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地元に根付くとなればそれはそれで悪くない。

明日で2022年も終わりという今日。ふとお客様のお見送りを終えて「これも悪くないな」と思ったことがあります。

この12月は元々は閑散期とはいえ、それでもポツポツとお客さまにおいでいただきました。海外からのお客様1組に対し日本人のお客様が3組。そのうち2組はご近所さん。振り返ってみれば8月あたりから12月末までの間に京都府内からのお客様が先の2組を入れても4組ほどありました。

ご利用理由は様々で、友人と気兼ねなくおしゃべりがしたい、市内へのお墓参り、ちょっとした気分転換。変わったところでは日中誰にも邪魔されずにいたいのでということで日中は宿にいて夜は自宅へ帰る等。

こちらとしては犯罪に繋がったり、ルールを守っていただければ特に理由をお伺いすることもないのでどのようにご利用いただいても構いませんが、ご近所さんまたは京都にお住まいの方にご利用いただくと、こちらも色々メリットがあるのじゃないかと思えてきました。

こちらが思う主なメリットとしては

  1. 値段が見合えば割と気軽に数回利用してもらえる。

  2. 近いところに住んでいれば顔見知りも多い。下手に噂になるようなことはできない。

  3. 住宅事情(路地の中に住むということのルール等)などをわかっているので細かく注意事項を確認する必要がない。

  4. 観光案内をする必要がないのでチエックインに手間が取られない

  5. 身軽なのでチェックアウトに時間がかからない

ただ、メリットがあれば勿論デメリットもある訳ですが、今のところ実際にはまだ感じてはいないです。もし今後考えられるデメリットとしては、

  1. 値段の割引を求められる。

  2. お客様同様、ご近所なのであれば下手に噂になるようなことはできない。

  3. 持ち主の詳細を知られている可能性が高いので何かあるとすぐに呼び出されそう。

  4. 一泊だけが多くなる。

  5. 全てが馴れ合いになる可能性がある。

メリットにしろデメリットにしろ、もう少し詳細に吟味する必要はあるかなとは思いますが今考えられるのはこんなところでしょうか。ただ、体感としては今のところメリットの方が多いと感じているので、今後地元利用を増やす方向で動いてみるのもありかなと思い出しているところです。

ずっと観光業に携わってきて、観光地で暮らしているので観光だけに偏っていると今のような事が起きた時途端に窮地に陥るのはわかっていた事です。いつも観光業以外の何かを始めないといけないとは思っていたのですが、中々取り組みを始めることができずにきていました。

であれば今持っている経験値や資源を生かしてみるのも試す価値があるような気がしています。
「さて何から始めようか。」これを考えるのもワクワクして悪くありません。

京都での宿泊は海外からも国内からも、地元からも大歓迎です!興味のある方は是非Tsumugi Inn (御宿つむぎ)のInstagramFacebookもみてくださいね!














拙い文章を読んでくだりありがとうございます。細々と描き続けられたらいいなと思っています。