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怠惰で派手なものをほしがる人は、一種の精神病ではないか?

以前から、日米の脳科学者によって、「クレクレ乞食」や「酒、たばこ、買い物、ギャンブル、セックスなどの依存症はドーパミン過多である」ことがわかっています。
(知らないのは、世界の普通国民だけで(その中には政治家や企業の経営者、人事部なども含まれる)、専門家はある程度、わかります。)

さて、この動画ですが、怠け者の兄が親のいうことも聞かず、家を出てスターになるといっていますが、ギターの練習などしていませんので、ドヘタです。まあ、それを見ている、「金貸して」「遺産くれ」といわれる妹です。毒親ではなくて、毒兄ですね。しかし、たぶん25歳くらいなのにいまだにろくに働いていなさそうな兄が、変です。


世の中、努力するのも才能のうちなのですが、この兄はいいものだけほしがり、努力しません。働いてもいるのかいないのかわかりません。最後は借金まみれになります。
この欲望まみれというのは、脳内ではだいたいドーパミンです。脳内物質なのですが、この量を減らせば、少しは「スターになりたい」だの、「ギャンブルしたい」だのは、気分を抑制できるはずなのですが。

ためしに、ドーパミンを抑える薬は一応あるようです。
・・・ん? 統合失調症に処方するようですが。

「リスペリドンと同様、ドーパミン受容体D2受容体とセロトニン2受容体(5-HT2A受容体)を阻害します。それぞれの受容体との結合のしやすさ(5-HT2A/D2結合比)などリスペリドンと異なる点はありますが、ドーパミン過剰により生じる幻覚や妄想はしっかり抑えつつ、薬剤性パーキンソン症候群などのリスクが第一世代抗精神病薬(ハロペリドールやスルピリドなど)よりも低いことに変わりありません。また、α2A受容体への親和性が強く、大脳前頭前野のノルアドレナリンを増加させる可能性があります。前頭前野は、思考・意思疎通・感情コントロール・記憶・集中・意欲などをつかさどる重要な部位ですので、認知機能全般の改善も期待されます。


いっそ、この兄は、たとえば15,6歳のうちから、こういう精神科医にかかったほうがよかったのではないでしょうか?

ずーっと飲み続けるのはきついですが、破産してホームレス一直線よりは、ましかなと思います。

もし、身近な人がまるっきり動物的で、ほしいものの抑制がきかず、ドーパミンどばどば系のほしがり人間であった場合は、「性格」とみなさず、精神科医のハイレベルな先生に相談するべきだと思います。

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