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ChatGPTで自動記事生成!ここまできたAI技術 ~校務への応用を目指して~

昨今、OpenAIのChatGPTを校務に導入し業務の効率化が進められていると思います。
ただ、実情として、セキュリティポリシーなどにより校務用端末での利用が難しい自治体等もあるかと思います。

私の勤務する県(自治体)も例にもれず、校務端末での利用はあまり推奨されていないように思います。

そこで、家庭用端末を用いた利用です。
私がChatGPTで行っている業務は大きく次の3つです。

①エクセル関数をつくってもらう


めちゃくちゃ便利です!複雑な式(条件分岐をいくつもするようなもの)を考えながらエクセルに入力するというのが今まででしたが、ChatGPTを使えば簡単。
指示を明確に出しさえすれば一瞬で書いてくれます。

以下例
(指示)
Excelについてです。A1のセルに「学校就職」もしくは「縁故就職」と入力されている場合、A2セルには「就職」を、A1セルに「その他」と入力されている場合、A2セルには空白を、A1セルに「四年制大学」もしくは「専門学校」もしくは「短期大学」もしくは「その他上級学校」と入力されている場合A2セルに「進学」を返す関数の式を教えてください。

(ChatGPTの回答)
Excelで指定された条件に基づいてA2セルに特定の文字列を表示するには、IF関数やOR関数を組み合わせて使用します。以下にその式を示します。
=IF(OR(A1="学校就職", A1="縁故就職"), "就職", IF(A1="その他", "", IF(OR(A1="四年制大学", A1="専門学校", A1="短期大学", A1="その他上級学校"), "進学", "")))
=IF(OR(A1="学校就職", A1="縁故就職"), "就職", IF(A1="その他", "", IF(OR(A1="四年制大学", A1="専門学校", A1="短期大学", A1="その他上級学校"), "進学", "")))
この式は以下のように動作します:
A1セルが「学校就職」または「縁故就職」の場合、A2セルに「就職」と表示されます。
A1セルが「その他」の場合、A2セルは空白になります。
A1セルが「四年制大学」、「専門学校」、「短期大学」、「その他上級学校」のいずれかの場合、A2セルに「進学」と表示されます。
それ以外の場合、A2セルは空白になります。
この式をA2セルに入力してください。それで、A1セルの内容に応じてA2セルの内容が自動的に更新されるはずです。

まあとにかく便利です。

②教材研究のブレインストーミング

これも非常に有効です。これまで同じ教科の教員同士で行っていた教材の研究や作品の解釈、単元で身に着けさせたい力と方法などについての討議を重ねてブラッシュアップしてきたわけですが、ChatGPTを使えばAIと無限に討議ができます。
本当に深まるんですよね。なるほど、そんなアイデアもあるのか!と。
ChatGPTは提案がすごく得意な印象ですので、おすすめです。

③簡単な記事の作成(教材、配布プリントなど)

これは最近実験的に行っているものです。いやー、いい文章書くんだよ。
例えば模範解答例の作成や小論文の添削指導を行う際に使っています。
まとめる力がすごい。GPT4は特にすごい。
以下には作ってもらった記事の例を載せておきます。


ChatGPTで校務を効率化!高等学校での活用法とその可能性


1. イントロダクション

高等学校の校務は多岐にわたり、効率的な運営が求められます。近年、AIや機械学習の進化により、校務の効率化が可能になっています。特に、ChatGPTのような高度な自然言語処理技術を活用することで、多くの作業を効率化できます。

2. ChatGPTとは何か

ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模な言語モデルです。自然言語処理の能力が高く、多様なタスクで活用が可能です。

3. 校務での活用方法

3.1 文書作成と編集

  • 報告書やプレゼンテーション: ChatGPTを使って、報告書やプレゼンテーションの草稿を素早く作成。

  • 公式文書: 学校の公式文書や通知書のテンプレートを生成。

3.2 データ分析

  • 成績分析: ChatGPTによる自然言語の質問応答機能で、成績データから有用な情報を引き出す。

3.3 コミュニケーション

  • 親とのコミュニケーション: よくある質問に対する自動応答システムを設置。

3.4 教材作成

  • カリキュラム設計: ChatGPTを用いて、教材やカリキュラムのアイデアを生成。

4. 事例紹介

  • A高等学校: レポート作成時間が半減。

  • B高等学校: 親とのコミュニケーションがスムーズに。

5. 注意点と制限

  • データプライバシー

  • 信頼性と精度

6. まとめと今後の展望

ChatGPTは、高等学校の校務を効率化する強力なツールです。しかし、その活用には注意が必要です。今後は、より多くの学校がこのテクノロジーを活用し、教育の質を高めることが期待されます。



便利の極み。ぜひ活用してみてください。