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注目 パウエル議長 会合後の記者会見 詳細「確信には以前の予想より時間かかる」


会合後の記者会見でFRBのパウエル議長は、「インフレ率が持続的に2%に向かっているという確信が得られるまでは利下げをすることは適切でないと考えている。
2024年に入ってからデータからは確信が得られていない。
インフレ率は予想を上回っている。
確信を得るには、以前の予想よりも時間がかかると思われる」と述べ、利下げに慎重な姿勢を見せた。

💡教養見解
2年余りでインフレ率は下がってきてはいるが、利上げをストップしてからはインフレが高止まりしている。
パウエル議長からの話では利上げは無いとするが、高金利は維持される。
ドル単体はレンジだが、円に対しては強気なパフォーマンスを見せると考える。


「確信持てない場合、利下げ見送ることが適切」

今後考えられる金利政策のシナリオについて、「もしインフレが予想以上に持続し、雇用が堅調を維持していたとする。(インフレ低下の)大きな確信も持てない。このような場合、利下げを見送ることが適切となるだろう」とのべている。

「次に利上げの可能性は低い」

「今の政策は十分金融引き締め的だと思う。それは今後、データが示してくれるだろう。次に政策金利が引き上げられる可能性は低いと考えている」。

「第1四半期には(インフレ低下の)進展みられず」

5月なのに、今年中に3回利下げを行う余裕はあるのかと問われたのに対して、「もっと確信が必要だということである。
確信に達するまでにはまだ時間がかかりそうである。
確信が得られたら利下げが視野に入ってくるが、それが正確にいつかは分からない」と述べている。

「利上げには説得力のある証拠が必要」

利上げに踏み切る条件については、「そのために何が必要か?
インフレ率を2%まで引き下げるためのわれわれの政策が十分金融引き締め的でないという説得力のある証拠が必要。
その質問に答えるためにはデータを総合的に見ることになる」と述べ、利上げの可能性は低いとの認識を示した。

「スタグフレーションにはならない」

アメリカ経済の現状については、「今は3%の経済成長があり、どの指標から見てもかなり堅実な成長。
今後、インフレ率も2%に戻り、スタグフレーションにはならないだろう」と述べ、物価上昇と景気後退が同時に進む、いわゆる「スタグフレーション」には陥らないとの見方を示した。

💡教養の見解
日本や欧州などの様なスタグフレーションにはならないと認識はするが、失業率が上がった場合は可能性があるということである。
我々、投資家はあらゆることを想定した判断が必要であり、想定内で片付けなければならない。
より一層、ポートフォリオの構築に努めて欲しい。

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