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脳コワさんのススメと理解者がいないから諦めない真逆の話

長々とダラダラ書いてるけど
結末を言うと
相手の理解はするけど理解するがゆえに
諦めた自分のことは周りに理解されない、
その方が諦めずに目的達成できるのでは?

っというややこしい話です。

この『諦める』という発想自体、自分が未熟者なのでしょう。覚悟持って自分の意思で相手を受け入れている介護者にはピンとこない話です。私は自分が決めたことを諦めるのが難しいのです。辞め際がわからない…

私の母は脳梗塞による高次脳機能障害で
見えない障害を抱えていることを
鈴木大介さんという当事者の書籍
『脳が壊れた』『脳は回復する』で知る

それまでは母は発達障がいだからと
色々行動が特性だと決めつけていたけど
書籍を読んでから発達障がいなのか
高次脳機能障害なのかわからなくなり
さらに認知症とも区別がつかず
悩みがさらに増えて蓄積していた

そんな中、新たに鈴木大介さんの
『脳コワさん支援ガイド』を読み
高次脳機能障害もADHDも認知症も
困りごとは同じだということ!
なのでどの病気なのかと特定せず
トータルで相手の困りごとはコレ!
という理解まではいかなくても
知識があれば介護者側も楽になる

でも理解しすぎると
自分の人生を諦めてしまうことになる

母が見えない不安で困っているなら
放っておくことに罪悪感が募るし
母を差し置いて充実するのも申し訳ない

こういった無言の呪縛で子供の頃から
変な抑え方で些細なことで変な爆発して
最終的に捨てる覚悟で実家を飛び出し
反省して家に戻って同じ繰り返し…
ということをしたけど

結局弟にとっても私は邪魔だと気づき
また家を出て20年ほど母と離れ
介護きっかけにまたいろいろ諦めて
母のことを優先に自分の欲を捨てて
子供の頃とは違う立場や価値観で
衝突しまくりで希死念慮の波を
スッと抑えてくれたのが
『脳コワさん支援ガイド』ということ
(とはいえ希死念慮はなかなか治らん)

親の困りごとを理解をしようとすると
自分の人生を諦めるほうが気持ちは楽
寄り添うなら諦めるしかないのだ。

これは良いことなのか?わからない。
私は少なくとも希死念慮に陥った
これは私が人よりわがままで
自分のやりたいことが我慢できない
思い通りにならないから病んでいるだけ
自分の決めた道が諦めきれないのよ…
しつこいのよ…約束破りたくないのよ

子供の頃、バスケットボールで
100回フリースロー決めるまで帰らないと
毎日夜な夜な公園でフリースローしてた

母の独特な束縛と依存と弱者感は
外部からは理解されにくい。
その介護者の気持ちも理解されない

仕事でいうと介護とは無関係な時
私も介護者家族の理解できなかったし
それを想うと今の私が介護の悩みを
話しても意味が無いから話さない。

ここでふっと、
自分の介護の苦悩を理解してもらったら
楽になるかもしれないけど
その代わり、サボる赦しを得るわけで、
自分のことを諦めても平気になり
結局楽した分、遺された後に不幸では?

理解されて楽になるのは良いけど
私は理解されない環境で言い訳せずに
やっていかないと自分の人生が築けない
理解されないからこそ継続できている
諦めずに済んでいることにも気づく

って長々と何が言いたいか?
よくわからないね。

まとめると
脳コワさんのことは理解する

理解したら自分の欲は保留になる

そんな自分が他者に理解されるとする

気持ちが楽になり諦める理由ができる

楽にはなるけど自分の人生が行方不明

結局社会参加への不安が募って病む。
【介護者家族の社会復帰問題!!】

それであれば
脳コワさんのことを理解する

自分のことは理解されないと理解する

理解されない中で少しづつ挑んでみる

周りが思う以上に苦しくて辞めたい

理解者がいないので通用せず耐えきる

時間かかっても自分が保てるようになる

の方が最終的に自分の人生も進むのかな
っと思う、

ただ…ここまで書いて気づいたけど
これは私が往生際が悪い過集中で
元々人に相談しないタイプで
孤独に黙々と目標達成したいから
そういう考えなのかもしれない…

『人に甘えたらそのまま堕ちる』
『誰にも相談しない』

という価値観が根源で歪んでいるのかな

とにかく!
『脳コワさん支援ガイド』は他者理解をし
そこから自分が楽になるヒントがあり
めちゃくちゃおススメの本です!

特に私は他者理解が乏しく(後でASDだと知る)
この本で社会人として人の気持ちに
寄り添うとは??が学びになりました

『諦める』と思っていること自体
やっぱり自分はわがままだと
よーくわかった記事になりました!

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