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~起業家の資質~ アントレプレナー・クロサキナオ

金曜日!!
ここからが祭りです♪

土日を終えて来週の月曜日を迎えた時、
何か1つでもいいから新しくなっている自分になれるよう、週末を過ごしていきたい。そう思います。


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


SNSの普及により、
いつでも、誰でも、
起業できるようになりました。

YOUTUBERになって、
収入を得るようになれば、
それはもう起業です。

会社を設立するという考えもありますが、
SNS時代はアカウントが会社になり得る。

noteで収益を得ている人も、
全員が起業家であることに同義だと、
筆者は思っています。

ただ、
それをどこまで大きくできるのか、
どのようなサービスを提供できるのかは、
その起業家の資質によるのではないでしょうか。

「成功したい」
「自己実現したい」

そんな思いをもっている人は多い。

ただ、現実は、
自分が思い描いたところまで行けない人が多数。

そこで今回は、
起業家の資質というものをテーマに、
記事を書いていきます。

共育LIBRARYの、
メンバーシップの仲間とのコラボ記事企画です。

noteのクリエイターである、
クロサキナオさん。

本人が、
そこまでプロデュースを求めているかは分かりませんが、筆者が好んで勝手にやらせていただく形でお送りします。

どうか、最後までご覧ください。



破天荒フェニックス

『破天荒フェニックス』

という本を読んだことがあるでしょうか。

2018年に発刊された、
眼鏡チェーンであるOWNDAYSの再建物語です。

発売されてすぐ、
心の師匠が、

「面白い。読んだ方がいい」

と言ったので、
ソッコーで買って読みました。

一気読み。
それぐらい面白かった。

このOWNDAYSの再建を実現した、
田中修治さんの生き様が、
起業家というものを体現しているように感じる。

そこで、
起業家の1つの例として、
田中さんが行ったことを紹介をしていきます。

現在は、
知名度もすっかり高くなったOWNDAYS。

しかし、この会社は、
当時は、ほぼ倒産状態であり、
田中さんが縁あって、
売却先を探していた状況。

しかし売却先がなかなか見つからない中、

「じゃあ、自分が買い取ってしまおう」

と、田中さんが肩替わりをし、
黒字化しようと再建に乗り出したのです。

その時点で、何と、
銀行からの借金が14億円

このマイナス百万点の状態から、
田中さんはチャレンジを始めていきます。

他の業界に比べ、
メガネ業界はまだブルーオーシャン
圧倒的なNo.1がいない。

そこで

「メガネ業界のZARAを目指す」

と再建計画を練っていく。

全国の店舗を社長自らが見て回り、
販売の手本を見せ、
社員一人一人と飲んで、
聞いた思いを経営にフィードバックする。

社内で掲げたスローガンは、

「目立ったもん勝ち」

自己主張をしなければ、
何も変わらない。
誰かが気づくことを待つだけ。
自ら解決するように動き出そう。

そう社員にメッセージを送り、
売り上げを復活させていきます。

ただ、借金を抱えているのですから、
毎回の資金繰りはショート寸前。

あと2週間後に2千万を用意しなければ倒産
そんな状況がずっと続きます。

そんな状況であっても、
田中さんは決して守りに入りません。
常に攻めます

借金で返すお金が足りないのに、
新店舗を設立。

が、結局うまくいかない

他の会社を買収して、
共同経営で回復を狙う。

「はあ?借金返済がままならないのに会社を買収する!?」

と、銀行は怒り心頭。

加えて、
社員の心ない裏切りにより、
根も葉もない噂を立てられ、
善意を踏みにじられ、
うまくいかず

結果、1億円の資金ショート。
借金が返せない。

OWNDAYSの店舗の売り上げが伸びていても、
銀行に返済する資金を用意できない。
ジ・エンド

助け船が来たと思っても、

「お前の会社を買い取ってやるから、お前は会社の社長を降りろ」

というレベルの話しかない。

もういい。よくがんばった。
手放そう・・・

そう思った時、
偶然な出会いから、
田中さんの起業家としての腕に期待し、
資金をやり繰りしてくれる人が現れるのです。

その後も

資金ショートは続き、
返せないギリギリの日々が続きます。

そんな中の賭けで、
シンガポールに出店。
店舗は大成功
資金繰りも、その場しのぎで何とか。

だが、またすぐに資金ショート。
返せない。

「広げるしかない」

と、台湾に出店

周囲がいくら止めようと、
いくらリスクを伝えようと、
反対意見も意に介さず、
前進しなければ全てを失う覚悟で、
前に進み続ける

凄まじい重圧に耐えながら。

そして本当の倒産寸前の、
資金ショート締め日3日前に、
全ての借金を返済し終わったのです。
それまでにかかった時間は7年間

自分の資産を2億円使い果たし、
叔父の家まで担保に入れ、
本当にギリギリの瀬戸際で、
打ち克ったのです。

そこから、OWNDAYSは、
かなり盤石な企業となっていきました。

常に破天荒なアイディアで周囲を混乱に陥れ、
みんながもう駄目だと思っても、
不死鳥のように何とか蘇らせる

社員が付けたあだ名は、

「破天荒フェニックス」

さて、そんな1人の起業家の例から、

「起業家の資質」

というものを考えてみます。


企業家の資質とは?

「破天荒フェニックス」から読み解く、
筆者が考える「成功する起業家」の資質を3つあげてみます。

1つ目は、ぶち抜くスケール

「破天荒」という言葉にある通り、
周囲が予測できない発想や、
スケールの大きい動きや考え
スピード感で次々と物事を実現していく。

常識の枠の中に収まっていては、

「普通の壁」

をぶち抜くことはできません。

なぜなら、
「普通」のことはみんなやるから。

どこまでも自由な発想、つまり

「ぶちぬくスケール」

がそれを可能にしていくのだと考えます。

2つ目は、絶対的なしつこさ

とにかくしつこい。
諦めない。

予測不能な事態が起きたとしても、
自分が追いつめられている時でも、
誰かから批判されるようなことがあったとしても、

やめない。
淡々と続ける。
足を止めない。

ロックオンした目標に向かって、
周囲の目など気にせず、
突っ走る

そんな、

「絶対的なしつこさ」

は、やはり成功するまでやり続ける起業家には、必須の力だと思います。

3つ目は、冷静なメタ認知力です。

自分が今どのような現状にいるのか。
どのような立ち位置にいるのか。
世間では何を求めているのか。
何をすることが最短距離なのか。

戦略を立てるには、
自身のことを冷静に分析できなければなりません。

その為に必要なのは、
メタ認知の力です。

この破天荒フェニックスの田中さんも、
誰よりも会社の状況が分かっているからこそ、

「今、攻めなければ未来はない」

と、周囲から見たら破天荒な行動を、
次々と実行していっているのです。

自身や親戚の財産すら無くす恐れがある。

その中で、必死に、でも冷静に、
考えて、考えて、考えて抜いて次の戦略を立てている。

そのために必要なのは、

「冷静なメタ認知力」

なのです。


アントレプレナー・クロサキナオ

note界には、
たくさんの収益を得ている人がいます。

そんなたくさんの「起業家」たちがいる中でも、一際目立つのがクロサキナオさん

ちなみに、
アントレプレナーは、
ゼロから生み出すという意味ですが、
ナオさんはnoteを始める以前から会社を運営しているので、アントレプレナーと言っても差支えはないかと思います。

なぜ、ナオさんに一際光る、
起業家としての資質を感じるのか。

先ほどあげた3つの資質をもとに考えてみます。


❶ぶち抜くスケール

ナオさんの行動は全て規格外です。

常識というスケールに収まりません。

noteを始めて8ヵ月でフォロワー8000人。

そもそもナオさんがnoteを始めたのが、
2023年の6月末。

そこからわずか2ヵ月と少しで、
メンバーシップ開設。

翌月には共同運営マガジンを設立する。

さらに同時並行でKindleも発売。

このスピード感は、正しく、

「ぶち抜くスケール」

です。

しかも同時並行で、
Xも全力で運営しています。

今やフォロワーは6000人越え。

しかも、毎朝のように、
100人をゆうに超えるクリエイターたちに、
一言一言リプライをしているのです。

noteのコメントも、
もちろん返しながらです。

活動量も、
スケールをぶち抜いている
と言えます。

さらに、記事のストックも、
40以上?あるそうで、
先を見通し、
自分の活動に余裕をもたせるという、
計画力の面でも常識的なスケールをぶち抜いているでしょう。

このナオさんの「ぶち抜き力」を知ると、
自分の中の常識の壁が粉々に、
ぶち壊されていきます。

「そうか、クリエイターというものはここまで活動できるものなのか」

と、自分自身で勝手に決めていた、
枠組みをいうものを広げてくれる
のです。

そのお陰で、筆者自身も、
大きく成長させてもらったと思っています。


❷絶対的なしつこさ

これは敢えて語る必要もないぐらいでしょう。

記事を書き続けるルーティン。
コメントにはコメントを返す。
Xでのリプにはリプを返す。
営業活動も欠かさない。

とにかく、鉄壁です。

やり抜く力がずば抜けている

人は、やる気や、
モチベーションといったものを意識し過ぎると、

「今日は疲れているから・・・」

となります。
それが普通だと思います。

しかし、ナオさんは、

「やる」

と決めたことをやり切る。

そのしつこさが、
やはり圧倒的なのです。

人間は、
自分が行動を共にしている人の習性が、
自動的にコピーされていく性質があります。

ナオさんと交流をしていると、
いつの間にか自分自身のしつこさも磨きがかかるようになる。

その恩恵を、
少なからず筆者は受け取っていると感じています。

マガジンメンバー、
メンバーシップメンバーの記事紹介も、
ひたすらやり続ける。


❸冷静なメタ認知力

SNS業界の分析。
noteやXのそれぞれの特徴。
どんな投稿に関するPV数が高いのか。
読み手が求めている内容は何か。
どこまでコメントで踏み込んで、
どこまでは線引きするのか。

そんな「分析力」は、
ナオさんが長けているところの1つ。

その分析を可能にしているのは、

「冷静なメタ認知力」

です。

決して相手を傷つけず、且つ、
ありきたり過ぎて印象に残らないでもなく、
サラッと心に残るコメントや文章を残していく。

メンバーシップにある、
noteやXの攻略記事なんかを見てもらうと分かると思うのですが、通常の一歩も二歩も、十歩も奥まで、深く戦略を練っています。

自分の立ち位置や、
自分の力を冷静に推し量れる
から、
疲れすぎないギリギリのラインまで、
踏み込むことができるのです。


まとめ

ナオさんは以前、
Xのアカウントが凍結し、
6000人以上積み重ねたフォロワーが消えてしまうのでは・・・

となった時期があります。

周囲があたふたする中、
本人はいたって冷静に周囲に接してくれました。

「大丈夫。私の本業はnoteだから。何かあったとしても、ここからまた始められる」

そして、Xの凍結は解かれ、
見事に復活。

まさに不死鳥
フェニックスばりの復活劇でした。

ナオさんの記事を読むだけではなく、
動きを見ているだけでも学びは深いです。

このような人物の「仕事」を見れるだけでも、
noteをやってみた価値があったと筆者は思っています。

これからも、
アントレプレナー・クロサキナオの戦いの様を見ながら、たくさんのことを吸収していこうと思っています。

長文になってしまいましたが、
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

この記事が良かったと思われた方は、
ナオさんの記事に、
スキ、コメントをしたり、
共同運営マガジンに参加してみたり、
メンバーシップを覗いたりしてみてください。

きっとあなたが思っている以上の経験が、
得られる
と思います。


共育LIBRARY×メンバーシップの仲間のコラボ記事は、これからも発信していく予定ですので、楽しみにしてもらえるとうれしいです♪


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