<第141回> 自分のやりたいこと・向いている仕事が、分かりません。
こんにちは、安斎響市です。
今日いただいた質問は、下記のようなものです。
こんにちは。いつもツイート拝見しております。
28歳の男、消防士2年目。前職は郵便局の保険営業を3年。
消防士が体力、精神的にきつく、パートナーにも将来を心配されているので転職をしたいですが、自分が向いてる仕事ややりたいことが分かりません。
自己分析をしても、営業職が向いてる。
エージェントと話しても営業職が向いている。
しか言われません。
しかし、営業職にはトラウマがあり、出来れば戻りたくありません。
商材が変われば、などアドバイスをいただきますが、エージェントが転職者の数を稼ぐ為に言っているようにしか聞こえません。
自己分析をやり直したり、簿記の資格を取るほうがいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
「やりたいことが分からない」系の質問、最近多いですね。
なかなか難しい問題ですが、とりあえず、「自己分析」や「簿記の資格」はあまり役に立たないと思うので、選択肢から除外しましょう。
「自己分析」って、少しのきっかけに過ぎないので、あんまり長いこと時間をかけて何度もやっても無意味です。
短時間でちょっと試しにやってみるくらいで十分です。それ以上はやらなくていいです。
オススメの自己分析ツールについては、たまにTwitterで紹介しているので、参考にしてみてください。
資格に関しても、残念ながら、簿記を取ったくらいで転職できるなら苦労しないです。そんなに世の中は甘くないです。
28歳という年齢を考えても、今さら「日商簿記検定2級」などを取ったところで、ほとんど無意味だと思います。詳しくは、以前の記事に書いてあるので読んでみてください。
じゃあ、どうすればいいのか??
過去に経験があるのは「営業職」だが、営業の仕事にはトラウマがある。
現職の仕事は「消防士」だが、体力仕事はきついし、将来続けられるか不安。
自分がやりたいこと、個人的に向いている仕事が分からない。
こういうとき、どういう行動を取ればいいのか?
今日は、転職活動初心者にも分かりやすく、説明します。
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