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お金の使い方に「人間」が現われる

新しいチャレンジをする時は、
常に勇気が必要になる。

リスクを承知の上で行動した先には、
新たな発見と、
自分が支えられていることに対する感謝の念が湧いてくる。

昨日、今日でそんなことを感じています🍀


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


お金というものは、ほとんどの人があったらいいなと思うもの。

どのようにしてお金を貯めるのか。
お金を稼ぐのか。
お金を増やすのか。

ということが語られる中で、
「お金の使い方」の発信はそれに比べて少ない。

お金の使い方は言うまでもなく非常に重要です。

そして、お金の使い方を見れば、

その人の価値観、人間性、器、
といったものが大体分かると思っています。

なぜならお金の使い方は成育歴を経て、
身体に染み込んだものが多く、
その感覚はそう簡単には変えられないと思っているからです。

この記事では、「お金と人間」というテーマで、
「お金」というフィルターを通した人間に関する様々な考察を伝えることができればと思います。

あくまで筆者の考えですので、
興味本位で肩の力を抜いて読んでくださればうれしいです。



本当に裕福な人と成金の違いは?

全身にブランドを着て、
高級な車に乗り、
タワマンに住む。

お金持ちと聞くと、
そのようなイメージが浮かんできそうです。

しかし、本当にお金持ちだったり、
裕福な人たちというのは、
そのような「目立つ」ことはしません。

なぜなら目立てば目立つほど、
人に妬まれ、狙われる確率が上がるからです。

では、なぜ狙われると分かっていても、
そのような高級そうなものを所有したがるのでしょうか。

1つ目の理由は、自己承認欲求。

「自分はこれだけもっているんだ」

ということを人に見せびらかしたい欲求です。

2つ目は、

「自分が社長なのだから、部下にカッコ悪い姿は見せたくない。夢をもたせたい。

といったことも考えられます。

もしくは、両方ですね。

世の中で大きく成功してきた人たちというのは、
実は、かなりのコンプレックスをもっています。

そもそも全てが満たされている状態では、
何かを起業しようと思わない。

(稀に使命を負って世に生まれた方もいると思います。)

自分を見下ろしてきた人たちを見返してやりたい。

そんなマイナスのエネルギーをバネにして
成功をした人というのは、
外見に自己承認欲求が現われます。

逆に、裕福な人たちで、
見た目な地味な人たちは、
満たされてきた人生を送っています。

その場合、
初代の人物が大きく成功し、
二代目に遺産を引き継いだ形のような、
親の遺産を継承しているパターンが多い。

生まれた時から裕福な環境にいたからこそ、
お金にがめつかなくてもよい感性なのです。


お金感覚は愛着のようなもの?

筆者は、お金の感覚は、

「幼いころから築かれた愛着のようなもの

だと思っています。

愛着は、目には見えないけれど、
0~3歳の時に非常に根深く子どもに植え付けられます。

そこから、
コミュニケーションの取り方、
信頼関係の築き方、
精神の安定のさせ方、
など生きていく上の土台を築きあげる。

一方、
何か指摘されたら怒りで対応する。
否定される心配のあまり挑戦を恐れる。
周囲からネガティブなメッセージを受け取りがち。

といった愛着のスタイルを築くと、
大人になってもなかなか抜けません。

お金もこれと同じだと思っています。

お金があるならば、あるだけ使うスタイル。
必要最小限の出費にし、とにかく貯める。

そのようなスタイルを染み込ませていくと、
大人になってもそれが抜けないことが考えられます。

20万円受け取っても全て使い切ってしまって、
「足りない」感覚になる人は、

100万円受け取っても、
同じ「足りない」現象になる。

逆に、2割貯金できる人は、
収入が変わっても2割貯金できるのです。

これも、自己や周囲への「安心・信頼」といった要素が影響していると思うので、

厳密に言えば、愛着とお金というものはある程度の相関関係があると考えています。

さらに言えば、
愛着と自己肯定感は密接に関係性があり、

自己肯定感が発展していった先に、
高いセルフイメージが構築される。

「自分はこれぐらいの幸福を受け取るべき人間だ」
というセルフイメージは、大人になれば、
そうそう変わるものではありません。

だから、宝くじで大金が当たったとしても、
セルフイメージがふさわしくなければ、
すぐにそのお金を手放すことになってしまう。

これが「宝くじあるある」のカラクリです。


筆者のお金の使い方

筆者は、20代の頃は自分が得たお金を、
「学び」に全振りしてきました。

その理由は2つ。

1つ目は、
自分の教師としての力が不十分であると考えていたため。

まだ、若輩者である自分が、
まがりなりにも「人の師」という立場で働いている。

ということは、
この受け取ったお金は、
「人の師」と呼ぶにふさわしい人間になるために与えられた「資金」であると考えていたのです。

そのような税金を受け取っていたからこそ、
市民の報酬に応えるという心意気でお金を使っていました。

2つ目は、
自分の価値観の中で最重要事項は、
人を喜ばせることにある。

と感覚的に分かっていたからだと思います。

人を感動させたい。
喜ばせたい。

その為なら、どれだけでもお金を使ってもよいと思っていました。

初任の時に子どもたちに作った手作りのアルバムは、
総額10万円分ぐらい使いましたし、

鉄棒指導の時も、
セーフティーマットや鉄棒グッズに、
総額15万円ぐらいかけたはずです。

学校では買ってもらえないので笑

ただ、我が心の師匠は、
演劇指導のためだけに、
30万円ぐらいのフットライトを買っていたので、

まだまだだなと思います笑

そして、自身の学びにお金を使うことも、

「より未来の自分が誰かの役に立てるため」

という思想が元になっていると思います。

ただ、師からの学びや読書を通して、
お金に関することは20代から学んでいたので、
あればあるだけ使い切ってしまう自分の習性を理解し、

給料から別口座に差し引かれるように
していました。

ADHD的に、
目の前になければ頭の中の選択肢から消えるのです。

人を喜ばせるために使いたいと思っている中、
自分のお金がなくては、
元も子もありませんから。

この

「人を喜ばせるためにお金を使う」

というスタイルは、
幼少期から見てきた、
母、叔父、祖父母から学んできたことです。

普段は慎ましく、
目に見えた贅沢はしない。

でも、
人を喜ばせたり、
人に投資したりする時には使う。

これが、自分の人生の価値感にマッチした使い方なのだと思っています。


お金が集まる人の特徴

筆者は、お金が集まる人は2タイプいると思っています。

1タイプ目は、

「お金を貯めることが楽しくて仕方がない」

という人。

とにかく、お金を貯めること自体が趣味。

だから節約することも苦ではなく、
むしろ楽しんでやれる。

YOUTUTBERの節約系の人なんかを見ると、
心底楽しんでるなと思います。

2タイプ目は、

「お金を持つべき器を持っている」

という人です。

お金というのは、
人からの感謝やエネルギーが形になったものなので、

それを受け取るに相応しい人にはお金が集まって来ると思っています。

例えば、
世の中に対して、何か重要なミッションを持っている人。

自分がこれをやりとげることが使命だと確信をもっているような器をもつ人のところへは、自然とお金が集まる。

投資家の人も、
そういったワクワクや信念をもっている人には、
お金を投資したくなるものだから。

後者の人に関しては、
根本的に、人に対しての希望や信頼があります。

よりよい未来を信じている。

そういう感覚をもっている人には、
信頼と同じようにお金も集まる。

投資だってそうです。

未来がよりよくなると信じているからこそ、
投資を行うことができるのです。


人生におけるお金のバランス

どれだけのお金が必要で、
何に使うのかというものは、
人によって千差万別。

ただ、大事なのは、
バランスを保つことです。

結構初期の頃の記事ですが、
Doing Having Beingという概念を紹介したものがあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Doingは、仕事、趣味、社会貢献など。
Havingは、所有物。
Beingは、存在を認められていること。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この3つのバランスを保つことが非常に大切です。

お金をたくさんもっているのは、Having。

ただ、お金があっても、
実は仕事自体が嫌であったり、
家族や会社の人間関係がうまくいっていなければ、

それは幸福とは言えません。

Havingに集中し過ぎると、
他の2者のバランスが崩れます。

よって、
やりがいのある仕事や趣味があり、
自分が満足できる程度の所有物があり、
ある程度満たされる人間関係がある。

といったバランスの取れた理想を目指すのかよいと思います。

そして、この3項目に、
30ずつのエネルギーを分配できる人もいれば、
100ずつエネルギーを分配できる人もいる。

それは、その人の「器」です。

自分の「我」を捨てて、

自分は大体これぐらいの「器」だなと、

「足るを知る」精神であれば、

程よいバランスが保てるはずです。


まとめ

お金は非常に大切で、有難いものです。

お金を卑しいものと考えていたり、
お金を信頼していない人のところには、
お金は巡ってきません。

ただ、
お金を人を見返すための道具として生涯過ごし続けた人たちの最期は、非常に寂しいものです。

誰も見舞いにこない。
病院でひっそりと静かに最期を迎える。

かつて、Havingに価値観を置き過ぎた人たちには、このような人が非常に多かったそうです。

現代は、そのような価値観がシフトし、
大分バランスを取るようになってきた時代。

自分自身の器や、価値観というものを理解し、
自分に合ったお金との付き合い方を考えるのが大事ですね。


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