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トラベルフォト共有会|インターン企画の座談会レポート

こんにちは!KYOTOGRAPHIEインターンの いくみ です。
今回は、4/30(火) に開催した「トラベルフォト共有会」のレポートです。

参加者1人1人が旅先で撮った写真を共有し、思い出や経験を語るイベントでした。まだ見たことのない世界に触れたり、今後の行き先のヒントにしたりするための良い交流になったと感じています✨

開催は、KYOTOGTAPHIEのフェスティバルオフィスとZoomのハイブリットでおこない、最終的に対面で11名、オンラインでは8名の方が参加してくださいました。

このレポートでは、実際に共有していただいた写真とともに、イベントの一部を抜粋してお届けします!


勢いでロシアへ!

トップバッターは、サポートスタッフのナカジマさんによる写真です。
会場では、写真が共有された瞬間に「ロシア!?」「ロシアだ!」と声があがりました。

ナカジマさんは、5年ほど前の秋に1週間ほどロシアに滞在したそうです。

赤の広場で撮影した「聖ワシリイ大聖堂」

休みが取れたタイミングで、勢いに任せて行ったというナカジマさん。

なんとなく行きにくいイメージがあったけど、ちょうどロシアでワールドカップが開催される年で、多くの方がロシアを訪れていたことから「今ならいける」と思い、旅行を決めたとのことでした。

童話に登場するような聖ワシリイ大聖堂の建築がとても魅力的で、いつか現地を訪れて異世界を満喫してみたいと感じました。

世界最古の魅力、ヴッパータール空中鉄道

続いては、オンラインで参加してくださっていたタテイシさんの写真です。

2014年頃にドイツのヴッパータールを訪れたタテイシさん。
ヴィム・ヴェンダース監督による映画「都会のアリス」(1973)でこの地を知り、ずっと思いを馳せていたそうです。

ヴッパータール空中鉄道

ヴッパータールの空中鉄道は、既存するモノレールの中で世界最古とされています。実に100年以上前から、こういった吊り下げ式の鉄道があるそう。

歴史的な乗り物とモノクロ写真の相性が抜群で、参加者一同 惚れ惚れと写真を眺めていました。

撮り方や編集の仕方によって対象の魅力を無限に引き出すことができる写真の可能性も感じられ、深いコンテンツだと実感しました。

日本のウユニ塩湖で大ジャンプ!

去年サポートスタッフとしてKYOTOGRAPHIEや秋のKYOTOPHONIEにも参加していたツダさん。今年はカメラの仕事で東京に引っ越したためスタッフ参加はできなかったけど、座談会には来てくれました。そして、香川県の父母ヶ浜を訪れたときの写真を共有してくださいました。

前の会社の同期2人と四国をまわる旅行をした際に訪れたと言います。

大きな水たまりとともに記念撮影

現地の方に撮ってもらったというこの写真、なんと2、3テイクほどで撮れたそうです。父母ヶ浜に訪れた際は、凄腕カメラマンに撮影をお願いしてみるのもいいかもしれませんね!

父母ヶ浜は「日本のウユニ塩湖」とも呼ばれているらしく、干潮の時間になると美しい水鏡がみられます。

私は8年ほど前からずっとウユニ塩湖に憧れがあるのですが、父母ヶ浜の存在は初めて知りました。
身近なウユニ塩湖として、生きているうちに一度は行きたいなと思います。

長閑かつ灼熱の南インド

次は、2017年ぶりにサポートスタッフをしてくださっている三村さんの写真です。

南インドのケララ州にあるバルカラビーチで撮った写真とのこと。
今回のKYOTOGRAPHIEに出展しているジャイシング・ナゲシュワランの出身が、ケララ州の横のタミルナド州だということで、関連した写真を選んできてくださいました。

布を被って日差しを防ぐようす

気温は40度を超え、肌を直接日にさらすのは暑すぎるというインド。
写真のように1枚布を被ったうえで外に出る方が暑さがマシになるそうで、現地の人も長袖を着る人が多いみたいです。

この地域には、インドの伝統医学アーユルヴェーダのクリニックがたくさんあり、よく旅行者がトリートメントしに訪れます。三村さんもその目的で行ったということです。インドといばカオスなイメージでしたが、南インドは長閑でリラックスできる場所だということを教えてくださいました。

想像していたインドとはまったく異なる世界を知ることができ、インド旅行のハードルが少し下がりました。偏見を持ったまま過ごし、実際とは違う認識を持ち続けてしまうことはとても寂しいことだと思っているので、三村さんの経験談を聞くことができて本当によかったです。

夜の台湾、見覚えのある雰囲気

サポートスタッフのわーさんは、去年の12月に行った台湾の写真を共有してくださいました。

日本に帰る飛行機が真夜中に出発するものだったため、出発前に一度街に出て撮影したそうです。
時刻は20時ごろ。帰路についていると思われる 2人の後ろ姿がありました。

夜の台湾を歩く人

なんとなく日本でも見るような、既視感ある雰囲気です。
参加者からは、「道路や建物のかんじとか、服装、テイクアウトした料理を持っているところなんかも日本に似ているね」という声があがりました。

異国ではあるものの、似た文化の中で生活を送っている人がいることを実感する、なんだか不思議でほっこりする写真でした。


まとめ

今回開催した「トラベルフォト共有会」では、知らない世界の空気感や過ごし方を実際に体験した人の言葉と写真で体感することができ、まるで自分が旅行しているかのような時間を過ごせました。

また、写真だけではわからない情報や、言葉だけでは共有できない情景を、それぞれが補い合い、より解像度の高い思い出の共有ができたと感じています。

これらが、各々の旅のヒントや人生のスパイスになれば嬉しいです!

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