Koh先生の頭の中の消しカス

教育関係の仕事をしています。Kohです。日本でも海外でも子ども達を教えています🇹🇭、🇲🇽、…

Koh先生の頭の中の消しカス

教育関係の仕事をしています。Kohです。日本でも海外でも子ども達を教えています🇹🇭、🇲🇽、🇯🇵🌺 私が思い付いたアイディアやこんなことがあったよという実践例を書いていきます。 一緒に教育を楽しく、面白くしていきましょう。

最近の記事

授業中の小話:漢字から挨拶を学ぶ⁉︎挨拶の語源

こんにちは。Kohです。 今回は、小学6年生に漢字を教えていた時の話です。 全ては「晩」からはじまった小学6年生で習う漢字に「晩」という漢字があります。 その漢字を教えていた時のこと。 子ども(海外経験長め):「晩」って夜のことですよね?どんな時に使いますか? 私:え?晩御飯とか、「こんばんは」とか。 子ども達:えぇ⁉︎「こんばんは」の「ばん」は「晩」なんですか⁉︎ 私:えぇ⁉︎逆になんだと思っていたの? 子ども:「こんばんは」っていう一つの単語かと、、、😲

    • 実験という喜び

      どうも、Kohです。 今回は、モンシロチョウがどうしたら自分から餌の蜜を吸うようになるのか、という思いつきの実験をやった話です。 なぜそんな実験をやったのかそれは、 小学3年の理科でチョウの観察をするためにモンシロチョウを捕まえた ↓ 餌やりの際、チョウが餌だと判断しないのか、自分から蜜(砂糖や蜂蜜を水で薄めた)を吸わない ↓ なら自分から吸うには、、、 と考えて実験してみたからです。 実験なんて大袈裟に書いてますが、私なりの「実験」です(笑) では、今回は理科か

      • 板書の写真を撮る

        Kohです。 今日授業をしていて、 「先生って毎回黒板(の写真を)撮っているんですか?」 と訊かれて考えたことを忘れないうちに書き残そうと思います。 はじめに まず、私は初めて子どもたちの前に立って授業をしてから、自分の板書を撮り続けています。 毎日、毎回ではありませんが、行った授業の半分は撮っていると自分では思っています。 一日4回の半分、それを5日と考えても1週間で10回は撮っていることになる。 今書いていて、多いのか少ないの自分でもかわからない(笑) でも

        • アナログなSNS⁉︎ワークシートの代わりに付箋紙を使ってみた。

           お久しぶりです。Kohです。  今回は、体育の授業でほぼ毎回書いていたワークシートの代わりに付箋紙を使ってみたよ、というお話です。 体育のワークシートって、、、 まず、ワークシートって何のために子どもに書かせているのかというと、子どもの思考を文字や図に表現してもらい、思考を深める、その思考を共有しみんなで学ぶため。そしてそれらを先生が評価するためというのが主ではないかなと思っています。  そのため、体育の授業でもワークシートを書かせているのですが、なーんかタイムロス?

        授業中の小話:漢字から挨拶を学ぶ⁉︎挨拶の語源

          蜂が出たら青空教室

          こんにちは、kohです。 先日教室に大きな蜂が出たんですが、その時の子どもたちの対応が色々面白かったので、そのことについて書いていきたいと思います。 クマバチ?先日、小学校2年生に算数を教えている時の話です。 教室にクマバチぐらい大きな蜂が出たんです。 しかも、3匹🐝🐝🐝(笑) 1匹は、すぐに窓から逃したのですが、残り2匹が手強かった。 一匹は、ずっと天井付近にいてブンブンしていました。 残りの1匹はどこに行ったのかわからない。 ミツバチでさえ騒いでしまうこと

          『水のかさ』の量感を遊びの中で学ぶ⁉︎

          こんにちは。Kohです。 今回は、前回書いた記事の続きです。 前回は、小2の算数『水のかさ』の量感を身につけさせるために行った実践例と成果を書きました。 今回は、実際にやってはいませんが、楽しそうだなーと私が思い付いたゲームを書いていきたいと思います。 小学校で授業として行うには難しそうなこともありますが、学童やご家庭等で企画してみてもいいのかもしれません。 では、行きましょう! ①枠の中を上手に塗ろう!1平方メートルスプラトゥーン!はい。これは前回の記事にもちょ

          『水のかさ』の量感を遊びの中で学ぶ⁉︎

          『水のかさ』の量感は、スプラトゥーンで学ぶ⁉︎

          こんにちは。kohです。 前回の更新から時間が経ってしまいました。 反省、反省。 書きたいことはあるので、ちょこちょこ更新できればなと思います。 さて、今回は「量感」をゲームをしながら養ったことについてです。 「量感」とは? 「量感」という言葉、教育関係者じゃないと普段から使っている人は少ないと思いますが、皆さんはどうでしょう。 今回使う「量感」とは、あくまで算数用語としてですが。 以下、教科書を発行している啓林館さんからの引用です。 どうでしょう。 私も日

          『水のかさ』の量感は、スプラトゥーンで学ぶ⁉︎

          5年生でさせておきたいこと(当番・係)

           どうも、kohです。  新年度が始まりパタパタしていたら、あっという間にゴールデンウィーク、そして6月が終わりそうです。  経営のことなども書こうとおもっているのですが、長くなりそうなので、まずは現時点で考えてることのメモとして、この記事を残そうと思いました。 5年生という時期  今年度は小学5年生と関わることが増えました。 そこで、5年生という時期を考えると、以下のようなことが出てきました。 ・中学年ではなく、高学年である。 ・高学年ということは、学校のリーダ

          5年生でさせておきたいこと(当番・係)

          授業中の小話②:「道」という漢字の成り立ち

           どうも、kohです。  3月。学年のまとめの時期ですね。  この時期に漢字の復習などをしていると、結構忘れていたり、間違えて覚えていたりしている子がいると感じます。  そんな時に漢字の成り立ちを教えると、忘れにくくなります。  普段、教えている時に漢字の成り立ちにふれていると、「あぁ、だったね!」と思い出してくれます。  今回は、「道」という漢字の成り立ちを子ども達に伝えた際のリアクションが面白かったので、書かせて頂きます。 「道」という漢字の間違えの例  こ

          授業中の小話②:「道」という漢字の成り立ち

          Jamboad(ジャムボード)を使いまくる①:席替え

           どうも、Kohです。  私が小学校の授業で使いまくっているGoogleアプリ、 Jamboad(オンライン上のホワイトボードのようなもの)について書いていこうと思います。  お気づきの方もいるかもしれませんが、上の画像は私がJamboadで図形や付箋を使って描いたJamboadのロゴです。つまりニセモノです(笑)  Jamboadの詳しい説明については、今回はとばしますね。  使い方とは言ってもたくさんあると思います。その中でも、こんな使い方できないかなーと考えて、

          Jamboad(ジャムボード)を使いまくる①:席替え

          「キャリア・パスポート 」の指導法⁉︎

           どうも、Kohです!  突然ですが、みなさん、「キャリア・パスポート」 って知っていますか? 「キャリア・パスポート 」とは 「キャリア・パスポート」とは,児童生徒が,小学校から高等学校までのキャリア教育に関わる諸 活動について,特別活動の学級活動及びホームルーム活動を中心として,各教科等と往還し,自らの 学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を自己評価できるよ う工夫されたポートフォリオのことである。  ↑こんな感じですね。こんな

          「キャリア・パスポート 」の指導法⁉︎

          授業中の小話①:「硬貨の裏表」

           どうも、Kohです。  面白そうな授業案や実践について書くのも良いですが、軽ーく書きたいなーと思い、私が授業中に話した事など書いていくことにしました。  前回、2年生の国語「あなのやくわり」について書きました。授業中の小話①は、それにちなんで「あなのやくわり」の五十円玉の授業で話したことを書いていきます。 五十円玉の小話  皆さんが「五十円玉の小話」と聞いて、パッと思いつくのは何ですか。五十円玉の穴の役割については、教科書を読めば分かるのでなしとすると、私は五十円玉

          授業中の小話①:「硬貨の裏表」

          国語の授業中に実際に穴をあけてみた:2年国語「あなのやくわり」

          「あなのやくわり」について 今回は、小学2年の国語科の実践について書いていきます。教科書は東京書籍。教材は、「あなのやくわり」(丹伊田弓子)です。  「あなのやくわり」は、身の回りにある穴について、穴の位置、穴の役割、穴があいている理由というような順で説明している文章です。取り上げている題材は、「五十円玉」「プラグ」「植木鉢」「しょうゆ差し」です。 「あなのやくわり」の単元目標 単元の目標は、「文章の内容と自分の体験とを結びつけて考え、考えたことを文章にまとめることができ

          国語の授業中に実際に穴をあけてみた:2年国語「あなのやくわり」

          オンライン授業の前にはオンライン自習室を②

           こんにちは、kohです。  前回、オンライン授業に慣れるためのオンライン自習室の方法を一つ紹介しました。  今回は、オンライン自習室の方法二つ目を紹介したいと思います。 オンライン自習室の方法②  オンライン自習室の方法②は、みんなが学校中に散らばり、そこで一人ひとりがオンラインで繋がりながら自習するというものです。  やっとオンライン授業っぽくなりましたね(笑)  謎解き大会やオンライン自習室①でGooglemeetや zoom慣れてきた子どもたちなら、すぐに行

          オンライン授業の前にはオンライン自習室を②

          オンライン授業の前にはオンライン自習室を①

          オンライン授業の雰囲気に慣れるための活動を提案こんにちは。Kohです。  今回は、以前紹介したzoomやGooglemeetに慣れるための謎解き大会の後に、さらにオンライン授業に向けてzoomや Googlemeetの操作に慣れる、オンライン授業の雰囲気に慣れるための活動を提案します。  謎解き大会は、まずZOOMやGoogleMeetに慣れよう、という内容でした。そこで、端末の使い方に慣れた子どもたちには、次の段階としてオンライン授業の雰囲気に慣れさせていきましょう。

          オンライン授業の前にはオンライン自習室を①

          子どもにいちばん身近な「大きな数」

          「大きな数」という単元について どうも、Kohです。  今回は、小学校3年で習う「大きな数(1万より大きい数?)」の資料(教材)は子どもにいちばん身近な「大きな数」が良いのでは?という話です。  2年生までに1万ぐらいまでは習います。その発展として3年生では「1万の位」「十万の位」「百万の位」「千万の位」「1億の位」・・・と習っていきます。おまけのような感じで「一兆」なども習いますね。  これを習い始めると、「一万千億」とか「百億一兆万」などというよく分からない数はあま

          子どもにいちばん身近な「大きな数」