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漫画制作の新たな相棒、その名は「chatGPT」活用方法を紹介!


はじめに


漫画制作において、ここ最近chatGPTが注目されています。この記事ではchatGPTをどのように漫画制作に活用できるのか具体的に紹介します。

1.漫画の評価をしてもらう

漫画制作において、客観的な評価は重要です。自作の漫画について、第三者の視点でのフィードバックを得ることは、作品の質を高める上で欠かせません。しかし、いつも信頼できる評価者を見つけるのは簡単ではありません。ここでchatGPTの出番です。

例えば、漫画のページをchatGPTに入力すると意見をもらえます。また、物語全体の流れについてのフィードバックをもらい、どの部分が読者の興味を引くか、どの部分が改善が必要かを知ることも可能です。編集者のような役割を果たすことができるわけです。

では僕が現在描いている漫画の1ページ目が読者に与える印象と評価を聞いてみます。
例えばこんなふうに聞いてみます。
「これらは僕が描いた漫画の最初の4ページです。感想をください。あなたはプロの漫画編集者です。」

1ページ目
2ページ目
3ページ目
4ページ目

すると、こんなふうに返答してきます。

「漫画の最初の4ページを拝見しました。以下、プロの編集者としての感想です。

構成とページレイアウト
漫画のレイアウトは非常によく考えられています。登場人物の表情や動作をクローズアップすることで、感情の細かなニュアンスをうまく表現しています。特に、最後のページにおけるキャラクターのシルエットは、物語の神秘的な雰囲気を高めています。

絵柄と表現
絵柄はクリアで洗練されており、登場人物の感情が伝わりやすいです。線の使い方が効果的で、特に影の表現が印象的です。しかし、登場人物の背景についてもう少し情報があると、彼らの状況や感情に対する理解が深まるかもしれません。

ストーリーテリング
物語の導入部としては興味をそそられる内容です。登場人物が何かに向けて準備をしている様子が伝わってきますが、彼らが何者なのか、何を目指しているのかという点についてはまだ謎に包まれています。読者が次のページをめくりたくなるような伏線やヒントを散りばめると、さらに読み進める動機付けになるでしょう。

全体の印象
全体としては、非常に質の高い作品の第一歩と言えます。読者を惹きつけるビジュアルとストーリーテリングの技術が見受けられます。今後のページにおいて、登場人物のバックストーリーや物語の世界観がより明らかになることを期待しています。続きを読むことを楽しみにしています。」

chatGPT

といったように意見をもらえます。
これにより、漫画家は自分の作品を多角的に見直し、読者にとってより魅力的な作品を作り上げることができます。

2.アイデアを考えてもらう

漫画制作における最大の課題の一つは、新鮮で魅力的なアイデアを常に生み出すことです。でも、正直難しいですよね。ここでchatGPTの登場です。

chatGPTは異なる視点から新しいストーリーやキャラクターのアイデアを提供できます。特に行き詰まってきた時、chatGPTは意外な方向からのヒントをくれることがあります。

例えば、これだ!というタイトルが浮かんだとします。でもストーリーが思いつかない。そんな時、chatGPTにタイトルからストーリーを考えて、というようにストーリーアイデアを考えてもらいます。

僕はタイトルから物語を作ることが多いので大変助かってます。

3.タイトル案を考えてもらう

漫画のタイトルは、読者の注意を惹き、物語の雰囲気を伝える重要な役割を担います。良いタイトルは、一瞬で読者の興味を惹きつけ、物語の核心を掴むことができるべきです。

chatGPTに物語の概要を伝えるだけで、関連するキーワードやフレーズを用いたタイトル案をいくつか提案してもらえます。そこから直感的にこれだ!と思ったタイトルを使ったり、タイトル案から新しいタイトルを生み出すことで魅力的なタイトルを生み出すことができるでしょう。
chatGPTは人間にはない膨大な情報があります。ですから新しい可能性があるわけです。

4.設定を深めてもらう

漫画の世界観や背景設定は、物語の魅力を大きく左右します。chatGPTはこれらの要素を深く掘り下げるのに役立ちます。

漫画の設定はただの背景にとどまらず、物語の核となる部分です。chatGPTを使ってその世界の歴史、文化、社会構造などの詳細な情報を作り込むことができます。これにより、リアルで魅力的な世界を創造することができます。

例えば、2040年のSFストーリーを作るとします。その場合、この年代はどれだけテクノロジーが発展しているか考察してもらいます。その世界の専門用語なども考えてくれます。
ファンタジーものなら、神話や伝説を作ってもらうことだってできます。
chatGPTを活用することで、一般的なテンプレートから離れ、独自の設定や世界観を構築することができます。特に、ファンタジーやSFなどのジャンルにおいて、chatGPTは無限の可能性を提供します。

5.リサーチしてもらう

先ほど言ったように、設定は重要です。設定を作り込むためには正確な情報や背景知識は不可欠です。chatGPTは、このリサーチプロセスを効率的にサポートします。
物語の舞台や時代設定に関連する情報は、リアリティと説得力を高めます。chatGPTを利用して、特定の時代や場所、文化に関する詳細な情報を素早く収集することができます。

6.スケジュール管理をしてもらう

漫画家にとって時間は貴重です。僕の場合、会社で働きながら漫画を描いているので、時間は命とも言えます。漫画制作は時間がかかり、各ステップに適切な時間を割り当てることが重要です。

例えば、chatGPTに漫画制作の全体的なスケジュールや目標を入力することで、実現可能な計画を立てることができます。これには、締切や優先順位の設定が含まれます。
chatGPTは、どのタスクにどれくらいの時間を割り当てるべきか、何を次に進めるべきかと言った具体的なアドバイスをしてくれます。これにより、作業の最適化と時間の節約ができます。

まとめ

この記事では、chatGPTを漫画制作に取り入れる様々な方法を探求しました。chatGPTは漫画家が直面する多くの課題に対して、有益なサポートを提供することがきます。
chatGPT をぜひ活用してみてください。

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