと良いと思います。結果的に監査法人を選んだとしても、将来転職などする際にその時の経験が生きてくるはずです。

3.座談会

当たり前ですが、座談会では「気楽に参加してください!」などと言いつつ、裏では面接の如く毎回評価がされています。逆に言うと、ここでしっかりアピールを重ねていけば、本番の面接は余裕です(面接では過去話したことある人が面接担当になったりします)
面談する相手が選べるなら、マネージャー〜パートナーといったマネジメント層との面談を積極的に行なっていくと良いと思います。なぜなら、面接の担当者も採用の権限を持っているのも基本的にマネージャー以上であるからです。こういった現状がある以上、若手層にいくらアピールしても訴求力が落ちるのは明白です(もちろん意味がないとは言いません!法人の雰囲気を感じ取りたいという場合はむしろ最適!)。

ちなみに座談会で一番自然に自己アピールができるタイミングは「自己紹介」だと思っています。1対1の座談会であれば、多少話が長くなっても問題ないので、「職歴」「いままでやってきた仕事の内容」「特技」などを盛り込んでおくと、自己紹介を取っ掛かりに相手からその内容について深堀りしてきてくれたりするので、うまく話題を自分が有利になるように誘導していきましょう。

4.職務経歴書の作成

職務経歴書はぜひ作成しましょう。ESは基本的に新卒の就活生をターゲットとした質問事項が設けられるので、職務経歴をアピールするためには別途作成する必要があります。マイナビ・リクナビなどの大手転職サイトにテンプレートがたくさんあるので、それを参考に作成しておきましょう。

5.まとめ

他に思いついた話題があれば随時追記していきます。
もしコメントで内容リクエストいただければ、できる限り対応したいとも思ってます!

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