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暮れも押し迫ってきたのでクレー…

年末に、寒くしてすみません(汗)

超現実世界のような一年だったせいか、この世のものとも思えない作品が心に残る一年でした。
先日観た横浜美術館での「トライアローグ」展。”語らう20世紀アート”として集められた作品たちが、現在進行形のようで、とても興味深かったです。中でもクレー! 自分としてはこれまでは「ふーん」という感じだったのですが、こちらの心境のせいか、印象が随分と変わりました。

クレー蛾の踊り

《蛾の踊り》
パウル・クレー
1923年度

こちらの作品! 
なんと”動いて”た(ように見えた)んです…。タイトル通り踊っているように見えたかどうかは別にしても、なんかゆらゆらと浮遊しているかのよう。色の加減? 線の交わり? クレーって、こんな風に見えるのかぁと…いや、ひょっとしてこちらの年齢のせいで視界がおかしくなったせい? 

女の館

《女の館》
1921年

丸と三角と四角の組み合わせで、これだけ奥行きのある画面ができるんですねぇ。色彩も肝なんでしょう。いやぁ、《女の館》には、ぜひぜひ訪問したいものです(笑)

ということで、暮れのクレーに浸りつつ…あ、画家のプロフィールとかももっと調べて書き留めてておければよかったかも…。来年こそはです。

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