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7.WAIS心理検査でADHD/ASDの結果が判明し驚いた話

先日メンタルクリニックで
心理検査を受けた話を
結果を聞く前の心情を書いた↓

WAIS心理検査でADHD/ASDの結果

今回は、結果を聞いたことにより
私個人のIQ/ADHD/ASDについて、
得意不得意について知ることができた

ここで書く結果は、私個人のものであり他者に該当するものではありません。1つの数値が同じでも他の項目が変わったり、診断時の様子など含んでいるし、細かい部分での得意不得意でも個々で診断結果が変わりますので数字を出して誤解されないよう具体的な数字の記載もしておりません。
また私自身も結果は目安とか気づきとして捉えていてすべて正解だと思っていません。

WAIS-IVの総評

WAIS-IVで調べるのは

  • 全検査(FSIQ)

  • 言語理解(VCI)

  • 知覚推理(PRI)

  • ワーキングメモリー(WMI)

  • 処理速度(PSI)

まず、全検査に関して
平均よりも上で正直驚いた。
中学校の時も勉強を放棄し
高校生の時もバイト三昧、
大学なんて目もくれず就職。

仕事ばっかりしてきたけど
費やす割りには特に大きな花も咲かず
ずっとうだつの上がらない人生で
地頭がよろしくない、
てっきりIQは低いと思っていたので
これは心底驚いている…

で、この検査で高IQだから良い
低いIQだからダメなどではなく
各項目の点数に15以上の差があると
日常生活で困難な状況が
起こりやすいという診断なので

IQが平均以下でもなだらかであれば
発達障がいの疑いはないらしく
逆に高IQでも凹凸に差があると該当。

私は、言語理解と処理速度が低い側
知覚推理とワーキングメモリが高い側
(具体的な数値は不記載)
ということで、差があった。

言語理解と処理速度にかんして
私は国語がずっと成績が良かったので
正直ショックを受けている。
しかし、テストの時に自覚したのが
全く使ったことがない四字熟語で
読むことも意味の解説もできなかった

心理士さんによる補足で簡潔にまとめると

課題ごとの得点にばらつきがあり、得意なことと不得意なことに差があるようです。全体的な特徴よりも能力ごとに自身の特徴を把握しましょう。

『言語理解(言葉を理解し言葉を使って表現すること語彙や知識の習得)』語彙力は平均の下ですが言語を推理する力、学校教育的な知識は平均水準で、知っている言葉は同年代と比べて少なく言葉の本質的な理解にずれが生じている、興味あることは詳しく説明できますが、そうでない場合は言葉足らずで説明不足となりやすく、そのため他者とのコミュニケーションにおいて認識のずれや摩擦が生じやすい状態です。

『知覚推理(目で見た情報を正確にとらえ情報を元に推理すること)』はご自身の中で最も得意な分野だと伺えます。視空間認知といって空間的な配置関係や距離感を把握する力、視覚情報を分割して分析する力、絵や写真・図形やグラフなどの視覚情報を分析する力は高く、視覚から得られる情報を分析したり問題を解決することは比較的得意の様ですが、絵や物の形や大きさを正確に判断することが苦手で見間違いや見落としをしやすく見直しをしても自身で気が付かない特徴もあると考えられます。

処理速度(視覚的な注意集中力・素早く正確に作業すること)』は違いを見極めるという判断力は平均ですが手作業の速さ、注意、集中力は平均の下で繰り返し行うような手作業は平均ですが自身の中では苦手な位置づけにあるようです。また興味関心の差が大きく影響して作業内容にパフォーマンスの差が出やすく興味のない作業内容では極端に作業の質が低下することもあると考えられます。

ワーキングメモリー(聴覚的な注意集中力・聞いて覚えて頭の中だけで作業すること)』は記憶容量、複数の情報を整理して記憶する能力は平均より高く、短期記憶が同年代の平均よりも得意な位置づけにあるようで、周囲よりは多くのことを覚えることが見込めます。しかし注意散漫なこともあるので聞き間違いや聞き漏らし、誤った捉え方をしてしまうことがあります。

なるほど…
私はワーキングメモリーが少なく
覚えが悪いことが悩みだったのですが
周囲より多くを覚える見込みありって
なんだか納得いかないな。
良い評価ではあるけど
私自身は記憶力に悩んでいる。

ただ、
興味がないことは作業の質が下がる
(↑自己判定の記憶力弱いのはこれだね)
言葉足らずで周囲と摩擦とか
注意散漫で誤った捉え方、などは
確かに、納得。指摘されて感謝。

嬉しいのは知覚推理が
自身の中では最も得意な分野、
ということ。
家具職人として図面を見て
作り方を考えたりパーツの木取り
材料の積算や作業時間を考えるのが
とても好きなので安心。

先生曰く、凹凸があるけども
IQの高さで失敗経験を学習・記憶して
次に活かしてカバーできているんだと。

語彙力やコミュニケーションがいる
不動産の営業や事務仕事を辞めて、
知覚推理が活かせる
家具職人になった経緯は
自分で苦手に気が付いて
得意なことに動いたのは
生きづらさを回避できているんだと。

また都会生活の息苦しさ
無法地帯の理不尽な雑然とした町
満員電車の臭いとネオンの不快さ
こういうことから離れ
26歳で田舎に移住したのは
無計画で無責任逃亡と思ったけど
正しい自己防衛だったと
(だから介護で都会に戻り病んでいる!?)

ということで結局私はどうなの??
下記にADHDとASDの結果と感想を記す

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