ログラインの書き方とは?
ログラインを知らない人がいたら、一度AIに聞くといいです。
Google AI Geminiの回答は以下。
いい感じの回答です。
ちなみに書籍からも引用したい。
でも実際にログラインを書くと、難しいと感じる人は多いはず。
ここでプロが書いたログラインをいくつか紹介したい。
参考にしたのは、『ストーリーの解剖学』 ジョン・トゥルービー(著)。
著者は、ハリウッドNo.1スクリプトドクターだそうだ。
このように、プロでハリウッドNo.1でもむずいのが、ログライン。
正直、いろんな本を読んでもログラインだけはなんかしっくりこない。
で、ちょっと立ち返ります。
そもそもストーリーってなんですか?
参考にしたのは、『「書き出し」で釣りあげろ』 レス・エジャートン (著)。
つまり、大前提として、
ストーリーには、主人公が抱える問題が存在しないと始まらない。
なぜなら、問題をどう主人公が解決するかがみんな気になって見るから。
で、あるなら、
ログラインの書き方は、
そう考えると、
『ゴッドファーザー』の1行目、なにか足りない。
どんな末っ子の息子だったのか?
彼の日常の姿は?
この前提条件(いわゆる問題)が1行目にあるだけでだいぶ深みが増す。
戦場での活躍で英雄扱いを受けた青年が、三幕で新たなゴッドファーザーとなる。(ヒーローからアンチヒーローという皮肉が効いている)
キャラクターの変化の軌道が大きいと感じさせることができる。なんか面白そうだと期待できる。
つまり大事なのは、
一幕で描かれる日常の状態、主人公のビフォアはどんな人だったの?
そして結果、主人公のアフターはどうなったのか?
これがログラインの本質なのではないか。
もし変化してなければ、ビフォアの状態の問題が解決していないし、そもそも問題だったのかも怪しい。
そうなると、ストーリーとして成り立っていないとわかる。
たった2行のログラインでそれを確かめることができる。
だから作品づくりの前に、ログラインを作ることが必要で推奨されている。
ぼくが推奨するログラインの定型は以下になる。
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