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駐夫による「一歩動き出すためのコツ」

最近よく

「ヨコタさんの行動力本当にすごいですよね」

「本当にポジティブですよね」

「僕だったらそんな決断怖くってできないよ」

「やっぱりリクルート出身者は違うね」

「本当にタフだよね」

こんな言葉を有難いことにいただきます。

だけど過去の僕を知っている人からすると、全くこんな印象はなく
どちらかと言うと真逆の認識だと思います。

・変化は嫌い
・行動には慎重
・(根っこはポジティブだが)基本はネガティブ思考
・リクルート出身ぽくない
・タフなのは恐らく事実(笑)

確かに、前職のリクルートを辞めてからは変化の連続で、変化に疲れたことはありましたが、恐れることなく様々な決断をしてきました。
(せざるを得なかったのかもしれませんが)

過去は何故一歩前に進むことができなくって、何故今は躊躇なくできるようになったのか、そんなことを今日は書いていきます。

やりたいことがあるのに一歩目がなかなか踏み出せない方は是非参考にしてください。

※ヨコタの自己紹介※

駐夫記事の他にも元転職エージェントとしての知見を記事にしていますので
こちらも是非ご覧ください。


一歩目が踏み出させない理由


①具体的な目標設定ができない

仮に起業したいと目標設定したとします。

起業するには、マーケティングの知識が重要だ、マネジメントの知識も必要だな、その前にビジネスプランの作成か、いやファイナンスの知識が優先か。
そもそも起業するのに手元に何百万円必要なんだろうか、じゃあ先ずは貯金からか。最近副業から初めるのも有効って聞くしな、、、

このように目標は明確なんですが、現在地と目標までの距離が遠すぎて、何から始めていいのかが分からないパターンです。
人間は無駄のない最短距離で走りたい生き物なので、目標が具体的でないと一歩を踏み出すことの妨げになります。

②苦手な(苦手だと思っている)ことをやりたいことに設定している

やりたいんだけど、過去の失敗や評価から「怖さ」が勝ってしまうことが3つ目の理由です。

親や他人から、「あなたの能力では難しい」から辞めておくべきだと言うような経験はありませんでしょうか。

こういった経験は無意識に自分の可能性を狭めてしまい、一歩を踏み出すことの妨げになります。

③夢や希望が無くなる怖さ

誰もが経験あると思うのですが、
経営者になったら、自由に働いて、高い年収ももらって、高級外車買って、毎年ハワイに行って、、、とこんなワクワクするも妄想をして、いつか経営者になりたいなっと思ったことはないでしょうか。

経営者になりたいの事実なのですが、経営者になりたいよりも経営者になった時の妄想がとても重要で、経営者にチャレンジをして、失敗したら妄想できることもできなくなる。このように無意識に回避する気持ちが働いていることが2つの理由です。

④本当はそこまでやりたくないから

世の中の空気感、同調圧力に負けて何となく言ってることって実は、めちゃくちゃ多いんじゃないかと思います。

・起業したい
・副業やってみたい
・TOEIC800点目指したい
・体重を5㎏減らしたい
・海外旅行行きたい
・100万円貯金したい
・FIREしたい

などなど

何となくやってはみたいけど、世の中の空気感・同調圧力に負けて「やった方が良い」事柄を「やりたい」と自己錯覚しているのが1つ目の理由です。

⑤時間の制約、体力・気力問題

やりたいことはあるが、本業が忙しく、時間もない。
日々疲れていて、一歩を踏み出す気力もわいてこない。

忙しいビジネスパーソンの場合、このような事例もよくあるとは思います。

一歩動き出すためのコツ

具体的な目標設定ができていない方へ

「とりあえず何でもいいからやってみる」
ビジネスプランでもファイナンスでもマネジメントでも何でもいいから、やることを決めることです。
そして決めたことに対して、更に絞って絞って、やることを明確にすることです。
絞り切った細かな事であれば、そんなに時間はかかりません。

1つやると、不思議と次にやることが見えてくるんです。
自分の興味に気づかされることも多いです


僕自身の経験でも言い切れることですが、行動が変われば、思考が変わります、思考が変われば、また行動が変わります、これは延々とループします

行動がとまらない限り、思考は無限に広がっていきます。

「ロールモデルを決める」
とりあえずやってみると言われても不安な方は多いと思います。
やっぱり最短距離で走りたい人もいるとは思います。

そんな方は、ロールモデルを決めて徹底的に真似をしていくのでもいいと思います。

ロールモデルは厳密に決める必要もなく、複数でもいいとは思います。

一歩動き出すことができれば、二歩目・三歩目は全然簡単です。
そうやって進んでいくと、知らず知らずのうちにゴールまでの距離が縮んでいくはずです。

苦手な(苦手だと思っている)ことをやりたいことに設定している方へ

苦手なことのに、苦手だと思っていることなのに、やりたいって本当にやりたい・克服したいことなんだと思います。

だから、絶対にやりきりましょう。

この内面からあふれ出すエネルギーは行動に繋がる最も大きなエネルギーと言われています。

ここでやりきる、克服することができれば、後々の人生も豊かになります。

では具体的に何をするのか。

「出来る」ことを増やしていくことです。

「やりたい」ことを達成するために必要な「できる」は何なのかを洗い出していきましょう。

仮に、、、英語は苦手だけど海外で働いてみたい方がいるとします。
周囲からもその英語力では海外で働けないと言われています。

何が「できる」と海外で働けれるのか
「ビザが発給されれば」海外で働けます。
ではビザの発給条件を調べましょう。

到達すべき英語のラインが見えるかもしれませんし、
もしかすと英語は重要ではなく、その他違う能力を上げる方が有効なこともあるかもしれません。

何ができると達成するのかの「何」を特定し、「何」に対してアクションすれば自然と一歩動き出すことができます。

夢や希望が無くなる怖さ、本当はそこまでやりたくないから、時間の制約、体力・気力問題で動き出すことが出来ない方へ

もしかすると、今は目の前のことが重要で、一歩動き出すことが重要ではないかもしれません。
変化できていないこと、動き出せないことを否定しても何もいいことはありません。
今、目の前に優先度高いことがあるのであれば、それは凄く素晴らしいことです。タイミングがこれば動くという割り切りでいいと思います。

もし目の前のことの優先度は低いということであれば、
状況に合わせて、上記の通り、具体的な目標設定をする、出来ることを増やして対応することがいいかもしれません。

それでも時間の制約、体力・気力問題で難しいのであれば、「何かをやめる」という選択が有効です

何かを成し遂げるのには、やめる・やらないことを作ることは、やることを決めると同じくらい重要です

最後に駐夫から一言

僕は冒頭にも書きましたが、もともとは変化は苦手で、初動も非常に遅いタイプでした。ただ妻の駐在を機に前職のリクルートを退職しました。

会社から目標されることはなく、全て自分で設定する必要があります。

最初はこの環境がとても怖く日々不安でした。
本当に怖いし、慣れない主夫業で疲れるしで、体力もメンタルもボロボロでした。

ただ1つの行動変化をきっけに、思考がかわり、更に行動が変化していきました。その1つっていうのが気晴らしに始めた「ランニング」です。

なんじゃそれ!!!ですよね。
でも本当なんです。

当時の僕は「一歩動き出したい、変わりたい」って思ったのに気力・体力が壊滅状態でした。

だから妻にお願いをして、数日家事をしないことをお願いしました。

辞めたものの何をしたらいいのかのアイデアすら浮かびませんでした。
街を歩いてみたり、ランチしたり、その1つがランニングでした。

ランニングを始めたら、

素晴らしい景色が家の凄く近くにあったことを知りました。

如何に自分の視野が狭くなっていることに気づきました。

このままではマズイということで元同僚に相談にのってもらいました。

そこでコーチングを受けること、自分も学ぶことを決めました。

コーチングがきっかけとなり、僕の不安の根源は、日本に戻った時のキャリアだということが言語化できました。

キャリア再構築をゴールとし、自分の目指したいキャリアを言語化し、そこに向けてスモールステップを設定しました。

そうすると知らない間に気力も体力も戻っていました。

その結果、SNSの開始、そして現地就職もしました。

当時は慣れない環境と大きな変化、そして予測できない未来から目標をたれることができていない状況だったんだと今では振り返っています。

だけど、もう少し目線を近くにすると色々なことがみえてきました。

こうやってどんどん視界が広がっていき、1歩動き出し、2歩3歩と動けています。

だけど一人だと、果たして目標に進めているのか、間違った道に進んでしまっていないのかと、どうしても不安定な時期もあるのも事実です。

なので、僕はコーチでもあるのですが、別のコーチにお願いをしてコーチングも定期的に受けています。

コーチと一緒に現在地を確認し、ゴールまでの距離を認識することで不安を取り除くことができて、また一歩動き出すことができています。

もし参考になれば嬉しいです。
小さな一歩でもいいので前に進んでみてください。必ず何かが変わります。

もしコーチングにご興味ある方いれば、以下のフォームより問い合わせください。


ではまた。






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