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【日記】2月26日〜3月3日

2月26日
朝から花粉が猛威をふるう。薬を飲んでいるので鼻は大丈夫だけど、目がチリチリする。思わず瞬きをギュッとする癖がついてしまった。以前、コンタクトを作る際に隣の人が「花粉の時期はワンデータイプにするのをおすすめしますよ」と言われていたのを思い出す。

月末ということもあって月曜日から大忙しの日。やってもやっても終わらない無限ループにハマる。やり切ろうとしたら3時間残業しなくちゃいけない量なのである程度のところで見切りを付けて帰る。

2月27日
朝のニュースで「昨日以上の強風が吹き荒れて花粉も大量に飛散するでしょう」と伝えていて思わず身構える。

前日にやり残した仕事を地道に潰していく朝。合間に新しい派遣さんの指導もする。その間にも目の辺りがチリチリし始める。去年はまだ序の口だったようで今年はただただシンドい。

昼に"ラーメン花月嵐"へ行く。麺がリニューアルされたらしく個人的には以前の方がスープとの絡みが良くて好きだった。

前日より進みも早く良いペースかと思いきややっぱり全然終わらず。1時間半ちょっとの残業。

2月28日
相変わらずの多忙に振り回される。さらに突然大量の商品が入荷があることを知らされてガッカリする。
新しい派遣さんが小さなミスをしてしまいそのフォローにまわる。根が真面目な人なのでうまくフォローしないと掘らなくても良い負の部分をどんどん掘ってしまいそうで少し怖い。

残業時間になってまたしてもドタバタになり結局前日より長い残業時間になる。

高橋幸宏「Mr. YT」リマスター盤を聴く。やはり音質、音像ともに素晴らしい。

2月29日
あっという間の2月末日。雨が細かな音を立てて降る日。
「月末だから今日は早く帰ろう」を合言葉に定時上がりを目指すも30分の残業。
終わって派遣さんと配送さんの車に乗り込んで地元まで送ってもらう。

高橋幸宏「Fate Of Gold」リマスター盤を聴く。"メルシィ・僕"はいつ聴いても沁みる。それは初めて聴いた10代の時からずっと変わらない。

3月1日
月初なので色々と落ち着いているらしく比較的ゆったり過ぎていく。

昼に天下一品ラーメンを食べに行くと注文は卓上に置かれたQRコードをスマホで読み込んで自分で入力する形式に変わっていた。人件費削減の狙いもあるだろうけれど、相変わらず注文してから着丼までかなり待たされた。まずはその辺りを何とかしてほしいのだけど。

仲の良い派遣の事務員さんから「今月で退職することになりました」と聞かされる。とても寂しい。"生理的に嫌いなタイプ"という所長の真隣のデスクに座らされて所長側の腕に蕁麻疹が出来たり、17時までの時短勤務なはずなのに休憩もほとんど取れぬまま18時近くまで残っていたりで色々無理させすぎだった。

夕方になっても落ち着いていたので片付け始めていたら急に大量の注文。そこからズルズルと1時間半の残業。帰りは配送さんの車で車内雑談。帰宅したら21時半をまわっていた。

サディスティック・ミカ・バンド「ライヴ・イン・ロンドン」を聴く。解散直前、もう壊れてしまったバンドに用意されたウェンブリーアリーナとマンチェスターでのライヴを記録したもの。

3月2日
朝、リュウジさんのYouTubeで見かけた「納豆茶漬け」を作って食べる。永谷園のお茶漬けで作ったお茶漬けにタレとカラシを入れて混ぜた納豆を載せる食べ方。普通に美味しい。途中から入れたわさびが良かった。

林芙美子「放浪記」を読み進める。最初は独特の世界観になかなか入り込めなかった。それが読んでいくうちにいつのまにか夢中になっている自分。ひとまず第一部まで読み終わる。ゆっくり読もう。

夜、カタカナのライヴを見に京王堀之内へ行く。
もうライヴハウスに行くことはほとんどなくなったけれど、カタカナのライヴだけは出来る限り体感したい。そんなことを思いながら入口のドアを開いた。

time tokyoの真っ白なステージを4人が思い思いの色に染めていくのを見るようなライヴ。「メイテイ」〜「お地獄百景」〜「AM27:00」という破壊力抜群の流れに文字通りぶっ飛ばされ「スターゲイザー」の世界観に心を鷲掴みにされる。瞬く間に過ぎていったライヴの最後は「インタビュー」。もはや完璧。音を浴びながら身体を揺らして身を委ねるのみ。素晴らしいライヴだった。

コロナ禍による休止もあったけど、いよいよカタカナは再び上昇気流に乗ったとライヴを見ながら思う。ここから始まる2024年、彼らはこれから何を描いていくのだろうか。

帰宅して最近お気に入りの"ひき肉青椒肉絲"を作って食べる。

3月3日
朝、2日続けて納豆茶漬けを食べる。どうやら気に入ってしまったようだ。

午前中はジャズを聴きながら「放浪記」を読み、のんびり昼寝してから出かける。
仕事で使う手袋を買いに電車で3つ先の街へ行く。レジの近くに三角コーンを持った子どもとやたら声のデカいお母さんがいて人目を引いていた。
手袋以外にも色々買うものがあってなかなかの出費になる。

春の日差しをめいっぱい浴びながらふと10年前のことを思い出す。ちょうど今時分に大きな節目があった。もし"あの頃があったから今があるのでしょう?"と言われたら何も言えない。けれど、少なくともあの頃より今の方が面白い人生を歩んでいると信じる。歳を重ねたことで昔なら頑なに受け入れなかったことにも「まあ、いいか」と思えるようになった。漸く少しくらいは自分も大人になったということか。

夜、電気グルーヴ「ライヴ・アット・フジロックフェスティバル 2006」DVDを見る。

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