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<第43回> 面接後のフィードバックって、どう受け取れば良いですか?


こんにちは、安斎響市です。


今日いただいた質問は、

エージェントを通して面接後に来るフィードバックはどう受け取ればいいんでしょうか。
選考が通った時は何が良かった、次はこうした方が良いなど、細かく書いてもらえることが多くて参考になるのですが、不合格の時は当たり障りのないような内容が書いてあることが多いです。 不合格だった会社こそ、何がダメだったか細かく知りたいのですが それをエージェントに聞いても良いものなのでしょうか?


 というものです。

※この週刊連載:安斎響市の「転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。

かなり込み入った質問や、人生相談のような投稿も多く、Twitterで140文字だけの回答だと私の意見を説明しきれないため、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。

質問の投稿は、こちらから


確かに、自分がなぜ面接で落ちたのか、という「不合格理由」に関しては、気になる人は多いと思います。

面接通過した場合の「合格理由」よりも、お見送りになった場合の「不合格理由」の方が、自分の今後の面接対策に生かすためにも重要な情報になりそうな感じがします。


しかし・・・

あえてはっきり言ってしまうと、「面接に落ちた理由」は、あまり気にしすぎても仕方がないと私は思います。

なぜかというと、転職エージェントや人事部のリクルーターから聞いた「不合格理由」って、多くの場合、あまり当てにならず、自分の今後の転職活動に生かすのも難しいからです。

ちょっと詳しく説明します。

「転職エージェント」や「人事」が言うことは正しいのか?


まず、大前提から話すと、「転職エージェント」「人事」が中途採用に関して知っている情報って、必ずしも信頼性があるものばかりではありません。

えー!? と思う人もいるかもしれませんが、それが事実です。

Twitterにも「転職エージェント」「人事」を名乗って色々と講釈を述べているアカウントがたくさんいますけど、あまりすべてを鵜呑みにしない方が良いと私は思います。


なぜなら、「転職エージェント」「人事」、この人たちはいずれも、

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