平松恭兵@コーチングする経営者    

◆メイクセンス代表取締役 ◆キャリアウィーバー代表取締役◆ハウス執行役員◆NPO法人あ…

平松恭兵@コーチングする経営者    

◆メイクセンス代表取締役 ◆キャリアウィーバー代表取締役◆ハウス執行役員◆NPO法人あいむ理事|コーチングで会社経営する34歳です。経営者8年目|コーチングと人材業をしながら「コーチング的な事業作り」を行っています。|銀行員→バイト生活→コーチング起業/人材紹介事業/不動産業

最近の記事

「育てる」なんかおこがましい

人を育成する時、「育てる」という表現をよく使うだろう。 僕も「育てる」というワードをよく使う。 でも、よくよく考えると「育てる」という言葉の裏側には「自分は出来ていて、相手は出来ていない」という前提がある気がする。 (仕事や子育てなど、当然に自分は出来ていて相手は出来ていないことがほとんどなのだが) 表現方法として「育てる」という言葉を使うのはいいのだが、「自分の力で育ててやろう」というのはどこかおこがましいと思えてくる。 例えば、僕が育てた社員がいたとして… 本当に

    • コーチングの実力を測る指標

      コーチングを生業とする人達の実力を測る指標は色々ある。 有料コーチングの実施人数、クライアント数、売上高、クライアントの地位、などなど。 それらは正しい指標ではあるのだが、個人的にはもっとリアルな指標を大事にしている。 「どれだけ生々しい課題を持ったクライアントを変えられたかどうか」である。 生々しい課題とは、本当に人生に対して心が折れそうな状況のことだ。 例えば、今まで僕が乗ってきた相談では、借金、離婚、倒産、解雇、相続問題などがある。 なぜこのような課題に乗れ

      • 自分のポリシーに腹を括る

        「全員救う」 これは僕のポリシーとしている言葉だ。 コーチングで起業した時に、「自分がどうなりたいか」というのを一枚のマインドマップにまとめたものがあり、それを時々眺めては初心を思い出す。 そこには「全ての悩みを解決できるようになる」という大層な目標が掲げられている。 自分がやるコーチングは、どんな人のどんな悩みでも良い方向に向かわせるものでありたいと思ったのだ。 文字通り、困った人や悩んでいる人を全員救うつもりでやっている。 全員というのは、全員である。 総理

        • 人生は絶対評価。比較のゲームから抜けよう

          人生は絶対評価である。 最後に死ぬ時は、誰かと比較されて相対的に評価されることはない。 「〇〇と比べてこうだったね〜」などとは言われない。 「人より収入多かったね〜」 「同業他社より規模が大きかったよね〜」 「あっちの家より大きな家に住んでたよね〜」 「皆より良い車に乗ってたよね〜」 なんてことは言われない。 比較ではなく「その人自身がどうだったか」が人生の最終評価だ。 なのに、僕たちは比較という相対評価で自分を評価していないだろうか。 特に経営者という生き物は、

          コーチングに対する疑いを晴らすこと

          福岡にて、現在製作中であるコーチング本の打ち合わせを行なった。 コーチング本とは、僕の現時点でのコーチングスキルやコーチとしての在り方を書籍化するものだ。 「書籍化して売るぞ!」というモチベーションはあまり無く、どちらかというと自分自身の為だ。 自分の構築してきたコーチングスキルを体系化しておきたい コーチングを学びたい人やコミュニケーションに悩んだ人に「これ読んだらいいよ!」と手渡せる物がほしい 迷った時に、何度も読んで原点に返れる物がほしい そんな思いからコー

          コーチングに対する疑いを晴らすこと

          下からでも上からでもなく、対等にビジネスをする

          僕は「対等にビジネスをしたい」と思っている。 お金を払うから上だとか、依頼を受けるから下だとか、そういうのは良い仕事を生まない。 と、自分の経験から学んだ。 コーチングやコンサルティングで成果を出すには「対等」である必要がある。 僕はこれまでコーチングやコンサルの仕事をやってきた中で、「対等ではない仕事」をたくさんしてきた。 •「うちで実績を作ったらいい」と耳障りの良い言葉で、安値で都合よく使おうとする人。 •「もっとこうやるべきだ」とアドバイザー的に上から目線で

          下からでも上からでもなく、対等にビジネスをする

          経営者なのに発信しないのは逃げだ

          ※経営者は「事業を大きくしたいはず」という前提のもと書いております。 この現代社会で経営者が「発信しない」というのは、それだけで大きなハンデを抱えているようなものだ。 SNS、ブログ、動画配信、音声配信、全て無料で発信できる。 どの媒体を使ってどのような発信をするかは置いておいて。 特に、経営者なのに情報発信をしないということは一種の逃げである。 「そういうキャラじゃないから」 「そういうフェーズじゃないから」 「目立ちたい訳じゃないから」 「有名になりたい訳じゃな

          経営者なのに発信しないのは逃げだ

          さて、どんな葬式をあげようか

          9年前、僕の兄は交通事故で他界した。 その事については僕の配信するstand.fmを聴いてもらえたら分かる。 https://stand.fm/episodes/6632fd1777c9a8674fefdb27 兄ちゃんの死をとおして、僕は自分の「死」を意識するようになった。 自分が死んだら、何が残るだろう。 平松恭兵らしいエピソードはあるだろうか。 友達が夜通し語ってくれるようなエピソードはあるだろうか。 兄ちゃんの葬儀の時のように、皆が感情を露わにして泣いたり

          「継続する」ためのメンタリティ

          仕事をする上で「継続する」といったことに関するメンタリティについて。 これについては、コーチングでもテーマとしてよく上がる。 ちなみに僕は、コーチングで起業した日から丸4年間、1日も休まずにブログを書き続けた実績がある。 丸4年経ったときに、自分のフェーズも変わったので毎日書くことはやめたが。 (これは自慢ではなく、今回のテーマに説得力を持たせる為に言っておく) では、本題。 やる気があるとか、ないとか。 モチベーションが高いとか、低いとか。 テンションが高いとか

          「継続する」ためのメンタリティ

          「結果が全て!」がスローガン

          今日、キャリアウィーバーは第5期の決算を終えた。 結果は散々。 経営者としての反省しかない。 情けない事この上なし。 ちなみに、反省文は以前書いたので参照いただきたい。 https://note.com/kyoheyyyy/n/n63e2c92e6287 と、こんな反省をしつつも、気持ちは常に次のアクションへ向かってきた。 だから特に悲観的になっている訳ではない。 人材紹介事業に関しては 5月の入社予定人数が過去最高人数となっている。 「おい、皆やばいぞ?分かっ

          仕事が仕事として成立するバランス

          仕事の本質は「貢献」と「対価」であると思う。 誰かの「必要性」に対して貢献し、その返しに対価をいただく。 (貢献には色々な形があり、対価にも色々な形があるが) 仕事をする側にとって大事なのは「貢献すること」である。 僕は起業支援もするし、転職支援もする。 色々な形で「仕事をする側」の相談に乗る。 その中で、「貢献する」という本質が抜け落ちている人は少なくない。 「自分はこれぐらい稼ぎたい」 「自分はこんな生活がしたい」 「自分はこんな商品サービスを売りたい」 「自分

          仕事が仕事として成立するバランス

          調子が悪い、注目されない時こそ。

          仕事をしていれば、良いことも悪いこともある。 調子がいい時もあれば、悪い時もある。 結果が出る時もあれば、出ない時もある。 目先の結果に一喜一憂していては、大きな成果は得られない。 良い時だけ頑張ることは誰にでもできる。 そして、皆に注目されるから努力もできる。 問題は、悪い時に「どう在るのか」である。 大抵は、調子が悪くなると本来やるべきことをやらなくなる。 悩んだり、落ち込んだりしてアピールすることで構ってもらおうとする。 (もちろん自覚は無いが) そうやっ

          調子が悪い、注目されない時こそ。

          最後に報われるのは、誠実な人だ

          最近、キャリアウィーバーのGoogle口コミが増えている。 もちろん登録求職者の方々にお願いをしているのだが、思った以上に熱心に書いて頂けるから嬉しい。 社内でも「口コミ書いてくれました〜(喜)」という共有がされる度に、皆でその人との関わりを振り返っている。 この口コミを見る度に、自分達の関わり方が間違っていないことを証明されていると実感する。 自分達の関わり方で重視していることは多々あるが… キャリアウィーバーの行動指針に「誠実」という項目があり、その中には【本音で

          最後に報われるのは、誠実な人だ

          これは経営者としての反省文

          4月はキャリアウィーバーの決算月だ。 「経営者は結果が全て」「会社は決算書の数字が全て」だとしたら、僕は経営者として終わってるしキャリアウィーバーも会社として終わってる。 何の為にやって、何の為に存在しているのか。 もはや存在しない方がいいのでは?というレベルだ。 マジで苦しすぎて会社ごと辞めてしまおうかと思ったぐらい酷い。 単年の決算書上の数字だけ見たら、それぐらい酷く追い込まれた1年だった。 ただ、それはキャリアウィーバーという会社単体での話であるというのが、不

          何も湧いてこない、東京。

          東京での事業展開を模索する。 企業も多い。 人も多い。 コーチングの理解もある。 人材業の需要もある。 半年動いてみただけでも、ビジネスチャンスはたくさんある。 でも、何か自分の中に湧いてくるものがない。 個人的な野望に対しては、東京じゃないと出来ない事はある。 でも、事業として「東京でこれをやりたい」が湧いてこない。 大分でコーチングや人材の重要性を訴えるより、東京で展開した方が早いし楽だ。 でも、東京でコーチングや人材を事業としてやりたいという気持ちが湧いて

          僕は何者でもない。

          普段は大分で事業をしているが、半年前から東京での開拓活動を始めた。 半年前から色んな場所に顔を出し、人に会い、話をさせてもらっている。 当たり前だが、会う人全員が「はじめまして」である 大分では地元の友達やこれまでの人脈などもあり、常に繋がりがある状態で交流が始まる。 でも、東京での僕は「何者でもない」のだ。 大分で会社を経営してようが、実績があろうが、どんな活動をしてようが、東京での僕は何者でもない。 「はじめまして」という挨拶で始まり、自分が何者で、なぜ東京に