成長のトリガーについて

今、チームリーダー(課長クラス)や部長、執行役員が、次のステージを目指すにあたって、どういう成長トリガーがありますかね、という話を研究テーマとしてて、いろいろな会社のいろいろな方にお伺いしてます。

お伺いする中で、これをまとめるだけでもかなりの価値があるなぁと思うに至ったのですが、やっぱりダントツで多いのが「権限と責任の委譲」ですね。子会社で修行させる、いわゆる「可愛い子には旅をさせよ」「獅子の小落とし」ってやつです。

でそこで課題となるのが、「委譲しているようで実質できてない問題→がんじがらめで消化不良パターン」と、「委譲しすぎてつぶれちゃう問題→実力不相応すぎて事業もチームも崩壊パターン」がある。

これらはやりながら都度都度解決して学んでいくしかないんですが、やっぱりこの辺に金の卵が転がっているわけではなく、黄金の研修みたいなのもあるはずもなく。他にも主体性がポイントとか、コミットが大事とか、まぁそらそうだよねみたいな話を、実感も込めて持つに至りました。

また、マネジメント層は、「誰にどんな権限と責任を、いつ委譲するか」ということと、その上でどうフォローアップしていくか、どんな接し方をしていくか、が仕事なんだよなぁとあらためて実感しました。これも当たり前なんですが…。実感を込めて理解するのは大事だなと。

で、ほんとに大事なのはその中身の具体的な話なんですが、個別の話になってくるとここでは書けなくなっちゃうのでザンネン。せっかくだから、ほんとは他の会社のマネジメント層のみなさんと、いろいろ共有したいですね。

ちなみに余談ですが、「会社としての成長」という点で言うと、新卒を採用するということは、企業文化を醸成し、個人商店でとどまることから永続起業として事を成し続けることへの宣言なんだろうなと思います。

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