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3.いんどにいきたい

最近ハマっているものの一つがインド。
子供の頃はアラジンがとてもとても大好きでそんな憧れで情勢も知らずにインドにいつか行くんだ〜などと話していました。大人になりインドについて調べるたびに簡単に行く!とは言えない旅レベルMAXな国だなと実感しています。

ツアーのプランを調べると1番上に出てくるタージマハル、アラジンの映画でも出てきて凄く憧れなんですよね。あれがお墓だと知った時は私もインドの富豪になってあんなお墓を作ってもらいたいと思ったものです。いつか行った際はあそこらへんぼったくりが多いらしいので気をつけないといけませんね。
そんな話しはどうでもいいんです。

私が興味があるのはインドの死生観。ヒンドゥ教の教えですね。
輪廻転生が信じられていて死んだらガンジス川に戻るのが幸せと考えられているのだと。なのでインドで人が死ぬと何日もかけてガンジス川まで連れてきて川辺にある火葬場で火葬したりするみたいです。
日本では死=悲しい辛いというイメージが強いので晴れ晴れしい表情で故人を見送る姿が写されているインドの葬儀の記事を見るたび日本とは全く別の死生観なんだなと実感させられます。

それから葬儀でみられる貧富の差とかの記事とかもついつい読んでしまいます。
インドの火葬は川の横で燃料となる木材を組んで中心に遺体をおき火葬をするのですが木材の量で金額が決まるのでお金に余裕が無いとすべて燃え切らないまま川に流すらしいんです。そもそもお金がないと遺体のまま川に流すんだとか…ガンジス川を船で移動すると水で膨れた死体が流れてくるらしいですよ、日本では考えられない光景ですよね。

日本では殆どの地域で火葬必須なので完全に遺骨だけの状態にするのがあたりまえ、と思って生きてきた私からするとそんな光景を見たらひっくり返ってしまいそうです。

ガンジス川自体がもともとインドでは生活用水にも使われていて火葬後にはガンジス川で水浴びしたりもするみたいです。とある記事にはゴールデンタイムは聖なる水となるからその水でチャイを作って飲んでも問題ないと書いてあるではありませんか。たしかに日本の水もたどりに辿れば死体があるのでしょうが…なかなかそれを飲む勇気は出なさそうです。

火葬後川に流すインドでは故人を想う時何処に向かって想いを伝えるのでしょうか。日本だとお墓や仏壇、空なのが一般的ですが…
いつかインドの人と交流することが有れば聞いてみたいですね。

こうやって文章にしていると私はまだまだインドについて何も知らないのだなと思い知らされます。奥が深いなインド、それから宗教。

いつかガンジス川の火葬場を眺めつつチャイを飲んでみたいですね。私はお腹があまり強くないので胃腸薬をしっかり持っていこうと思います。

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