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リーダーは「育てる」ものではない

あなたは肉じゃがの肉は、
牛肉派ですか?豚肉派ですか?

筆者は豚肉派です。豚バラ。

え?なんでそんなことを聞くかって?

特に意味はありません。笑


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


リーダーの育成。

どの仕事の分野でも、
このテーマが課題に上がることが多い。

ただ、
リーダーを育てるという視点をもちすぎると、
却って選択肢が狭まる感覚が筆者はします。

長年子どもを指導してきた経験からすると、
リーダーは育てるのではなく、
生まれるものだという感覚が強い。

今回は、
リーダーシップの性質について、
EQといった知見も織り交ぜながら、
記事にしていきます。

リーダーに必要なものを考えている人、
次世代のリーダー育成を考えている人など、
多くの人に役に立つ記事になればよいなと思います。

ぜひ、楽しんでご覧ください。



リーダーシップにはレベルがある

あなたが思い描く
優秀なリーダーは誰でしょうか。

なぜその人は
優秀なリーダーであるといえるのでしょうか。

アメリカの教育者である
ウィリアム・ウォードの言葉に、
このようなものがあります。

平凡な教師は、言って聞かせる。
良い教師は、説明する。
優秀な教師は、やってみせる。
しかし、
最高の教師は、生徒の心に火を点ける

子ども、生徒が、
自ら動きたくて動きたくて
仕方がなくなるように導くのが、
最高レベルの教師であるようです。

リーダーシップの力として欠かせないものに、
EQ(感じる知性)というものがあります。

リーダーシップを論じるときに、
話題にされるのが戦略、ビジョン、アイディア。

これらも、もちろん必要な力。

そして、メンバーとの感情的なつながり、
共感する力も求められる。

しかし、本当に優秀なリーダーは、
それらを全て越えた「共鳴」を起こす。

EQは、
そんな「共鳴力」を分解した指標であると言えます。


EQリーダーシップの4つの柱

最終的に「共鳴」まで起こすために、
4つのEQリーダーシップの柱を確認します。

それが、

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

■ 自己認識
■ 自己管理
■ 社会認識
■ 人間関係の管理

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

です。

自己認識は、
自分の長所短所の把握、
客観的に自分の力を測れているか、
自分に自信をもてているかという力。

自己管理は、
感情を自制したり、
環境への順応力であったり、
裏表なく自身の価値観に沿って発言できているか。

社会認識は、
共感能力、組織の全体像をつかむ力、
顧客にニーズに応える力。

人間関係の管理は、
人々を激励し鼓舞することができたり、
変革を実行でき、
影響力を発揮する力。

そもそも人間はみんな、
自分という人間のリーダーです。

父親から受け継いだ父性
母親から受け継いだ母性
それらをうまく制御して、
コントロールする。

論理、戦略、合理化を司る左脳と、
共感、感動、情熱を司る右脳
上手に統御する。

自分という人間を思うままに動かすのも、
リーダーシップなのです。

そのためには、
自分という人間を知ることや、
自分をどのように動かすのかを熟知している必要がある。

それが出来ている人が、
他者・組織や集団に対しても、
リーダーシップを発揮していけるのでしょう。

ただ、これだけで「共鳴力」を考えるのは、
ちょっと何かが足りない気がする。

そこで、ここからは、
筆者の過去の事例や経験から、
どのようにして「共鳴力」を発生させるのかを
書いていきますね。

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