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便乗は撤退のサイン

こんばんなまらステ🤎Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

方向性は間違ってないよ、これ。

でもね、なんで便乗値上げが起きるかってことを観光庁は考えているのかなと。

これ以前書いた話なんだけど、

パンデミックで始まったこの手の政策は本来、普段1泊1万円の宿に人が来ないので、国なり県なりが補助をして6,000円にするから泊まっちゃいなYO❗️ってことだよね。

便乗値上げというのは、補助が出るのなら普段1万円の宿を16,667円に引き上げて、補助が出てお客様は1万円で泊まれるYO❗️にしちゃうことを指す。

どーしてこれが起きるのかというと、元々1万円の宿を1万円出して泊まってくれる人がいるからに他ならない。

つまり平時だということ。

2020年夏にGoToトラベルやった時はこんな話出なかった。

そりゃそーだ。

あの時旅行に行こうなんて人は少なかったんだから。

だけど、2022年秋に全国旅行支援をやった時はこのような話が多く出た。

だって国内旅行の需要は2022年夏にはほぼ回復していたんだもん。

COVID-19自体がだいぶ弱毒化していたこと、新しい行動様式に人々が慣れきっていたこと、自粛生活に飽きがきていたことなどなど。

まだまだ自粛していた人がいたし、インバウンドも来なかった反面、海外旅行に行っていた層がこぞって国内旅行に来ていて穴を埋めていたよね。

だから便乗値上げが起きるわけ。

いま北陸4県はガラガラだという。

ただし、元々1月後半〜2月前半は国内旅行の閑散期であり、韓国・ヴェトナムを含む中華圏の正月が昨年は1月22日、今年は2月10日であるということも把握しておく必要はあるけどね。

今から北陸新幹線敦賀開業前日の3月15日までは割引をやればいい。

しかし以後は便乗値上げが起きるだろうと考えている。

北陸新幹線だけでなく、今後能登半島の復興作業が自衛隊などの公営から、民間事業に移っていくなかで、東日本大震災から少し経った頃の仙台がそうであったように、むしろバブるだろうと考えられる。

だから3月15日で一旦ストップすべきだと思う。

それをGW直前までやるというのだから、3月16日以降はガバガバじゃねーのかよ。

目に見えて便乗値上げが増えてきたと思った瞬間、観光庁は終了を高らかに宣言すべきなのだ。

ただこれは地域差も当然にあるだろうと思う。

市町村単位で観測して、便乗値上げが出始めた市町村からやめたらいいわけよ。

逆に集客に苦しんでいる市町村があるのなら、年内を期限に支援を続行してもいい。

宿泊があれば補助金が出るということは、施設の稼働率を捕捉できるということでもあるのだから。

必要なところに必要なお金が行き渡る仕組みになってほしい、ということを切に願うのみ。

なお、本来的にはこの政策には超絶アンチ。

だって旅行商品の価値を毀損するわけじゃん。

ありえないよ。

もっともっと高く売って、観光産業に携わる人が儲からなきゃダメだって。

ただ、今の北陸はそれどころじゃない。

まずは人に来てもらって、鬱血した経済を温めるところから始めなきゃさ。

それじゃあバイバイなまらステ🤎厚沢部煮切でしたっ✨

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