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ドラえもんは生物か?

※僕はドラえもんを生物だと考えているため、屁理屈を使ってでもドラえもん生物説を唱えるつもりですのでそこらへんご了承ください。

とはいえ、一概にドラえもんは生物だ、いや、生物ではない
と言い切るのは難しいので、とりあえず生物学的観念から考えていきたいと思います。
まず、生物学における生物の定義ですが、地球上の生物は5つの特徴を持っているとされています。

その特徴とは、
① 細胞からできている。
② エネルギーを利用する。
③ DNAを持つ。
④ 形質を子孫に伝える遺伝という仕組みを持つ。
⑤ 体内環境を一定に保つ。
                        です。

ドラえもんはこの中のどの特徴を持っているのでしょうか。
まず、①ですが、ドラえもんはロボットなので細胞を保持していないと考えている人が多いと思います。確かにロボットですが、映画ドラえもん33作目

「のび太のひみつ道具博物館」

では、猫型ロボットには猫の遺伝子が組み込まれていると明言されていました。ロボットに遺伝子だけ入れて遺伝子の入れ物である細胞(真核細胞の場合)を入れないというのもおかしな話ですので、細胞は入っていると考えます。そうに決まってます。

②については、ドラえもんはどら焼きなどの食べ物を食べてエネルギーに変えていると公式から発表されているので問題なしです。(東日本大震災以前は原子力エネルギーで動いていると明言していました。)

③は先述したとおり、猫の遺伝子が入っているそうなのでOKですね。

そして⑤についてですが、体内環境を一定に保てないようなロボットは不良品以下ですので当然満たしていることになります。

いやー良かった良かった。これでドラえもんは生物であると完全に証明されましたね。


え?④はどうなのか?ドラえもんは子孫を残せるのか?
いや、それはちょっと・・・まあ、難しいですかねぇ・・・

ええ?偉い人が地球では体の60%が水分じゃないと生物ではないって言ってた?

もっとよく調べてこい?
調子こいてんじゃねえ?
どら焼き食べたい?

ぐぬぬ、ドラえもんは生物とは認められないのか・・・・・・?

いや、そうはさせない。ドラえもん、必ず君を生物だと認めさせてやるからな。
考えろ自分。考えて、考えて、考えるんだ。必ずこの文章の中にヒントが有るはずだ。
はっ!10行目の20文字目!「地球上の」と書いてあるではないか!
ならば「地球上」の生き物ではなければいいのではないか・・・?
そうか、つまりドラえもんは未来の地球で作られたものの、
ドラえもんを構成している物質は宇宙由来なのではないだろうか?
そう考えて裏付けを探すと色々出てきた。
まず、ドラえもんの生まれた2112年には宇宙開発も進んでいる描写があること。
例えば、宇宙人を呼ぶ機械、宇宙に行ける列車、ロケット操縦訓練機なんてものもある。
そして原作者の藤子・F・不二雄さんがドラえもんのチャームポイントでもある四次元ポケットは未来の世界とワームホールでつながっていると発言していること。
ワームホールとはブラックホールの原理のようなもので光や時間軸も吸い込み捻じ曲げてしまうものだ。つまりこの技術は明らかに地球のみで作れるものではない。
そんなことをしてしまったら地球がなくなってしまうからだ。
さて、話を戻すとドラえもんがどこでもドアなどの大きな秘密道具を取り出す時に空間がぐにゃりとネジ曲がっているのを見たことがある人は多いだろう。
それこそが四次元ポケットがワームホールであるという証拠である。
つまりドラえもんは未来のどこかにあるひみつ道具の倉庫(物置?)からテッテレ〜と道具を取り出していることになる。
そして四次元ポケットは取り外し可能なためドラえもんを構成している物質とは呼べないが、四次元ポケットに宇宙由来の技術が使用されているならドラえもんにも何らかの形で使用されていると考えるのが妥当だ。

惜しむらくはドラえもんを構成している部品が何によって作られているかはっきりと示されていないところだが今後の映画やアニメでなにか進展があることを期待しよう。

さて、これらのことを合わせて考えると、ドラえもんには子孫を残す力がなく、体の60%が水分でないことから
「地球上」の生物ではないと考えられるがドラえもん自身に宇宙由来の物質が使われている可能性が高い。
つまりドラえもんは地球外知的生命体、エイリアンだったのだ。







・・・・・・まだ文句がありそうな顔してるそこのお前、いいか?      
      ドラえもんは存在しないんだよ。



〜終〜


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