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「組織のOS」アップデートで、グループの成長を加速させる経営基盤強化を実現

みなさんこんにちは。「協働」を通じて、日本に熱を生み出したい!
㈱協働日本 広報担当の郡司です。

今回は協働日本でお取り組みさせていただいております、株式会社オーリック(鹿児島県鹿児島市)会長の濵田龍彦さん、グループ管理本部経営管理部の方志貴子さん、グループ管理本部情報システム部次長の梶原宏二さんのお三方からお話を伺いました!

オーリック社は九州一円に酒類・食品販売事業を展開するグループ企業です。現在どんな協働プロジェクトに取り組んでいるのか。そこからどういった変化が生まれているのか。
協働を振り返り、これからの期待について語って頂きました。

このnoteでは、インタビューの一部をご紹介します。フルバージョンはぜひ協働日本のHPにてご覧ください!

STORY:株式会社オーリック -グループの急成長を実現する「組織のOS」アップデートの取り組み-


オーリック社 会長 濵田龍彦氏(右)と、弊社代表 村松知幸 (左)

オーリック社の新たなチャレンジに伴走

株式会社オーリックは、鹿児島県鹿児島市に本店を構え、九州一円に酒類・食品販売事業を展開しています。

平成元年12月に鹿児島で初めての酒のディスカウント店をオープンした後、九州各地に事業所、配送拠点、繁華街店舗を設立。現在は九州最大級の品揃えを誇ります。

ワインや焼酎を主力商品として、さまざまな業態の顧客の要望に応じたドリンクメニューを提案力と、注文からすぐにお届けするクイックデリバリーで知られ、九州各地で事業が急拡大しています。

売上高 はグループ合計で554.2億円(2023年3月期)、従業員数はグループ合計2,700名(2023年3月期)と、鹿児島はもとより、九州の飲食業界で大きな存在感を持つ企業グループとして知られるオーリック社。不動産・建設事業などの事業にも取り組むなど、経営の多角化にも取り組んでおられます。

昨年の鹿児島県主催の経営セミナーへ協働日本が登壇させていただいており、そのことがきっけけで濵田会長とのご縁が生まれ、オーリック社の新たなチャレンジに、協働日本が伴走させていただけることになりました。

現在、同時に3つの重要テーマ(HR、DX、EC)に取り組んでおり、急成長の裏で見えてきたそれぞれの課題に共に向き合い、オーリック社員と協働プロによるワンチームで協働を進めています。

急拡大中のオーリック社
グループの規模も従業員数も急拡大中

「組織のOS」をアップデート

M&Aにより多くのグループ会社を迎え、グループの規模も従業員数も急拡大し、経営判断がより複雑で難しいものになる中で、これまでのやり方を踏襲していただけではその先の成長はないと話す方志さん。

人事制度や企業カルチャーはまさに、パソコンを動かす基礎的なソフトウェアであるOS のように、会社を動かしていくための重要な、基本の仕組みとだと語ります。
今後オーリックグループが更に大きな事業規模を目指す中で、言うなればその「組織のOS」 のバージョンアップが急務だと考えたそうです。

背景としては、M&A後のPMI(Post Merger Integration)の課題として人事制度の統一が必要だったことが挙げられます。
オーリックはこれまで、後継者不足の他社酒販店の受け皿となるべく積極的にM&Aを活用してきた結果、エリアによって人事制度が異なるという課題がありました。 統合効果を最大化させるための人事制度改革が急務となっており、これは組織のOSのまさにコアとなる部分と言えます。 

インタビューでは、「組織のOS」をアップデートすべく、協働日本との取り組んでいる内容について、詳しくお話しいただきました。
STORY:株式会社オーリック -グループの急成長を実現する「組織のOS」アップデートの取り組み-


「組織のOS」 をバージョンアップしていく

自分たちで考え抜いた結果の選択肢だから、自分の言葉で語ることができる

オーリック社との協働取り組みでは、人事制度改定と並行して、ITとEC分野についても2つのプロジェクトが発足しています。

IT分野のプロジェクトは、人事制度改定とは別の協働プロをアサインし、オーリック社の該当部門社員でチームを組み、最適な社内コミュニケーションツールの選定と、ひいてはワークスタイルの検討を議論するというもの。 

最終的に会長に報告をし決裁を得る際にも、ワンチームで議論を重ね自分たちで考え抜いた結果ということで、メンバーはみな自信を持って報告することが出来たと梶原さんは話します。 

EC分野のプロジェクトは、現在出店中のECサイト上での情報発信を見直すというもの。自社の豊富な取扱いアイテムを活かして、もっと情報発信や面白い施策をしたかったものの、何から取り組めばよいか迷っていたそうです。

そこで、実践経験豊かな協働プロがチームに加わり、具体的なKPIを設定。毎週・毎月追いかけていく仕組みを作っていったそうです。さらに今では、目利きには自信のある、お酒のプロであるオーリックの強みを活かした差別化戦略を議論中していると語ってくださいました。

これらの取り組みについても梶原さんから、インタビューの中で詳しく語っていただきました。
STORY:株式会社オーリック -グループの急成長を実現する「組織のOS」アップデートの取り組み-

濵田会長、方志さんお二人から協働日本へエールも込めたメッセージをいただきました


方志 貴子氏

方志:協働日本さんと取り組みを始めてから、原則リモートの打合せでありながら、わざわざ鹿児島まで時折訪問してくださったり、社風や実態を理解しようと努めてくださる姿勢が私はとても嬉しかったです。  

過去、コンサルティング会社の方に依頼しても、考え方がうまくフィットしなかった事例もありましたが、協働日本の皆さまは弊社の身の丈にあった実践的な提言をしてくださるところが大変有難いです。 

協働日本さんは「伴走」という形を大事にされていると伺っていますが、まさに伴走者として寄り添ってくださっていると実感しています。  

また協働日本さんとお付き合いする以前にも、実はフリーランスのリモートワーカーさんを活用する案もありましたが、その時はマネジメントの点で不安がありました。 

その点、協働日本から参加する協働プロのみなさんは、厳選されたプロの方であり、プロマネも立ててくださるので安心してお付き合いができました。弊社から依頼していた3つのプロジェクト間でも情報共有してくださっていたようで、コミュニケーションがとてもスムーズでした。 

こうした複業人材との取り組みは今後地域の企業に広がっていくといいですね。 

社内に新しい風を吹かせてくれる、新しい視点を持った、地方に数少ない高度プロフェッショナル人材の力を借りることはとても魅力的ですが、雇用しようとすると、様々なリスクがあります。 

その点で、協働日本さんのようなスタイルは、ちょうどよい形だったと思います。 

オーリック社 会長 濵田龍彦氏

濵田:協働日本さんの取り組みは、日本中だけでなく、いずれ海外にもきっと広がっていくのではないかと期待しています。 

同じような課題に直面している全国の地域企業は数多くいらっしゃると思います。鹿児島県をはじめ、どんどん成功事例を生み出して、発信していただければと思います。 

協働日本さんにはぜひ頑張っていただきたいと思います。 

▼取り組み中の3つの重要なテーマ(HR、DX、EC)の詳細をお話しいただいたインタビュー全文はこちらから

STORY:株式会社オーリック -グループの急成長を実現する「組織のOS」アップデートの取り組み-

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